【日本橋高島屋】文芸評論家、安藤礼二・初監修の展覧会「まれびとと祝祭 祈りの神秘、芸術の力」を3月2日から開催

2022年2月18日 金曜日 7:19 PM

安藤礼二が読み解く芸術の始原、石川直樹や岡本太郎らの作品とともに

■会期 2022年3月2日(水)~2022年8月21日(日) 11時~19時  ※休館日:月・火曜日 ■会場 日本橋高島屋S.C. 本館4階 高島屋史料館TOKYO  ■入館無料 ■監修者 安藤礼二(文芸評論家・多摩美術大学教授) ※会期中、安藤礼二氏によるオンラインセミナー(録画映像)の開催を予定しております。詳細は当館HPをご覧ください。 高島屋史料館TOKYOホームページ: https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/


ボゼ 鹿児島県十島村悪石島、2006、撮影:石川直樹
本展では、まれびとと祝祭を現在の視点からとらえ直したいと思います。

古より人類は、幾度も疫病の脅威にさらされてきましたが、我々は祝祭(祭り)と、その時間的・空間的中心に
現れるまれびと(来訪神)を信仰することにより、それらを乗り越える経験を重ねてきました。

感染症パンデミックにより、不可避的に閉ざされた関係を強いられている現在だからこそ、
改めてまれびとと祝祭に目を向け、これらを根源に立ち返ることが、現状を打ち破るヒントになるのではないかと考えます。

まれびととは、民俗学者であり、国文学者でもあった折口信夫(1887-1953)が提唱した概念です。
折口はそれを、祭祀などに、超現実の世界から現実の世界を訪れて、またもとの世界にかえってゆくという、
人間を超えた存在としています。

そもそも時間や空間を一新する強大な力を持つまれびとは、もたらし/追いはらうという両義性を持つ存在でも
ありますが、それはすなわちまれびとが、異物としてもたらされた病でもあり、そしてその病を彼方へ追いはらって救いをもたらす神でもあるということを意味しています。

こうした一見矛盾する概念が同居する状況を、古代から私たちの社会が内包してきたことは、コロナ禍によって
混迷した状況を、いま一度立ち止まって考察する契機にもなるでしょう。

そして同時にそれは、分野を超越して一つにつなぎ合わせるという、これからの芸術表現の可能性も示すことになるでしょう。

*2018年には「来訪神:仮面・仮装の神々」がユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、
世界的にも災厄をはらって幸福をもたらす来訪神(折口がいう「まれびと」)」が注目を浴びています。


パーントゥ 沖縄県宮古島市平良島尻、2006、撮影:石川直樹
東京店壁画原画、1952頃、画:岡本太郎(高島屋史料館蔵)
ナマハゲ 秋田、1957、撮影:岡本太郎(川崎市岡本太郎美術館蔵)
マスク 1970、作:岡本太郎(川崎市岡本太郎美術館蔵)


★展覧会概要★
■展覧会『まれびとと祝祭 祈りの神秘、芸術の力』
■会期:2022年3月2日(水)から2022年8月21日(日)  
■会場:日本橋高島屋S.C. 本館4階 高島屋史料館TOKYO
■開館時間:11時~19時 休館日:月・火曜日
■高島屋史料館TOKYOホームページ: https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/

※新型コロナウイルスの拡大状況等を踏まえ、臨時に休館日・開館時間を変更する場合があります。最新の開館状況は「史料館TOKYOホームページ」でご確認ください。

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