王様と私(The King and I)

2016年10月7日 金曜日 9:41 AM

アルカンターラと9人のアーティスト、王宮内の王子の居間を大改装、10月23日までパラッツォ・レアーレ(王宮)で展示

日時:2016年9月20日~10月23日  場所:ミラノ王宮(パラッツォ・レアーレ)、王子の居間(アパルトメント・デル・プリンチペ)  参加アーティスト:マウリツィオ・アンゼリ、アーサー・アルベッセ、パオラ・ベサナ、ジェントゥッカ・ビーニ、マシュー・ハーバート、小山泰介、フランチェスコ・シメティ、エイドリアン・ウォン、シェーン・アスペグレン キュレーター:ダビデ・クアドリオ、マッシモ・トッリジアーニ  入場料:無料



【イタリア・ミラノ発】 『王様と私』はミラノ市文化局、パラッツォ・レアーレ(王宮)、アルカンターラが後援しプロデュースする展示会で、2016年9月20日から10月23日までミラノのパラッツォ・レアーレ内、王子の居間の各部屋にて入場無料で開催されています。

ミラノのパラッツォ・レアーレで開かれているこの展示会ではアルカンターラ社(社名を登録商標とした製品を製造し世界中に販売する企業)が、人の心をとらえ驚きを与えるプロジェクトです。歴史的な雰囲気に満ち溢れた空間に現代アートを表現しました。『王様と私』展では、世界から集まった9人の国際的なアーティストが特別に制作した作品を展示。美術、演劇、音楽、ファッションの出会いは、アルカンターラ(R)素材と会場となった王子の居間(アパルトメント・デル・プリンチペ)でひとつの実験的世界を作り出しています。

世界からの参加アーティストはマウリツィオ・アンゼリ(Maurizio Anzeri)、アーサー・アルベッセ(Arthur Arbesser)、パオラ・ベサナ(Paola Besana)、ジェントゥッカ・ビーニ(Gentucca Bini)、マシュー・ハーバート(Matthew Herbert)、小山泰介(こやま・たいすけ)、フランチェスコ・シメティ(Francesco Simeti)、エイドリアン・ウォン(Adrian Wong)、シェーン・アスペグレン(Shane Aspegren)です。

ミラノ市文化顧問のフィリッポ・デルコルノ(Filippo Del Corno)は次のように述べています。「創造性の表現について言えば、パブリックとプライベートの境界は存在しません。ひとつの身振り、作品、それが何であれアイデアが形になった瞬間に、アーティストの内なる世界がパブリックなものになるのです。だからこそアルカンターラ社のプロデュースした今回の展示会は、市民のためという背景にふさわしいのと同時に、パラッツォ・レアーレの王子の居間を舞台とした『高貴な』ものとも言えるのです。この会場は、世界中のアーティストによる最も斬新で独創的な作品を積極的に展示しており、国際的なパブリック・スペースの中でも最も有名な会場のひとつとなっています。」


会場は、「王子の居間」内は10室。アルカンターラは、おとぎ話の世界に登場するキャラクターを使い共同でひとつの物語を作るよう依頼しました。そして、各アーティストが統一感あるひとつの物語を作り出しています。

王と王妃、王子と王女、カエルに迷宮……イマジネーションの世界と、彼らのストーリーの中を旅していきます。

キュレーターのひとり、マッシモ・トッリジアーニは次のように述べています。「アルカンターラとこの会場という二つの制約条件からアーティストと私たちは注意深く、しかし、遊び心を持ってえてきました。オリジナル作品の委託制作という形式と、王子の居間のようなスペースを活かす独特の方法のおかげです。私たちはこの空間を、単に作品を飾る、『ウィンドウ』や『舞台装置』に留まらず、作品を作り出す『精神』と『場所』として捉えました。ここを出発点に全てが刺激を受け、この空間、この素材を、ひと目で人を驚かす方法を新たに作り出したのです」

パラッツォ・レアーレの各部屋に合わせて作られた巨大な作品は、彫刻、写真、衣裳、インスタレーション、パフォーマンスで、領主の住居という空間と対話しながら、観客を魅了します。

展示会のイタリア語タイトル『Ho visto un re(王様と私)』は、ミラノの中心にある王宮を意味しており、軽快なリズムと傲慢な権力者への皮肉な目で知られるエンツォ・ジャナッチの有名な歌のタイトルでもあります。芸術と、歌と同じおとぎ話のような魅力によって、かつては少数の人のためであった場所が、現代的な装いで誰もが無料で入れる空間となりました。

展示会のキュレーターのひとりであるダビデ・クアドリオ(Davide Quadrio)は次のように述べています。「この空間は住居としてはめったに使われていませんでしたが、アーティストたちが出会い、協力し、素材と深く対話して作業を進める場として、あらゆる人の感性を刺激してきました。これによって多数のコンビネーション、シナジー、コラボレーションが生まれ、まったく新たなイマジネーション、いい意味で突飛な創造性を引き出しています。」

=展示作品=

展示の最初はジェントゥッカ・ビーニの作品「Skinned(皮を剥がれて)」です。混乱についての作品、隠しておくべきものがあらわになった時に生まれる歪みや望まれざる事実についての作品です。この作品では、装飾の下の層にフェイクの鉄筋コンクリートの壁が置かれています。高解像度写真をプリントしたアルカンターラ(R)で作られたこの作品は、マウリツィオ・アンゼリの作品「Giochi per un principe(王子のためのゲーム)」の最初のエピソードとも関連しています。一面はアルカンターラ(R)で覆われ、もう一面は反射面となっている2つの大きな手が観衆の姿をゆがめて映し出し、周囲の内装や私たち観衆に合わせた動きを見せます。

2番目の部屋にはアーサー・アルベッセによる2つの作品がありますが、これらは2つの古典的な寓話の再解釈と言えるでしょう。「Il principe ranocchio(カエルの王子)」は雲のパターンのアルカンターラ(R)で内張りされた泉で、観衆はつかのま王女や王子の立場に立つことで反射された自分の像を見ることになります。次の「Il re nudo(裸の王様)」では、6個の等身大のチェスの駒がアルベッセのデザインしたアルカンターラ(R)製アクセサリを身に纏い、私たち観衆と、孤独な裸の王様の動きをまねていきます。

続いて、フランチェスコ・シメティの作品を収める2つの部屋では演劇がテーマです。ここで観衆は目を見張る物語の中へと入っていきます。第一の作品「Xanadu(桃源郷)」は――まるでフビライ・ハンが築いてマルコ・ポーロが記録した伝説の都市のように――多数の固定パネル、移動パネルで構成されており、パネルには遥かなる土地へのエキゾチックな旅の映像が描かれています。パネルは18世紀の小さな劇場の舞台袖のように互いに交差し、まじりあっていきます。2つ目の部屋でシメティが見せてくれるのは「Cistula catottrica(鏡の箱)」で、外形はエンボス加工のアルカンターラ(R)で仕上げられた八角形のチェストですが、中には多数の鏡がはめ込まれており、作者の作ったさまざまな物体の姿をゆがめたり、拡大して見せます。これは王子の居間の建築と装飾が互いに反映して作り出す錯視であり、シメティの幻想的な絵画作品にも似ています。

マシュー・ハーバートの「Unconcealed(隠されずに)」のある4番目の部屋では、観衆はある簡単なことをするよう求められます――椅子に座ることです。この椅子は赤のアルカンターラ(R)で覆われ、スポットライトの光の中にありますが、そこからはアルカンターラ社の工場やオフィスで働く人々の声が聞こえてきます。このプロジェクトのための素材を実際に作っている男女の過去・現在・未来の生活を私たちが共有する時、空想の物語は現実の物語と融合します。

第6の部屋は再びジェントゥッカ・ビーニの作品「Frange reali(現実の/王の周縁)」です。超リアルにプリントしたアルカンターラ(R)にはさらに、スリット加工やシワ加工が施され、ぜいたくに飾られた部屋の床と壁を覆って、王子の居間内の別の部屋の装飾モチーフをまねたものになっています。つまりこの室内装飾の複雑な仕組みは、観衆が直接作品と触れ合うことでのみ見えてくるのです。

7番目の部屋では、日本の写真家、小山泰介が巨視的な複製写真を通じてアルカンターラ(R)の形態を探って行きます。これには幾何学模様のパーフォレーション加工が施されており、そこから「○△□」という作品のタイトルも来ています。Z字形の壁が、写真をプリントしたアルカンターラ(R)とハーネミューレ紙で完全に覆われています。同時に、3つの大きな垂直の構成部品がすべてを包みこむような目の錯覚を引き起こして素材とその複製画像の見分けをつかなくし、さらに部屋を飾る大きな鏡が相互の関係と映像の反射を増大させています。

住居の8番目の部屋を満たしているのはマウリツィオ・アンゼリによる「Giochi per un principe(王子のためのゲーム)」です。さまざまな青と茶色のアルカンターラ(R)で覆われ様式化された巨大な顔が、互いに重なりながら、タペストリーか大きな旗のように部屋の周囲に置かれています。中央にはやはり多数の顔でできた大きなスクリーンがあり、観衆の上にかぶさって、まるでおとぎ話でしか味わえないような誘惑と不安を同時に感じさせています。

パオラ・ベサナは作品「Notti a Palazzo(王宮の夜)」によって、自身の経歴をパラッツォ・レアーレの歴史と交錯させた家を作りました。作者は王子の居間をめったに住む人も使われることもなかった場所と考えていますが、それを親密な場所に変えます。彼女の家族が使う2つのベッドは、居間内でもっとも新しい備品に見られる王政復古スタイルで、それを長尺のアルカンターラ(R)がまるでベッドを守るかのように取り囲んでいます。素材にはベサナ独特のタペストリー・パターンがプリントされ、さらにテープ状の布[strips]が織り込まれています。この作品はやさしく空間を占め、暖かく家庭的な感じを与えています。

展示の最後を飾るのは「Ci ha visto un re(王は私たちを見た)」です。エイドリアン・ウォンとシェーン・アスペグレンを中心とした4人による作品で、アルカンターラ(R)の可能性の中で文字どおり迷子になる新しい体験を観衆にもたらします。部屋は複雑な迷宮に変えられ、衛兵のいるところに行くことはできません――ただ衛兵の帽子と銃剣が、レーザーカット加工のアルカンターラ(R)製の葉や花綱で覆った生垣と壁の上にのぞいているだけです。しかしこの衛兵は、不意に飛び出してくる俳優たちが演じる架空の宮廷の一員であり、これが展示会全体をひとつのパフォーマンス・アートに変えています。エイドリアン・ウォンとシェーン・アスペグレンが生み出したパフォーマンスのために、アーサー・アルベッセとジェントゥッカ・ビーニが衣装をデザインしました。

アルカンターラ(R)は多様性に富んだ素材で、自動車産業からファッションまでさまざまな用途に使われていますが、ここでは万華鏡のような展示会の中で現代アートの素材となっており、各アーティストがこの斬新な素材を楽しみながら探求したことは明らかです。その結果生まれたのは、彼らの中に生まれるイマジネーションの跡をたどる、遊び心に満ちた驚くべき展示会です。

アルカンターラ社の会長兼CEO、アンドレア・ボラーニョは次のように述べています。「今回パラッツォ・レアーレとの新しいパートナーシップには非常に期待しています。このプロジェクトは、現代文化をサポートする一連の創作を通じて、当社の企業としてのアイデンティティを表現し、あらためて認するものです。アルカンターラは唯一無二の素材ですが、今回の展示会は創造的な探求の中で素材の信じがたい多様性を強調するとともに、ひとつの主題に対する斬新な解釈と意外な結果を引き出すということも示しています。」

こうしてアルカンターラは現代のおとぎ話になりました。ミラノでも特に権威ある建物の部屋を観衆に案内し、多数の驚きに満ちた創造的なビジョンを作り出しているのです。

*この発表はグローバルのものです。


アルカンターラとは:
1972年に設立されたアルカンターラ社は、メイド・イン・イタリアの品質を誇る最高級素材を提供しています。アルカンターラ社(Alcantara S.p.A.)の登録商標であり、独自技術により生み出されたアルカンターラ(R) (Alcantara(R))は、他にはない優れた感覚性、美しさ、機能性を兼ね備えた画期的な素材です。驚くべき多様性を持つアルカンターラは、ファッションおよびアクセサリー、自動車、インテリアデザインおよび室内装飾、コンシューマ・エレクトロニクスなどさまざまな分野で一流ブランドに選ばれています。こうした特性、またサステナビリティ(持続可能性)についての真摯な取り組みや認証取得によって、アルカンターラは現代的なライフスタイルの象徴となっています――それは環境を尊重しながら、毎日使うもののよさを追求したい人のためのライフスタイルです。アルカンターラは企業活動全般からの二酸化炭素排出量について、全量の測定・削減・相殺に成功し、2009年に「カーボン・ニュートラル」認証を取得しました。またサステナビリティ分野における企業の取組みを示すために、国際機関であるテュフズード(TUV SUD)の認証を受けた独自の『サステナビリティ・レポート』を毎年公表しています(同社ウェブサイトからもダウンロードできます)。本社をミラノに置き、生産拠点と研究開発施設はウンブリア州の代表的な街であるネラ・モントロにあります。

アルカンターラホームページ(日本語): http://www.alcantara.com/ja/index.do
アルカンターラホームページ(日本語・サイトマップ): http://www.alcantara.com/ja/sitemap/index.do
アルカンターラホームページ(イタリア語):www.alcantara.com
アルカンターラ You Tube チャンネル(日本語):http://www.youtube.com/user/AlcantaraJapan

国際規格の取得認証:
UNI EN ISO 9001:2008年取得認証 品質マネージメントシステムの国際規格
ISO/TS 16949:2009年取得認証 自動車産業に特化した品質マネージメントシステムの国際規格
UNI EN ISO 14001:2004年取得認証 環境マネージメントシステムの国際規格適合を示す認証
エコテックススタンダード100:1994年取得認証 製品との接触が人体に害を与えないことを保証
Authenticity認証: インテリアデザイン業界で制定された正規品であることを保証する認証
SA8000認証:2008年3月認証取得 社会的説明責任へのコミットを実証する国際規格
カーボン・ニュートラル認証:2010年取得認証 二酸化炭素排出を環境プロジェクト支援によりゼロ化

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