ホテルメトロポリタン 川崎(運営/日本ホテル株式会社、総支配人/金田 文典)では、ホテルのテーマである「出会いと物語の始まる場所」から、館内に若手作家の作品を年間を通じて展示しています。常設作品のほか、訪れるお客さまに新しい作品に出会っていただきたいという思いから、イベントシーンに合わせて年5回作品を入れ替え、積極的に紹介してまいります。
3月1日~5月31日は、春をテーマに、花房紗耶香の作品を3か所に展示します。期間終了後はご購入いただくことも可能です。
花房紗也香は、自己と他者の関係性をテーマとして、絵画を制作しています。花房の描くモチーフには、私的な空間の象徴として「部屋の中」、そして外の世界へと接続される象徴として「窓」が多く登場しています。
「窓」「鏡」「画中画」をテーマにした《From Mirror》《From Window》《From Picture》、樹々を描いたキャンパスが組み合わされ構成される《連なり》は、今回の展示のために描かれた作品です。
パステルカラーを用いた柔らかな色調と、大胆な構図、画面に独特のリズムを与えながら、軽やかで心地の良い作品をお楽しみください。

アートディレクション:CHIE SAIKI ART PROJECTS
購入についての問い合わせ先:info@chiesaikiartprojects.co.jp
■設置個所=フロント背景/エントランス/エレベーターホール(いずれも2階)
■作家情報=花房紗耶香(はなふさ さやか)
◆プロフィール
1988年 ロンドン生まれ。
2014年 多摩美術大学大学院前期修士課程絵画科油画専攻終了。
トーキョーワンダーサイト平成 26 年度二国間交流事業プログラムとしてスイス、バーゼルに派遣(3ヶ月)。
平成30年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスに研修。
「VOCA 展2013」上野の森美術館VOCA 賞 、 「シェル美術賞」代官山ヒルサイドフォーラム 島敦彦審査員賞受賞 など受賞多数。
◆今回の展示に寄せて(花房紗耶香よりメッセージ)
私は「内と外」の関係性を窓や鏡、画中画のような「フレーム」を手がかりに描いてきました。
中と外が壁によって完全に遮断されているのではなく、互いを行き来するようにと。
今回制作した円形の作品は入り組んだ室内風景では無く、自身の原点となる「窓」「鏡」「画中画」をテーマにそれぞれに焦点を合わせ描いています。
今回10 年前の作品を出展しますが、作品のテーマは変わらず、室内風景を描き続けています。新作と合わせてご覧いただけたら嬉しいです。



【作品タイトル】From Mirror 【作品タイトル】From Window 【作品タイトル】From Picture
【サイズ】 直径80 cm 【素材】 油彩、アクリル、キャンパス 【制作年】2022
年

【作品タイトル】 連なり 【サイズ】 45.5×45.5 cm (縦3列横5列にて展示)
【素材】 油彩、アクリル、布、キャンパス 【制作年】2022 年

【作品タイトル】夜へ 【サイズ】 116.7×91 cm
【素材】 油彩、アクリル、キャンパス 【制作年】2012 年
◆こちらの情報についてのホテル公式ホームページ
https://kawasaki.metropolitan.jp/topics/seasonalart.html
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