アートと人は、ここで出会い、交わり、つながる。グランフロント大阪 「ART SCRAMBLE」 第3弾 始動!

2022年3月25日 金曜日 5:18 PM

 グランフロント大阪から全国、そして世界へ羽ばたくアーティストをサポートするアートプロジェクト「ART SCRAMBLE」(アートスクランブル)。

 プロジェクト・ディレクターに椿昇を迎え、2021年3月に第1弾、2021年9月に第2弾として気鋭のアーティストにより生み出された作品をグランフロント大阪内に展示し、訪れる人々に驚きと発見をもたらしました。  そしてこの度、第3弾として新たな作品を3月25日(金)より展示します。ヤノベケンジ、Mon Koutaro Ooyamaによるキュレーションのもと、関西を拠点に活動する3組のアーティストの作品を新たに発表します。 南館せせらぎテラスには、参加アーティスト檜皮一彦自身も使用する車イスを用いた作品群《hiwadrome》シリーズの新作オブジェが登場。今回が檜皮の地元である大阪では初の展示となります。また北館せせらぎのみち沿い壁面には、WHOLE9・KENTA SENEKT2組のミューラルアート(壁画)作品をそれぞれ展示し、これまでとは違った色合いやテイストで、グランフロント大阪の壁面を彩ります。  なお、本プロジェクトは今後も定期的な展示の入れ替えを予定しており、中長期的に継続して取り組んで参ります。





ART SCRAMBLE 第3弾 概要

展示日程:2022年3月25日(金)~2023年3月初旬【オブジェ作品】
      2022年3月25日(金)~2022年9月初旬【ミューラルアート(壁画)作品】
展示場所:南館せせらぎテラス、北館せせらぎのみち沿い壁面
展示アーティスト:檜皮一彦【オブジェ作品】、WHOLE9、KENTA SENEKT【ミューラルアート(壁画)作品】
キュレーター:ヤノベケンジ(現代アーティスト、京都芸術大学教授)、Mon Koutaro Ooyama(アーティスト)
主催者:一般社団法人グランフロント大阪TMO
プロジェクト・ディレクター:椿 昇(コンテンポラリー・アーティスト、京都芸術大学教授)
特設サイト:https://www.grandfront-osaka.jp/artscramble/





南館 せせらぎテラス 展示作品



檜皮 一彦(ヒワ カズヒコ)プロフィール
大阪生まれ。《hiwadrome》なるコンセプトのもとに、身体性をテーマとした映像や自身も使用する車イスを用いたインスタレーション作品を制作する。またパブリックへの直接的な介入「play」を通して、様々な境界や関係性、アクセシビリティなどを問い直すパフォーマンスやプロジェクトも行っている。近年の展覧会に「Kanon:檜皮 一彦 + 檜皮 しよ子 (岡本太郎記念館 / 東京, 2020)」「水の波紋展2021 (旧港区立児童館 三角公園 / 東京, 2021)」「Drawing Experiment 01 (ワタリウム美術館 オンサンデーズ / 東京, 2021)」「Kyoto Art for Tomorrow 2022 (京都府京都文化博物館 / 京都, 2022)」などがある。


展示作品名:hiwadrome typeΔ
自身も使用する車イスを用いた《hiwadrome》シリーズの一形態。より抽象度が高まったtypeΔは今作が初登場である。

制作協力:川村義肢株式会社、株式会社GAYA PRODUCTS



北館 せせらぎのみち沿い壁面 展示作品



WHOLE9(ホールナイン) プロフィール
大阪を拠点に国内外で活動する二人組のアーティストユニット。ライブペイントと壁画制作を得意とし、経験とセンスを活かしてハイクオリティな作品を作り上げてきた。人物や動物など具象的モチーフを描くhitchと、自然からのインスピレーションを抽象的に描くsimoにより、二人で1枚の世界を描く。一人では創れない作品を通じて、絵のある暮らしを日常にもたらし、気の合う仲間と日々を彩っていくライフスタイルを提案する。
https://whole9.jp/


展示作品名:Mobula
メキシコ・ロスカボスの海面をモブラ(イトマキエイ)が大群で跳ね、海と空の両方を飛ぶように泳ぐ映像を観ました。海と陸の境界はそれぞれの世界で生きる生き物にとっての分水嶺であり、生と死がスイッチする境界線です。映像ではそのボーダーを彼らがスイスイとたやすく越境しているようで、今の時勢もあってか新鮮に映り、今回の壁画の着想になりました。境界線のアチラもコチラもどこ吹く風、寝仏のように昼寝に堕ちる女性をモチーフに、リラックスして構える大切さを描きとめようと描いた作品です。

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KENTA SENEKT (ケンタ セネクト) プロフィール
京都生まれ。2007 年、即興表現の一つであるライブペイントを中心に制作活動を開始。徐々に内的要素を併せ持った壁画やタブローへとメディアを移行させ、近年はインスタレーションや立体といった表現領域まで幅を拡張させている。KENTA SENEKTは友情の親密性や、分離した思い出、それらを繋ぎとめるようなスナップ写真など、日々の心情や出来事を混ぜ合わせ、支持体に反映させている。それは意識と無意識といった性質の狭間で心的バランスを保持しながら、身体性と精神の解体を目指し描かれたものである。2013~2017 年メルボルン、2018 年ベルリンなど、海外での活動期間を経て、現在は大阪を拠点に活動している。主な個展に2016 年「SPECTRUM」、2017 年「EQUILIBRIUM」、(共にBACKWOODS GALLERY/メルボルン) がある。
https://www.instagram.com/kenta_senekt/


展示作品名:Tiny desk
壁画制作や写真を撮ったりしていると街の中にある壁や景色を意識的に見るようなります。日常に溶け込みすぎて気付かなかった部分を発見できる事があり、そういった発見は、普通が少しスペシャルに感じる瞬間でもあるからです。様々な制限がある事が普通になっている今、日常に潜む景色の見方や、切り取り方、またそれに一手間加えてみると同じ景色も違ったものに見える楽しさがあるのではないでしょうか?そういった着想から今回はグランフロント大阪にて撮影した写真を軸に制作いたしました。


プロジェクト・ディレクターからのメッセージ

アートへの注目が集まり始めていますが、アートを支えるプラットフォームをアップデートしなければ、今のブームもまた一過性になってしまいます。グランフロント大阪アートスクランブルが取り組み始めたミューラル&スカルプチュアアーティストの作品を継続的に紹介するこのプログラムは、持続可能なアートワールドという土壌を改良して、豊かさをもたらすための取り組みです。
加えて滋賀県日野町にあるブルーメの丘に展示終了したスカルプチュアの継続展示が決まり、この分野で若いアーティストが制作を続ける環境が誕生しました。ますます元気になる関西のアートシーンに是非ご注目ください。


椿 昇(コンテンポラリー・アーティスト、京都芸術大学教授)
1989年全米を巡回したアゲインスト・ネーチャー展、1993年のベネチア・ビエンナーレに出品。2001年の横浜トリエンナーレでは、巨大なバッタのバルーン《インセクト・ワールド-飛蝗(バッタ)》を発表。2003年水戸芸術館。2009年京都国立近代美術館。2012年霧島アートの森(鹿児島)で個展。2019年「パレルゴン」1980年代、90年代の日本の美術・Blum&Poe、LA・USA。2013年瀬戸内芸術祭「醤+坂手プロジェクト」、2016年小豆島未来プロジェクト、青森トリエンナーレ2017、ARTISTS’ FAIR KYOTOなどでディレクターを務める。芸術経営に関する講演や対談多数。
https://www.metapolice.net/


キュレーターからのメッセージ

岡本太郎大賞やワタリウム美術館でのプロジェクト等、近年目覚ましく活躍する檜皮の最新作を大阪駅前にお披露目できることを感慨深く思う。自らの身体をモチーフに熱量高く創作物に投射してきた作風はより洗練され抽象度を増し、まるで水中に鎮座するピラミッドの如く神々しく輝いても見える。それはあらゆる価値観の多様性を訴える続ける檜皮の血と涙と愛の結晶のモニュメントでもあるのだ。多くの人が交差するこの場所に必然的に降り立った車椅子のモノリスを是非目撃してほしい。


ヤノベケンジ(現代美術家、京都芸術大学教授)
1990年初頭より、「現代社会におけるサヴァイヴァル」をテーマに実機能のある機械彫刻を制作。ユーモラスな形態に社会的メッセージを込めた作品群は国内外から評価が高い。2005年、全長7.2mの《ジャイアント・トらやん》を制作。2008年以降、京都芸術大学ウルトラファクトリーで巨大彫刻の集団制作体制を確立。2011年、東日本大震災後、希望のモニュメント《サン・チャイルド》を制作し、国内外で巡回。3体のうち1体が茨木市(大阪)で恒久設置される。2017年、旅をして福を運ぶ、旅の守り神《SHIP’S CAT》シリーズを制作開始。2021年、最新作 《SHIP’S CAT(Muse)》が2022年に開館した大阪中之島美術館に恒久設置され、注目を浴びている。
https://www.yanobe.com/

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2022年、刻々と状況が変化しつづける世界に僕たちは居て、毎日を過ごすけど、なにはともあれ、心も身体も適度に動かした方が、なんだかすぅっと風が通った気がして、気持ちが楽ちんだ。
「グランフロント梅田にヤバい壁画があるらしいで、ちょっと見に行ってみよか。」なんて、散歩するのもいいんじゃないか。リスペクトSENEKT、WHOLE9、ありがとう。


Mon Koutaro Ooyama(アーティスト)
モン コウタロウ オオヤマ(本名:大山康太郎/1979年生)は、日本のアーティスト、音楽プロデューサー。兵庫県出生。奈良県出身。京都市立芸術大学美術学部卒。2001年、ライブペイントデュオ「DOPPEL」を結成し、ライブペイントシーンの黎明期からそのスタイルを確立してきた。2014年、取り壊し予定のビルを利用したアートプロジェクト「#BCTION」を企画し、アートディレクターを務める。壁画・ライブペイント・インスタレーション・キャンバス制作や、アートプロジェクトの企画・監修・演出などで活動している。2020年より、ARTISTS’ FAIR KYOTOのアドバイザリーボードを務める。
http://www.koutaroooyama.com/


プロジェクトロゴ・プロジェクトステートメント





アートでつながる街。

その日の天気、訪れた時間、気分で、
見え方も感じ方も変わる。
日常に溶け込んだアートが面白いのは、
同じ作品でも、見るたびに新しい発見があること。
グランフロント大阪「ART SCRAMBLE」。
いつもと変わらない日常が、いつも新しい日常になる。
アートとあなたは、ここで出会いつながる。


展示会場MAP






過去展示作品

【第1弾】期間:2021年3月29日~2021年9月2日(AGARUMANSは2022年3月1日まで)


米村 優人(よねむら ゆうと)
展示作品名:AGARUMANS (Best Friend)

作品説明:「agarma(アガルマ)」はギリシャ語で「彫像」、そして「AGARUMAN」とは「人体彫刻」を意味します。本作は、自身の地元でもある大阪で展示するにあたって、大勢が行き交い、賑わいでいる人々から着想した3体からなる群像彫刻を制作しました。大阪の街ではしゃぐ3体の彫刻が、新型コロナウィルスが過ぎ去った明るい活気のある大阪の復興への願いが込められています。「Dear My Friend」。
※現在、「滋賀農業公園ブルーメの丘」に展示中


Mon Koutaro Ooyama(モン コウタロウ オオヤマ)
展示作品名:ツナガリ

作品説明:コロナの猛威によって、あらためて私たちの経済圏は大自然の 中にあった事を強く思い知らされました。局地的に深刻な被害をもたらす地 震や津波、台風や火事よりも広範囲に、ウィルスは影響を与えます。飛行 機などの交通網が世界を覆う快適さに伴って、ウィルスはあらゆる都市に蔓 延できる可能性を手に入れたのでしょう。 自然の生態系を記号化したこのウォールアートは、動植物が自然環境と重 なり合って、一体となって、強かに生き抜く姿を示しています。微生物やウィ ルスを内包しながら、あらゆる生き物たちが関係し合った全体から、私たちが 学ぶことはとても沢山あります。 都市部にあっても、本当は自然の中にある私たちの生活が、こうした時代に 合わせて変化し、修正し、より良い世界に繋がっていきますように。


KAC (ケエシ)
展示作品名:多幸

作品説明:擬態をし、どんな環境にも順応し生き抜く“タコ”。 脱皮をし、古い自分から新しく生まれ変わる“ヘビ”。コロナに災害、この目紛 しい世界情勢の中、順応し、進化し生きていくという気持ちを表現しました。

【第2弾】 期間:2021年9月17日~2022年3月10日


BAKIBAKI(バキバキ)
展示作品名:PANGOMIC

作者メッセージ:2020年から1年半に及ぶ人類の自粛生活の影響で、海や山々は美しさを取り戻したと言われています。地球史を俯瞰でみると我々は今、きっと未来の生存活動の為に過去のツケを清算しているのではないでしょうか。モチーフにした”センザンコウ”は世界一密猟されている絶滅危惧種の哺乳類で、COVID-19の媒介生物と有力視されています。BAKI柄を介してその神々しい姿と向き合うことで、自然への畏怖の念を鑑賞者と共に回顧したい。タイトルの”PANGOMIC”とはセンザンコウの英名(PANGOLIN)とパンデミック(PANDEMIC)の造語です。


MIZPAM (ミズパム)
展示作品名:looooool infection

作者メッセージ:大きな口から口へ、愉快と笑いが感染していく様を表現しました。ウィルスと共に情報通信メディアを通して、恐怖や怒りまでもが蔓延している世界が日常となっており、これからもウィルスとは長い付き合いになるでしょう。作品の前を通る人々の日常に、わずかでも活力を生むきっかけになってもらえたら幸いです。

※南館せせらぎテラスに設置する立体作品については、今後様々な材質・形状の作品設置を想定し、彫刻(スカルプチュア)・バルーンアート等含む広義的な意味の「オブジェ」という言葉を使用しております。

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