~江戸東京きらりプロジェクトによる新たな取り組み「江戸東京リシンク展」~  舘鼻則孝が手がけるアートに昇華された伝統産業

2021年2月2日 火曜日 4:48 PM

舘鼻則孝は、江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを新しい視点から磨き上げ、世界へと発信していく「江戸東京きらりプロジェクト」によるオンライン展覧会「江戸東京リシンク展」の展覧会ディレクターを務めます。「江戸東京リシンク展」では、東京都の伝統産業事業者を舘鼻則孝のコラボレーターとして迎え、新たに制作された作品を東京都指定有形文化財である和敬塾にて発表します。今回発表する作品は、「日本文化の過去を見直し現代に表現する」という舘鼻則孝の創出プロセスである「RETHINK」を起点として、古来より続く伝統産業の価値や魅力を新たなかたちで提案します。本作品は、3月上旬に実施するオンライン展覧会にて詳細が公開されます。




■舘鼻則孝による伝統産業を用いた新作発表への想い
「江戸東京リシンク展」では、歴史ある東京の伝統産業の新たな在り方を現代美術家として表現しています。私の創出のプロセスでもある「RETHINK」という考え方を起点として、伝統産業の特質を現代に再解釈し作品化することに意識を傾けました。伊勢半本店の玉虫色に輝く紅や龍工房の組紐を用いた「ヒールレスシューズ」を手掛ける工程では、通常合わさることのない素材や技法の掛け合わせによって、新たな表現を見出すことができました。現在、コロナウイルス感染症の流行も伝統産業に大きな影響を及ぼしています。そうした中でも、今回このように作品を発表できる機会をいただけたことに感謝しています。作品を通して古来より継承された伝統産業の魅力や新たな価値を感じていただければと思います。

■舘鼻則孝のコラボレーターとして制作を行った伝統産業事業者(社)一覧(五十音順)


小町紅 伊勢半本店
1825年に紅を製造・販売する紅屋として創業。門外不出とされた秘伝の製法から作られる玉虫色の紅は、世界で唯一、江戸時代の製法そのままに作り続けられている。現在は小町紅などの本紅化粧品のほかに食紅、絵具の製造なども行っている。


刃物 うぶけや
1783年に各種打刃物の製造販売を専業とする刃物店として創業。「職商人」として、商品を作り・売るだけではなく、仕上げやメンテナンスも行う昔ながらの形態をとり、現在は包丁や裁ち鋏、毛抜など幅広い刃物の製造販売を行っている 。


東京くみひも 龍工房
1963年に創業以来、組紐にあった糸づくりに始まり、染色・デザイン・組みまでを一貫して行う都内で唯一の工房。伝統的な組紐だけでなく、先代から受け継がれてきた技術とノウハウから組紐を進化させる商品開発も積極的に行っている。

■「江戸東京リシンク展」オンライン開催概要
【開催期間】 2021年3月1日(月)~
【サイトURL】 https://edotokyorethink.metro.tokyo.lg.jp
【主 催】 東京都
【参加企業】東京くみひも 龍工房、江戸小紋 廣瀬染工場、江戸切子 華硝、刃物 うぶけや、紋章上繪 京源、
小町紅 伊勢半本店、江戸木版画 高橋工房、暖簾 中むら

■舘鼻則孝(たてはなのりたか) プロフィール

Photo by GION
1985年東京生まれ。歌舞伎町で銭湯「歌舞伎湯」を営む家系に生まれ鎌倉で育つ。シュタイナー教育に基づく人形作家である母の影響で、幼少期から手でものをつくることを覚える。2010年に東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻を卒業。遊女に関する文化研究とともに、友禅染を用いた着物や下駄の制作をする。「イメージメーカー展」(21_21 DESIGN SIGHT、2014)、「Future Beauty」(東京都現代美術館 ほか国際巡回、2012)、個展「呪力の美学」(岡本太郎記念館、2016)、個展「It’s always the others who die」(POLA Museum Annex、2019)、個展「NORITAKA TATEHANA: Refashioning Beauty」(ポートランド日本庭園、2019)等の他、ニューヨーク、パリ、 オランダなど世界各地で作品を発表。また2016年3月にパリのカルティエ現代美術財団で文楽公演を開催するなど、幅広い活動を展開している。作品はメトロポリタン美術館、ヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されている。

■和敬塾 旧細川侯爵邸


会場となる和敬塾 旧細川侯爵邸は、昭和初期(1936年)に建てられた代表的な華族邸宅として、現在は東京都指定有形文化財として登録されています。本展では、各部屋の様式を生かした展示構成をご覧いただける貴重な機会となります。
https://www.wakei.org/honkan/


■江戸東京きらりプロジェクトとは


江戸東京の伝統に根差した技術や産品などを、東京の「宝物」として光を当て、その中から意欲ある優れた取組をモデル事業として選定し、新しい視点から磨き上げてその価値を高めるとともに、さらに効果的なプロモーションで世界へと発信していく取組です。また、モデル事業の磨き上げと発信の取組を通して、東京ブランドの確立やものづくりの本場・東京の再興、伝統ある産業の魅力向上、技の継承を目指していきます。
https://edotokyokirari.jp/

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