東京国立博物館と凸版印刷、法隆寺の国宝「金堂」内部を高精細VR化

2021年7月12日 月曜日 12:18 PM

世界で初めて、通常立ち入ることが出来ない金堂内をくまなく鑑賞するVR作品『法隆寺 国宝 金堂―聖徳太子のこころ』を製作

 聖徳宗総本山法隆寺(所在地:奈良県生駒郡、以下 法隆寺)と独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:銭谷 眞美、以下 東京国立博物館)、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター(所在地:東京都台東区、センター長:旭 充、以下 文化財活用センター)、凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、世界最古の木造建築である法隆寺の国宝「金堂(こんどう)」のすべてを世界で初めてVRで再現した、VR作品『法隆寺 国宝 金堂―聖徳太子のこころ』を製作しました。  本作品は、東京国立博物館東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で2021年7月14日(水)から初公開。2021年7月13日(火)から9月5日(日)まで同館平成館で開催する聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」とあわせて鑑賞することで、法隆寺やそのゆかりの文化財への理解が深まります。


VR作品『法隆寺 国宝 金堂―聖徳太子のこころ』 監修:東京国立博物館、文化財活用センター、法隆寺  制作:凸版印刷株式会社
■ VR作品『法隆寺 国宝 金堂―聖徳太子のこころ』について
・法隆寺の国宝 金堂内部のすべてをVRで緻密に再現
 本作品の製作にあたり、凸版印刷は法隆寺、東京国立博物館、文化財活用センターの監修のもと、金堂内部の仏像や壁画、空間に至るすべてを対象に、立体形状計測と超高精細撮影によるデジタルアーカイブを実施。取得したアーカイブデータをもとに金堂のすべてをVRで精確に再現しました。
国宝 釈迦三尊像の立体形状計測風景

・通常は立ち入ることのできない金堂内の本尊や壁画を間近に鑑賞
 現地では、裳階(もこし)と呼ばれる回廊から金網越しに本尊の正面側を拝観しますが、本VR作品では金網の内側の空間に入り、堂内を巡りながら、聖徳太子がわが国の理想としてこころに描いた仏教の世界を体感することができます。
 また、本作品では、釈迦三尊像や薬師如来像、日本最古の四天王像(いずれも国宝)など、金堂内に安置されているすべての仏像や、浄土世界を色鮮やかに描いた壁画、本尊上部を彩る飛天図や天蓋の装飾などをVRによって完全に再現。大画面いっぱいに拡大し、1400年前から今日まで守り伝えられてきた貴重な文化財の数々を間近に鑑賞できます。
(左)金堂の内部空間を臨場感あふれるVRで再現 (右)鮮やかな天蓋の装飾



・法隆寺金堂のかつての姿を推定再現しVRで鑑賞
 金堂内に安置されている本尊のひとつである薬師如来像の台座画は、現在では彩色が剥落し、本来の姿は判別しがたい状況にあります。本作品では、学術監修を担当した東京国立博物館の三田 覚之主任研究員が監修制作した推定復元図をもとに、かつての薬師如来像台座画の姿を再現します。
 その他にも、仏像の装飾に使われたタマムシの翅や金堂内の仏像の配置など、文化財に残る痕跡や学術的研究から見えてきた金堂内の様子を、数カ所推定再現しVRで鑑賞できます。
薬師如来像台座画再現シーン 以上、VR作品『法隆寺 国宝 金堂―聖徳太子のこころ』より 監修:東京国立博物館、文化財活用センター、法隆寺 制作:凸版印刷株式会社

■ 法隆寺 金堂について
 法隆寺は607年に聖徳太子が父である用明天皇のために創建したといわれています。その後、金堂は7世紀の後半に建立されました。金堂は法隆寺の西院伽藍に位置する、現存する世界最古の木造建築です。
 金堂はそれ自体も国宝ですが、中に安置されている釈迦三尊像や薬師如来像をはじめとする仏像のほとんどが国宝に指定されています。内部を囲む壁画は1949年に焼損しましたが、現在は日本画家らによって描かれた再現壁画がおさめられています。
法隆寺 金堂


■ 上演案内



■ SNSハッシュタグ投稿でステッカープレゼント
 上演終了後、高精細なデータを活用した本作品ならではの画像をスクリーンに投影し、記念撮影会を実施。
撮影した写真や感想などにハッシュタグ「#トーハクでVR法隆寺」または「#MuseumTheaterVR」をつけてSNSに投稿した方には、ミュージアムシアター限定オリジナルステッカーをプレゼントします。
※予定枚数に達し次第、配布を終了いたします。ご了承ください。







■ 特別展情報



■ 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。専属のナビゲーターのライブ上演で、あたかもコンピュータが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往時の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。

・超高精細4KプロジェクタによるVR映像投映
・スクリーンサイズ: 300インチ(横幅6.6m、高さ3.7m)
・シアターHP: https://www.toppan-vr.jp/mt/


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


以 上

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

メールマガジンを受け取る

以下の情報をお届けします
  • 選りすぐりのデイリーニュース
  • メルマガ限定クーポン
  • 激安セール開催の案内