東京と金沢のホテルが帰国困難な訪日外国人へ無償でお部屋を1,000泊以上提供しました。

2020年6月8日 月曜日 5:00 PM

インバウンドに助けられてきたホテルから訪日ゲストへの恩返し

コロナウィルスの影響で母国に帰ることが困難となった訪日観光客に向けて、宿泊施設の部屋を無償で提供するプロジェクト「Room for Rescue」が、3月24日から6月8日現在までで1,027泊を提供しました。 宿泊の新規受付はすでに終了しており、滞在中のゲストへは引き続きお部屋を無償で提供しています。


プロジェクトロゴ
金沢で宿泊施設、Kaname Inn Tatemachiを運営する株式会社Slacktide(本社:金沢市竪町41、 代表取締役:細川博史)、東京で5棟の宿泊施設、Sakura Cross Hotelを運営する株式会社シェアードバリュー(本社:港区麻布十番 代表取締役:桜井俊平)、東京で2棟の宿泊施設、BONDS HOUSEを運営するLIFE BONDS合同会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:石井 清登)の3社はこの度、コロナウィルスの感染拡大を防止するために行われた移動制限により、母国に帰ることが困難となった訪日外国人観光客に向けて、宿泊施設の部屋を無償で提供するプロジェクト「Room for Rescue」が、3月24日から6月3日現在までで1,027泊を提供したことをご報告いたします。

■ゲスト(宿泊者)について
観光旅行やワーキングホリデー、そして留学などそれぞれの目的で日本を訪れ、コロナウィルスの影響下で予定していた飛行機がキャンセルとなり、日本での延泊を余儀なくされた外国人を受け入れました。年齢や性別もさまざまで、計12カ国からのゲストでした。ほとんどのゲストが無事に帰国しましたが、現在まだ帰国の目処が立っていない方も一部いらっしゃいます。

滞在されたゲストの国籍と、総滞在数
■SNSでの拡散を通じて繋がった帰国困難者のみなさま
金沢の新聞、ラジオ、テレビを観た方や知人から口コミがSNSを通じて拡散され、さまざまな国の訪日WEBメディアや、インフルエンサーなどの目に留まりました。中には取り組みを知ったゲストの親族がイタリアの地方誌に働きかけ、掲載に至ったものもありました。


特に、アルゼンチン大使館はFacebookページで取り組みを紹介してくれ、実際に多くの宿泊の問い合わせをいただきました。

アルゼンチン大使館の投稿
投稿URL:https://www.facebook.com/1110203532355144/posts/3665682896807182/

■感染防止対策について
原則非対面でのチェックイン、チェックアウト業務の変更や、手指の消毒液を設置し、毎日の検温を義務化し、万が一感染の疑いがある場合の保健所への連絡体制を整え、徹底的に感染防止対策を行いました。また、共同で参加したホテル同士でテレビ会議を行い、ノウハウを共有することができました。

結果として現在までに感染者は0名で運用されています。特に懸念だった体温計に関しては、報道を通じて知った方々から義捐の品として必要な本数を提供いただくことができました。


ハウスルールと送られた体温計
■コンシェルジュがヒアリングした、滞在したゲストの声
滞在中のゲストとは、非接触/非対面での運用を行い、毎朝検温を行ってもらい、結果をメールで送っていただいておりました。そのメールを通してコンシェルジュがコミュニケーションを取り、情報を取得していました。その中で受けたコメントをご紹介します。
・いつもカップ麺とかスーパーの値下げ品を食べてたけど、地域のレストランが食事を提供してくれて本当に助かった。(イタリア・ハンガリー)
・フライトを予約しても、それは国が認可してないもので、キャンセルされる確率が高く、キャンセル料も払わないといけない。(イタリア)
・国の状況が非常に悪く、日本にいたほうが安全だ。(ロシア)
・日本で仕事をしながら旅をしたかったけど、仕事も解雇され途方にくれてた中助けてもらえた。本当に感謝している(アルゼンチン)
・両親が病気になって帰りたい、が帰ることができない(ロシア)
・ホテルのみんなはもちろん、金沢という街が大好きになった。ステイ先が金沢でよかった。(ロシア)
・最初はフライトがあれば帰ろうかなと思っていたけど、今回の一件で、日本、金沢が好きなった。可能なら日本で働きたい(アルゼンチン)
・自転車で日本一周しているときに、コロナが流行してどうもできなくなったところを助けてくれて感謝している。(イタリア)
・山や海沿いを散歩しながら石川の自然を感じられて嬉しい。公園でゴルフをするおじいちゃんたちにも癒されたり。全てはホテルにいられるおかげだ。(アルゼンチン)
・持病のため定期的に日本での病院の検査が必要だけど、全額負担はちょっと厳しいかも。このまま日本にいるかもしれないし、手続き次第だけど国保に加入も考えている。(アルゼンチン)
・ ワーホリビザ3ヶ月残っているが、雇用先より「期間が足りない」といわれ、就職できないかもしれない。雇用先があっても健康保険の住所が以前の滞在先のため、その変更手続きも必要になってくる。(アルゼンチン)
・今まで「外国人」ということで日本人との距離を感じていたが、金沢に来てからそういった事はあまり感じない。道を歩いていると声をかけてもらったこともある。(イタリア)
・日本で食べたご飯はなんでも美味しい!(アルゼンチン)
- お金がないから航空券も買えない。国境も開けてもらえないし、仕事もないし、ここを出たらもうどうやって生きていけばいいか今はわからない。(アルゼンチン)
・往路の航空券は300ユーロで買った。復路は2000ユーロを超えるものばかりだった。(イタリア)
・人には会えないけど、こうやってホワイトボード*今回の滞在者の交流を図る目的でホテル出入り口に設置したもので会話ができること、人と繋がれたことがとっても嬉しかった。(ハンガリー・ロシア)

■プロジェクトの経緯
発起人であるKaname Inn Tatemachiが2020年3月4日から、観光客が激減することでビジネスが立ち行かなくなる飲食店等を援助するために、Facebookを通して日本人向けに無料で宿泊施設を提供し、多くのゲストを受け入れていたのがプロジェクトのきっかけです。同取り組みの中で、代表の細川が知人を通じて帰国が困難になった訪日外国人の存在を知り、観光地金沢のホテルが恩返しできることが無いかと考え、プロジェクトを立ち上げました。
受け入れが始まり、ゲストの声を聞く中で、国際線が出る空港の近くに滞在したい希望が強いことを知り、さまざまな宿泊施設の関係者に声掛けを行い、2社のパートナーと共により多くの受け入れを行ってきました。
左:株式会社シェアードバリュー代表桜井と株式会社Slacktide代表細川、右:LIFEBONDS合同会社代表石井と株式会社Slacktide代表細川
■街と人とのつながり
金沢のKaname Inn Tatemachiでは15を超える地域の飲食店から無償の食事提供を申し出ていただき、ゲストへ昼食や夕食を提供する取り組みを実施しました。
左:差し入れをしてくれた近隣のレストラン、右:ふるまいパエリアを作る様子
■運営資金について
今回のプロジェクトへは各ホテルの経営判断により、自己資金や銀行からの借り入れにより運営資金を用意しました。賛同する個人からクラウドファンディングを通じ、支援金が一部集まりましたが、国や自治体からの支援はありません。
Kaname Inn Tatemachi クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/248886
Sakura cross hotelクラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/265266

■参加ホテル一覧

画像上:企業ロゴ、画像下:ホテルロゴ

■今回のキャンペーンウェブサイト
帰国が困難な訪日外国人向け向け申し込みページ
https://kaname-inn.com/room-for-rescue/

宿泊施設向け申し込みページ
https://kaname-inn.com/room-for-rescue/contact/

■プレス向けお問い合わせ先
r4r@kaname-japan.com
*件名にお問い合わせ内容を記入ください。
*お返事までにお時間をいただく可能性がございます。ご理解のほどお願い申し上げます。

■ハッシュタグ
#roomforrescue

■利用可能写真一覧
・ダウンロードURL
https://www.dropbox.com/sh/zkwyi0guuoocc9x/AABdWZUpA-0oDU1ps7lp3x9_a?dl=0
・QRコード
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