大佛次郎(1897~1973)は、「鞍馬天狗」シリーズを発表した1924年以降、新聞・雑誌の連載を抱える人気作家となりました。挿絵を担当する画家たちと親しくなり、彼らの作品や、古今の美術作品をいつの頃からか手元に置き、楽しむようになりました。

本展では、当館所蔵の日本画・洋画を、大佛次郎との関係性に焦点を当てて紹介します。
尾形光琳画≪竹梅図屏風≫は、複製品の展示ですが、オリジナルはかつて大佛次郎が所蔵していました。大佛夫人がお茶をたしなんでいたこともあり、風炉先屏風として使われていました。(オリジナルは重要文化財、東京国立博物館所蔵。東京国立博物館にて2月19日まで展示中)

【展示予定画家】
日本画 長谷川路可、佐多芳郎(2/28~)
洋画 長谷川春子、佐藤敬、今泉俊次など
また、NPO法人 美術保存修復センター横浜の「絵画修復プロジェクト」により、当館所蔵銅版画5点(いずれもフランスの画家ポール・ルヌアールの作)が蘇りました。作品展示と同時に「画家の思い継承を目指して―時を超えて伝える―絵画修復プロジェクト」を紹介します。
※修復作品を3期に分けて展示
1/6~1/29 ラボリ弁護士の一連のしぐさ

1/31~2/26 フロンド紙

2/28~4/16 伸びあがる猫

【同時開催】
「大佛次郎×ねこ写真展2023」
【展示期間】
開催中~2023年4月16日(日)まで
【展示場所】
大佛次郎記念館 2階ギャラリーで開催中
【開館時間】
~3月 10:00~17:00(入館は16:30まで)
4月~ 10:00~17:30(入館は17:00まで)
【休館日】
月曜日(祝休日の場合は翌平日)
【料金】
入館料 大人(高校生以上)200円
中学生以下 無料
※横浜市内在住の65歳以上の方は100円
※毎月23日「市民の読書の日」と、第2・第4土曜日は高校生無料
※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
展示の詳細はこちらから http://osaragi.yafjp.org/info/7407/
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