トーキョーアーツアンドスペース 「ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 3『停滞フィールド 2020→2021』」

2021年2月10日 水曜日 6:18 PM

「ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol.3」は、オリンピック・パラリンピックの開催都市東京が展開する文化の祭典「Tokyo Tokyo FESTIVAL」の1つとして実施するものです。 トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、これまで公募展や企画展、海外派遣などを通じて、アーティストを段階的、継続的に支援し、またその活動を紹介してきました。2018年度より開始したシリーズ「ACT (Artists Contemporary TOKAS)」では、TOKASのプログラムに参加経験のある作家を中心に、注目すべき活動を行っているアーティストの企画展を開催しています。 今年度は、新型コロナウイルスの影響により会期途中で休止となった展覧会「ACT Vol. 2 『停滞フィールド』」の参加作家である田中秀介、広瀬菜々&永谷一馬、渡辺豪の3組を再び迎え、これまでの価値基準が大きく変化した現在の社会に応答する作品を発表します。



展覧会名: ACT Vol. 3 「停滞フィールド 2020→2021」
英語タイトル: ACT Vol. 3 “Stasis Field 2020→2021”
会期: 2021年2月20日(土)~3月21日(日)
会場: トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京都文京区本郷2-4-16)
開館時間: 11:00 - 19:00(最終入場は30分前まで)
休館日: 月曜日
入場料: 無料
主催: 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース
参加作家: 田中秀介、広瀬菜々&永谷一馬、渡辺 豪
協力: ANOMALY
ウェブサイト: https://www.tokyoartsandspace.jp/
※新型コロナウイルスの感染状況により実施内容が変更となる場合がございます。

展覧会について
「停滞フィールド」とは、時間が停滞した領域のことを指します。SF作品やゲームに登場するこの領域は、しばしば装置を起動させることによって作り出され、時間が止まる、あるいは極度に遅延することで、その領域では内部の物体の動きが停止しているように見えます。参加アーティストの3組は、時空間に僅かな操作を施し、そこから生まれる差異や歪みを取り入れることで、物事の見方を問い直す作品を制作してきました。本展覧会では、1年前の展示から引き伸ばされた時間に対峙しながら、未知のウイルスによって人々の活動が滞り、今では停滞フィールドの内部に取り込まれたかのような社会を、それぞれの視点から捉えようと試みます。


参加作家/略歴
田中秀介 TANAKA Shusuke 

「TWS-Emerging 2016」参加、2016年「トーキョーワンダーウォール賞」受賞


日常の中で不意に出合った景色をモチーフに、その一部を意図的に強調したり、色彩を調整することで、自身が感じた驚きや違和感を映し出す絵画を制作しています。日々の生活の中であらゆる制限がなされ、暮らしが大きく変化した社会において、田中はこれまでと異なる対象の捉え方をするようになったと言います。本展では、「ACT Vol. 2」での展示から派生した作品など、コロナ禍における作家の眼差しの変化に焦点を当てた作品を発表します。

プロフィール:
1986年和歌山県生まれ。大阪府を拠点に活動。2009年大阪芸術大学美術学科油画コース卒業。主な展覧会に「なつやすみの美術館10:あまたの先日ひしめいて今日」(和歌山県立近代美術館、2020)、「忘れようとしても思い出せない」(ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、滋賀、2019)、「清須市はるひ絵画トリエンナーレアーティストシリーズ Vol.87 田中秀介展~カウンターライフ~」(清須市はるひ美術館、愛知、2018)、「TWS-Emerging 2016 『円転の節』」(TWS渋谷、東京)など。主な受賞に「はるひ絵画トリエンナーレ」準大賞(2018)、「トーキョーワンダーウォール公募2016」トーキョーワンダーウォール賞など。

広瀬菜々&永谷一馬 HIROSE Nana & NAGATANI Kazuma 
「リサーチ・レジデンス・プログラム 2017」参加


日用品や日常的に目にする物の機能を解体し、慣れ親しんだ物事への視点や、既存の価値観を問い直す作品を制作しています。本展では、野菜や果物、電球、コップなどの日用品を一つ一つ型取りし、焼成中にあえて変形が生じるように粘土を配合した磁器のインスタレーション《Still life》を発表。展示する場所に呼応しながら、作家の手によって配置される無数のオブジェクトにより、空間全体を変容させ、私たちが世界をどのように知覚しているのかを問い掛けます。

プロフィール:
1980年大阪府生まれ(広瀬)。1982年兵庫県生まれ(永谷)。デュッセルドルフを拠点に活動。2014年ブレーメン芸術大学美術学部マイスターシューラー修了。主な展覧会に「Out of the Ordinary」(ウルム芸術財団、ドイツ、2019)、「Why don’t cats wear shoes?」(クンストラーハウス・ゲッティンゲン、ドイツ、2019)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟、2018)など。主な受賞・助成歴にベルギッシュ・アートアワード観客賞(ゾーリンゲン美術館、ドイツ、2017)、ポーラ美術振興財団在外研修(ドイツ、2015)など。平成29年度リサーチ・レジデンス・プログラム(TWS、2017)参加。

渡辺 豪 WATANABE Go


本や食器など身の回りにある物を3DCGでモデリングし、物質・光学的な法則から離れてモチーフが変化する映像作品を制作しています。本展では、コロナウイルスの影響下において、行動の制限を受けているがゆえに見えてくる「通常」とは異なる時空として、自宅からアトリエまでの経路に着目しました。およそ35分間の移動は、決して共有されることのない生活と制作という作家の「通常」を繋ぐ特殊な時空間といえます。本展では、アトリエの一角に置かれている作品をモチーフとしたダブルチャンネルのアニメーション作品を発表します。

プロフィール:
1975年兵庫県生まれ。東京都を拠点に活動。2002年愛知県立芸術大学美術研究科油画専攻修了。主な展覧会に「あざみ野コンテンポラリーvol.8 渡辺豪 ディスロケーション/dislocation」(横浜市民ギャラリーあざみ野、2017)、「光差 - 境面 III -」(URANO、東京、2017)、「創立50周年記念展示芸術は森からはじまる」(愛知県立芸術大学構内全域、2016)など。「第13回恵比寿映像祭『映像の気持ち』」(2021)参加予定。受賞歴に「第24回五島記念文化賞」美術新人賞受賞(2013)。


■新型コロナウイルス感染症拡大防止における取組について■
TOKASでは、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を講じたうえで、本事業を開催いたします。チケットご予約の際は、必ずTOKASウェブサイトの「【お知らせ】TOKAS本郷の新型コロナウイルス感染防止への取組について」をご確認ください。また、37.5℃以上の発熱がある方、体調不良の方等は、当日ご入場をお断りする場合がございます。予めご了承ください。
URL:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/news/2020/data-20200622-1080.html

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