【江戸東京博物館】特別展 「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」開催のお知らせ

2021年3月9日 火曜日 8:48 PM

 東京都江戸東京博物館(東京都・墨田区)では、このたび初の試みとして、館蔵浮世絵コレクションによる特別展「冨嶽三十六景への挑戦 北斎と広重」を開催いたします。  本展の主役は、風景画で双璧をなす葛飾北斎と歌川広重。見どころの一つは、北斎の代表作「冨嶽三十六景」全点展示です。展覧会の前半では、冨嶽に至る天才絵師北斎の20歳代後半から60歳代までの挑戦を作品からたどっていきます。一方、冨嶽が刊行したころ、広重は30歳代後半、ヒット作のない絵師にすぎませんでした。ここから広重の自分らしい風景画への挑戦が始まります。  現在、コロナ禍という未曽有の戦いが続いておりますが、皆さまに北斎と広重それぞれの挑戦と、その結実である名作の数々をお楽しみいただければ幸いです。


1.会期
令和3年4月24日(土)~6月20日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日(ただし4月26日、5月3日は開館)
※会期中展示替えはありません。
※新型コロナウイルス感染症の状況によって、会期・開催時間を変更する場合がございます。最新の情報は当館のホームページでご確認のうえ、ご来館ください。

2.会場
東京都江戸東京博物館 江戸東京博物館 1階特別展示室

3.観覧料
一般1,000円(800円/800円)、大学・専門学校生 800円(640円/640円)、中学生(都外)・高校生・65歳以上 500円(400円/400円)、中学生(都内)・小学生500円(400円/400円)
※( )内は前売料金/20人以上の団体料金。消費税込。
※次の場合は特別展観覧料が無料です。未就学児童。身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)。
※前売券は3月19日(金)から4月23日(金)まで、江戸東京博物館チケット売り場で販売。

4.主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、朝日新聞社

5.展示構成および主な資料
■プロローグ ―広重、絵師を目指す
 歌川広重こと安藤徳太郎が10歳の時に描いた「三保松原図」。画面の構成や松原の描き分けなどはなかなかのものです。父に絵の才能を認められた徳太郎少年の夢は「もっと上手に絵を描けるようになること」。やがて浮世絵師の歌川豊広に弟子入りし、その夢を実現していきます。しかし、その前に立ちはだかる高い壁は、天才絵師・葛飾北斎の存在でした。
「三保松原図」 安藤徳太郎(歌川広重)/筆 文化3年(1806) (東京都江戸東京博物館蔵)
■第1章 風景画への道―北斎のたゆまぬ努力
 幼少期から絵を描くことが好きだった北斎。安永7年(1778)に勝川春章に入門し、翌年から「勝川春朗」の名で作品を出し始めます。第1章では、「冨嶽三十六景」に至るまでの北斎20歳代後半から60歳代までの挑戦の数々をたどっていきます。
「新板浮絵忠臣蔵 第十一段目」 葛飾北斎/画 享和末~文化初(1803~1806)頃 (東京都江戸東京博物館蔵)


「万歳図」(『風流勧化帖』より) 葛飾北斎/筆 文化元年(1803)頃 (東京都江戸東京博物館蔵)
■第2章 葛飾北斎「冨嶽三十六景」の世界
 第2章では、江戸東京博物館所蔵の「冨嶽三十六景」全46図を一挙公開!70歳を越えた北斎の並々ならぬ気迫、多彩に変化する富士の情景、計算し尽くされた大胆な構図、そして抜群の色使い。広重も驚きをもって見たに違いありません。日本だけでなく、世界中で愛される本シリーズ全作品を展示します。
 また、会期中は当館常設展示室より「北斎の画室模型」が1階特別展示室にお引越し。生涯93回も引越しをした北斎の暮らしぶりを再現します。
「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 葛飾北斎/画 天保2~4年(1831~33)頃 (東京都江戸東京博物館蔵)
「冨嶽三十六景 凱風快晴」 葛飾北斎/画 天保2~4年(1831~33)頃 (東京都江戸東京博物館蔵)
「冨嶽三十六景 深川万年橋下」 葛飾北斎/画 天保2~4年(1831~33)頃 (東京都江戸東京博物館蔵)
「冨嶽三十六景 尾州不二見原」 葛飾北斎/画 天保2~4年(1831~33)頃 (東京都江戸東京博物館蔵)
■第3章 新たな風景画への道―広重の挑戦と活躍
 北斎に触発された広重は、自分らしさを出した「東海道五拾三次之内」シリーズを始めとした数々の名所絵により、風景画の中心を担う浮世絵師へと成長していきます。第3章では、独自色を打ち出した、広重の風景画の名品をご紹介します。
「東海道五拾三次之内 原 朝之冨士」 歌川広重/画 天保5~7年(1834~36)頃 (東京都江戸東京博物館蔵)
「東海道五拾三次之内 庄野 白雨」 歌川広重/画 天保5~7年(1834~36)頃 (東京都江戸東京博物館蔵)
■エピローグ ―広重、“富士”を描く
 北斎没後、広重も多くの富士を描きました。そこには、影響を受けたというだけでなく、北斎の富士を越えようとする広重の対抗心とあくなき挑戦がうかがえます。エピローグでは、広重の描いた「名所江戸百景」シリーズや様々な富士を描いた「富士見百図」、広重が愛用した煙草入れなどの貴重な遺品も展示します。
「名所江戸百景 深川万年橋」 歌川広重/画 安政4年(1857) (東京都江戸東京博物館蔵)


「名所江戸百景 水道橋駿河台」 歌川広重/画 安政4年(1857) (東京都江戸東京博物館蔵)

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