【エスパス ルイ・ヴィトン東京】4/27(水)よりラシード・ジョンソンによるエキシビション「Plateaus」展を開催

2022年4月27日 水曜日 9:18 PM




このたびエスパス ルイ・ヴィトン東京では、ラシード・ジョンソンによる《Plateaus》(2014年)を日本で初めて紹介する展覧会を開催します。本展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンが所蔵する選りすぐりのコレクションを世界的に紹介する「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの大きな枠組の中で企画されました。当プログラムは東京のほか、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪のエスパス ルイ・ヴィトンで展開されています。

「私が用いる素材にはどれも実用的な用途があります。シアバターは、体に塗ること、そして、それを塗ることでアフリカ人らしさの獲得に失敗することを物語ります。本は情報を広めるもの。狙いは、すべての素材が『異種混交』して、私を著者とする新たな言語へとなることです。骨組みは、この異種混交のためのプラットフォームです。それは、コロニー化されるべき未知の空間として存在しています」ラシード・ジョンソン

アメリカ人アーティスト、ラシード・ジョンソン(1977年生まれ)はシカゴ美術館附属美術大学で写真を学びました。2001年、初の写真作品シリーズが、「ポスト・ブラック」と呼ばれるポスト公民権運動世代の一翼を担うものとして、米国でたちまち評判を得ました。ポスト・ブラックは、単なる「黒人アーティスト」として一括りにされることを拒み、自らのアイデンティティの複雑な再定義を要求するクリエイターたちで構成されていました。2006年にニューヨークへと移り、活動内容は、彫刻、絵画、ドローイング、映画、パフォーマンス、インスタレーションまで多様化しています。

彼の家庭では、アメリカの歴史とアフリカの歴史、政治と哲学が共に重要視されています。継父は彼に文学、作家、思想家(ジェイムズ・ボールドウィン、ヘンリー・ミラー、ジェイムズ・ジョイス等々)への関心を導き、歴史家の母は歴史に対する深い敬意を植え付けました。そのため、ジョンソンの作品は、自身の文化と、ミュージシャンのサン・ラやブーツィー・コリンズからアーティストのヨーゼフ・ボイスやデイヴィッド・ハモンズまで、極めて多様な影響を反映しています。こうした多様性は、ワックス、木、スチール、銅、シアバター、陶器、さらには本やLPレコード、ビデオテープ、植物、トランシーバーといったファウンド・オブジェクトを含む、彼が用いる広範囲にわたる素材にも反映されています。ジョンソンは、素材と歴史的引用を混ぜ合わせて、文化的、個人的、人種的なアイデンティティに疑問を投げかけます。とはいえ、彼の作品は必ずしも示威的ではなく、素材と人を模った彫刻と物が感情の状態を表現する働きをするパズルとして捉えるべきです。



《Plateaus》(2014年)は、一連のインスタレーションの一環を成すもので、この連作について、ジョンソンは最近、次のように述べています。「ある意味、あの作品群は常に私と共に生きてきました。その中にあるすべての本、モニターで上映されるすべての映画、すべての有機的な素材...。それらはすべて、私が長い間関わってきたシニフィアン(記号表現)であり、道具です。そうした本との出逢いは、子供の頃にはじまり大学院の頃、さらにそれ以降もあります。構造がグリッドであるのは、もちろん、消費する方法を民主化する手段です。[中略] それは、ヒエラルキーを感じさせません。私はいつも、こうしたインスタレーションを、脳と考えてきました。つまり、シニフィアンが成長・拡大し、他のシニフィアンと対話することを可能にする複雑な構造です。もちろん、このような作品を読み解くのは容易ではありません。私の子供時代のシアバターが、ハロルド・W・クルーズの本『The Crises of the Negro Intellectual』(黒人知識人の危機)とどんな関係があるのか?あるいは『アルコホーリクス・アノニマス』(アルコール依存症の自助会)の本と?あるいはヤシの木と?見る人は、これらのものを組み合わせ、それに行為主体性を与えはじめます。こうしたインスタレーションは時間を必要とします。それに空間と時間を与えた後で、アーカイヴという概念への言及、私の子供時代の個人的なアーカイヴについて知ることができるのです... 」。

《Plateaus》は、この連作インスタレーションの最初の作品です。エスパス ルイ・ヴィトン東京は、フォンダシオン ルイ・ヴィトンの「壁を越えて(Hors-les-murs)」プログラムの枠組みの一環として、フォンダシオンが所蔵するこの象徴的な作品を中心に、この重要なアーティストに焦点を当てご紹介いたします。



アーティストについて
ラシード・ジョンソンは1977年、シカゴ生まれ。コロンビア・カレッジ・シカゴとシカゴ美術館付属美術大学(米国)で学びました。
2001年、最初の写真作品が米国でたちまち評判に。その後、ニューヨークへと移り、活動内容は、彫刻、絵画、ドローイング、映画、パフォーマンス、インスタレーションまで多様化しています。

国際的に認められたアーティストであるジョンソンは、先ごろ、メトロポリタン・オペラの依頼による大作や、ニューヨークのストーム・キング・アートセンターで展示される野外彫刻を完成させました。ジョンソンは、カナダ国立美術館(オタワ)(2021年)、タマヨ美術館(メキシコ、メキシコシティ)(2019年)、アスペン美術館(米国コロラド州)(2019年)、ケンパー現代美術館(米国カンザスシティ)(2017年)、ガレージ現代美術館(ロシア、モスクワ)(2016年)といった美術館で個展を開催してきました。
主なグループ展としては、「Grief and Grievance: Art and Mourning in America」(ニュー・ミュージアム、米国ニューヨーク市)(2021年)、「The Stomach and the Port」(リヴァプール・ビエンナーレ、英国)(2021年)、「The Forever Now: Contemporary Painting in an AtemporalWorld」(MoMA、ニューヨーク市)(2014年)、「ILLUMInations」(インターナショナル・パビリオン、第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ、イタリア)(2011年)などがあります。作品は、ホイットニー美術館(ニューヨーク市)、グッゲンハイム美術館(ニューヨーク市)、シカゴ現代美術館をはじめ、多くの民間コレクションに収蔵されています。

リチャード・ライトの『Native Son』の映画化である長編映画デビュー作(邦題『ネイティブ・サン ~アメリカの息子~』)は、サンダンス映画祭で初上映され、2019年にHBOで公開されました。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンについて
フォンダシオン ルイ・ヴィトンは現代アートとアーティスト、そして現代アーティストのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関です。フォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、幅広い多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。カナダ系アメリカ人の建築家フランク・ゲーリーが手掛けた建物は、既に21世紀を象徴する建築物として価値を認められており、芸術の発展に目を向けたフォンダシオンの独創的な取組みを体現しています。2014年10月の開館以来、700万人を超える来館者をフランス、そして世界各地から迎えてきました。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、本機関にて実施される企画のみならず、他の財団や美術館を含む、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取組みを積極的に展開していくことを掲げてきました。とりわけモスクワのプーシキン美術館とサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館(2016年の「Icons of Modern Art: The Shchukin Collection」展、2021年の「The Morozov Collection」展)やニューヨーク近代美術館(「Being Modern: MoMA in Paris」展)、ロンドンのコートールド美術研究所(「The Courtauld Collection. A Vision for Impressionism」展)などが挙げられます。また、フォンダシオンは東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京、ソウル、大阪に設けられたエスパス ルイ・ヴィトンにて開催される所蔵コレクションの展示を目的とした
「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムのアーティスティック・ディレクションを担っています。これらのスペースで開催される展覧会は無料で公開され、関連するさまざまな文化的コミュニケーションを通じてその活動をご紹介しています。



エスパス ルイ・ヴィトン東京
150-0001
東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7階

お問合せ先:
T 0120 00 1854
contact_jp@louisvuitton.com

会期:2022年4月27日 - 2022年9月25日
開館時間:11:00-19:00
休館日はルイ・ヴィトン 表参道店に準じます。
入場無料
会場内の混雑防止のため、入場をお待ちいただく場合がございます。

事前来館予約も承ります。
https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/point-of-sale/japan/espace-louis-vuitton-tokyo

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(画像クレジット)
PLATEAUS (2014)
Exhibition view at Espace Louis Vuitton Tokyo, 2022
579.1 x 457.2 x 457.2 cm
Courtesy of Fondation Louis Vuitton
(C) Rashid Johnson
Photo credits: (C) Keizo Kioku / Louis Vuitton

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