「駅の詩」をテーマにした第5回アート&デザイン新世代賞の受賞6作品を1月10日(月・祝)から下北沢駅に展示

2022年1月7日 金曜日 4:48 PM

Design Stories(主宰:辻仁成)、SHIMOKITA COLLEGE 新世代賞実行委員会、小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区、取締役社長:星野晃司 以下「小田急電鉄」)の三者は、作家の辻仁成氏が審査員長を務める「アート&デザイン新世代賞」(以下「新世代賞」)の第5回受賞作品を、2022年1月10日(月・祝)~1月23日(日)までの間、小田急線下北沢駅にて展示します。


駅展示のイメージ
【新世代賞とは】
新世代賞は、芸術家、デザイナー、建築家などを目指す25歳以下の若いクリエーターのための新人賞です。2017年に作家でDesign Stories主宰の辻仁成氏が立ち上げ、2020年までに4回実施してきました。

【最終選考会の実施と受賞作品の決定】
「駅の詩」をテーマにあらゆるアート表現を対象とした第5回新世代賞では、音楽、詩、小説、アート、デザインなど多様な分野の作品が寄せられました。2021年11月20日(土)に実施した最終選考会では、最終候補に残った10作品が審査の対象となり、司会者はアメリカの大学に在籍するSHIMOKITA COLLEGE出身の大学生がアメリカ オハイオ州から、審査員長を務める辻仁成氏はフランスパリから参加し、日米仏3カ国をつないでオンライン形式にて実施し、最優秀賞1作品、優秀賞1作品、特別賞3作品を決定しました。
また、SHIMOKITA COLLEGE 新世代賞実行委員会による選考でSHIMOKIATA COLLEGE賞1作品も決定しました。

今回の新世代賞は、辻氏が長らく拠点をおいていた下北沢で初開催しました。駅において作品発表の場を創造することを通じて、次回以降の挑戦者を促すことを目的としています。第6回新世代賞も三者で下北沢にて開催することが決定しており、来夏頃に募集を開始する予定です。
<最終選考会・受賞作品:https://www.designstoriesinc.com/worldfood/no5shinsedai/

【下北沢駅での受賞作品の展示】
第5回新世代賞の受賞作品を、以下のとおり下北沢駅に展示します。


【第5回 アート&デザイン新世代賞 受賞作品】
■最優秀作品(1点:賞金30万円)
・森川芹さん:誰かを待つ誰かへ。

【コンセプト】
この作品を通して、「誰かを待つ」誰かの琴線に触れ、その人の駅での記憶を呼び起こしては、誰かに想いを馳せられるような、温かなひとときを提供できればと思いました。そんな駅にまつわる気付きや感情の揺れ動きを、本作品では五十音ではじまる言葉で切り取り、並べてみました。
【審査員のコメント】
「駅」には色んな人がいて、色んな感情の人がいる。それを作品から感じられた。さらに「日本の駅」だからこそ起きるという点でも共感できた。(尾田大介)
読むだけでくすぐったくなる気持ちになる。日常のちょっとしたドラマをくみ取るのが上手で、完成度に対してもぐっときてグランプリにふさわしい。(中村暖)

■優秀賞(1点:賞金10万円)
・藤本泰成さん:奏でるきかい

【コンセプト】
どれも“ピッ”と淡々と音を鳴らす改札機が、1つくらい美しい音色が流れても良いのではないかと考え、何気ない改札機で人との繋がりや、繋がることの喜びを味わうことができないかと、考え付いたのが「奏でるきかい」である。
【審査員のコメント】
改札のピッという無機質な音が、美しい音色に変わり音楽を奏でるというのはロマンチックな発想である。このアイディアを元に改良して、改札を通るときの音を1人1人が選べて、それらがたまたまつながって新しいメロディが生まれるような仕掛けがあっても非常に面白いと思う。(甲斐徹郎)

■特別賞(3点:賞金5万円)
・島田智世さん:よりみち

【コンセプト】
「よりみち」は、出口と反対方向を指し示す矢印の表示です。時間をかけて到着したのに、その瞬間をほとんど味わうことなく足早に駅を去るなんてもったいないではありませんか。もう少し駅のその土地の空気や到着の余韻を味わいませんか。帰省でも旅行でも何でも、到着したという喜びを味わいませんか。「よりみち」は、そういった思いから考えました。
【審査員のコメント】
駅の中の寄り道には限界があるが、周辺にも行けるような「よりみちパス」みたいなのがあれば面白いのではないだろうか(辻仁成)
駅を降りて、何となくどこかにいきたい気分の時に目にしたら様々な発想が生まれる。多くの駅にこのサインがあってもいい。こんな人の流れがあったら素敵だ。(尾田大介)

・輝蕗さん:駅の唄(舞台美術プラン)

【コンセプト】
「駅の詩」という3文字から得られるイメージで簡単なストーリーを作り、「もしも舞台化したらどんな美術プランにするか」を模型にしました。「駅の詩」という題目の舞台を上演することになった場合、どのような舞台美術にするか。観終わった人達が、日常にある音を少しでも意識してくれるように。
【審査員のコメント】
70年前の駅と現代の駅を交互に織りなす美術のプランであることが非常に面白い。言葉を使わずに言葉を描いているように感じさせる作品である。(辻仁成)

・Let Me...さん:WHO AM I(音楽とアニメーション(映像))
作品URL:https://youtu.be/pQZh_I234Dk
【コンセプト】
私達は、徐々に心を防備するかの様に感情を抑え込み始める。そして、この世界の不公平に気付くと同時に自分の小ささを思い知らされる。だが、美しく憂鬱で、変化が激しい時代の中でも、春夏秋冬の繰り返しの様に、決して変わらない物もある。この作品を通し、同じく泥沼にはまっている人が同感と理解を得て、救われる気持ちになってくれればと願っている。
【審査員のコメント】
希望と再生、悲しみから喜びへというコロナ時代における、その中で考える思念が電車の走りと共に観客に心をつないでいく非常に優れたアニメーションである(辻仁成)
音楽がとにかく好きで素晴らしい。始まった瞬間には辛い話が始まるかと思わせるのだけれども、アニメーションが持っている不思議さとピアノの音で軽やかにさせてくれて、乗り越えている感じを持たせてくれる。(奥村大)

■SHIMOKITA COLLEGE賞(1点)
・AFTER I DIEさん:STATION(音楽)
作品URL:http://youtu.be/XA8OztJA5ME
【コンセプト】
身体は都会にやって来たが、心はそうではないらしい。気がつくと私の心は故郷の方をみている。「果物みたいなICカード」は使えないけれど、緑に囲まれた「瑞々しい改札」のある終着駅に「きみ」が待っていてくれたなら。駅という場所が、より愛すべき場所に感じられるだろう。
【SHIMOKITA COLLEGE新世代賞実行委員会のコメント】
SHIMOKITA COLLEGE生が作品を見て、SHIMOKITA COLLEGEに芸術の風や想いを吹かせて欲しい、という想いで選考しました。
この曲を初めて聴いた時、歌声やメロディの美しさに心震え、AFTER I DIEさんの歌や、音楽に対する気持ちがカレッジに広がって、カレッジ生との創発につながっていく風景が鮮明に目に浮かびました。一緒に暮らしながら学び、音楽ができる日を楽しみにしています!

※SHIMOKITA COLLEGE賞受賞者は特典として、1ヶ月間SHIMOKITA COLLEGEに無償で居住いただくことになっております。

【第5回 アート&デザイン新世代賞 概要】
■作品テーマ:「駅の詩(うた)」
・駅の詩(音楽、詩、小説、アート、デザインによる募集)

■募集期間
・2021年9月1日(水)~2021年11月7日(土)

■結果発表・授賞式
・審査会、結果発表、授賞式:2021年11月20日(土)

■賞
・最優秀賞(1点):賞金 30万円
・優秀賞 (1点):賞金 10万円
・特別賞 (3点):賞金 5万円
※上記の賞とは別枠で、SHIMOKITA COLLEGE居住者有志が審査するSHIMOKITA COLLEGE賞を設けました。受賞者は、2022年2月からの1カ月間、SHIMOKITA COLLEGEに学費(居住費用)無償で居住いただけます。

■審査員
・辻仁成:作家、Design Stories主宰、審査員長
・甲斐徹郎:建築・まちづくりプロデューサー、株式会社チームネット代表取締役
・尾田大介:株式会社オーバーシーズ取締役
・柏雅康:下北沢商店連合会会長
・宮崎晃吉:建築家、株式会社HAGI STUDIO代表取締役
・奥村大:ミュージシャン、ロックバンド「wash?」のvo.音楽プロデューサー
・中村暖:クリエーター、第1回新世代賞最優秀賞受賞者

■主催
・Design Stories
・SHIMOKITA COLLEGE 新世代賞実行委員会
・小田急電鉄株式会社

■三者開催となった経緯
辻仁成氏が若い頃から長らく拠点をおいていた下北沢で新世代賞を実施したいと考えていたところ、「下北線路街」の開発を手掛ける小田急電鉄と出会い、下北沢で駅の詩をテーマに第5回新世代賞を開催することになりました。新世代賞の開催を通じて次世代の“原石発掘”を目指す辻氏に、小田急電鉄が居住型教育施設SHIMOKITA COLLEGEの居住者を巻き込んで共同で実施したい旨を申し出たところ、辻氏に賛同いただき、同施設の居住者有志で実行委員会が組織され、三者での開催となりました。

■審査員長 辻仁成氏による総評
5年前に、新世代賞を創設した。この困難な時代にあって、若い人こそが次の時代を担うのだから、その芽を育てるための新たな荒野が必要だと思った。コロナ禍になり、ますますその意味が強く大きくなった。そして、今年もまた多くの新人たちとの出会いに恵まれた。きっと、人類はこの困難を乗り切ることが出来るはずだ。新しい才能に未来を託したい。

以上

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