田中一村展 奄美へとつづく道 【美術館「えき」KYOTO】

2021年3月11日 木曜日 10:48 AM

自分の信じる道を歩み続けた画家・田中一村の〈奄美へとつづく道〉を辿る展覧会。


明治41(1908)年、木彫家の父のもとに生まれた田中一村(本名・孝)は、幼少期より画才を発揮し、7歳の時に父から「米邨」の号を与えられました。

《菊図》大正4年(1915)年 個人蔵 (C)Hiroshi Niiyama 2021
(《菊図》は7歳の時の作。落款の下のやぶれた部分は、父が手を加えた箇所が気に入らず米邨(のちの一村)が自分で破いたあとで、すでに一人の画家としてのプライドを持っていたことが伺えます。)


大正15(1926)年には東京美術学校に入学するも、わずか2カ月で退学。退学後数年は南画家として活動しますが23歳の時に南画と決別し、30歳で移住した千葉で20年間風景や動植物の写生に明け暮れます。


《四季草花図》(旧襖)昭和20年代半ば 大島紬美術館蔵 (C)Hiroshi Niiyama 2021

その間、美術団体・青龍社に出品し入選。39歳で念願の画壇デビューを果たし「米邨」から「一村」へと改名しました。しかし、その後も日展や院展に挑戦するもことごとく落選。以後中央画壇との関係を断った一村は、新天地を求めて奄美大島へと渡ります。一村50歳の時でした。そして昭和52(1977)年に69歳で亡くなるまでの19年間、奄美の亜熱帯の多様な自然に魅了された一村はその風景を独自の画風で描き続けました。



《初夏の海に赤翡翠》昭和37(1962)年頃 田中一村記念美術館蔵 (C)Hiroshi Niiyama 2021
《奄美の海に蘇鐵とアダン》昭和36(1961)年 田中一村記念美術館蔵 (C)Hiroshi Niiyama 2021

本展では若き南画家としての栃木~東京時代、新しい画風を模索し「一村」と名を変えた千葉時代、そして亜熱帯の植生と出会い、新たな表現に挑戦しひたすら描き続けた奄美時代と、大きく3つの章に分けて一村の画業をスケッチを含め約80点の作品からご紹介します。


■会期:2021年5月8日(土)~6月6日(日)※会期中無休
■会場:美術館「えき」KYOTO(京都駅下車すぐ・京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
■開館時間:午前10時00分~午後7時30分(入館締切:閉館30分前)
■入館料(税込):一般1100円(900円)/高・大学生900円(700円)/小・中学生500円(300円)※( )内は前売料金。「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者1名さまは、当日料金より各200円割引。
■前売券:【販売期間】2021年3月13日(土)~5月7日(金)【販売場所】当館チケット窓口(休館日を除く)、京都駅ビルインフォメーション、チケットぴあ(Pコード685-523)、ローソンチケット(Lコード52532)。
■お問い合せ:075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹大代表)
■美術館HP:https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

※入館の際は、マスク着用・検温・消毒をお願いしております。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、掲載内容に変更が生じる場合ございます。最新情報は美術館「えき」KYOTOホームページをご覧ください。


主 催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
監修:大矢鞆音(美術評論家)、新山 宏(田中一村著作権承継者)
特別協力:田中一村記念美術館
企画協力:株式会社アートワン

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