1月21日(土)から開催の「Kyoto Art for Tomorrow 2023 -京都府新鋭選抜展-」、受賞者決定!

2023年1月19日 木曜日 3:17 PM

京都の新進若手アーティストの登竜門

京都府と京都文化博物館は、京都の地で新しい芸術の創造に取り組む新進の若手作家を紹介する展覧会「Kyoto Art for Tomorrow 2023-京都府新鋭選抜展-」を1月21日(土)から開催します。また、前年度選抜展の最優秀賞受賞者、藤井俊治(ふじい としはる)氏をゲスト作家として招き、特別展示を行います。一般公開に先立ち、本展に選抜された作家40名による出品作品の中から、次のとおり受賞作品を決定しました。京都の文化と歴史を背景として新しい芸術の創造に取り組む作家たちの意欲的な実践にご期待ください。



展覧会概要

■会期 
令和5年1月21日(土)~2月5日(日)10時~18時
※4階展示室は金曜19時30分まで(入室は各30分前まで)
※別館は毎日19時30分まで
※月曜休館

■会場 
京都都文化博物館 4階展示室、別館ホール(京都市中京区三条高倉)

■入場料
一般500円、大学生400円、高校生以下無料 ※別館は無料

■展示について
京都にゆかりのある40歳以下の若手美術作家40名の新作を展示。また、優秀な作品を顕彰します。特別出品作家として藤井俊治(ふじい としはる)氏が出品。
HP▶https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/kaft2023/

最優秀賞及び優秀賞 受賞作品

【最優秀賞/山本 真澄(やまもと ますみ)「祝福される命」】


(講評)
命がないがしろにされる時代において、子らの命が祝福されてほしいという願いを込めているのだろうか。しかしタイトルと裏腹に、個々のモチーフには死、あるいはあの世を予感させるものが散見される。下部にうずくまる鶏の尾が上部に再び姿をあらわすなど、画面全体が無限に連環しているような構図は、完成度が高くよく練られている。生と死とが隣りあうSF的な世界観が、伝統的な日本画のテクニックと融合しながら表現されている点が評価された。国際色豊かなモチーフや、似たような表情を浮かべる子どもの姿などを注視していると、解釈が無限に湧いてくる豊かな作品である。

【優秀賞/森田 志宝(もりた しほ)「Lacquer tree -06」】


(講評)
漆としてこういう表現があるのかという驚きを以て評価された。今回の出品作中でも異色といえよう。絹糸に玉を結ぶ漆が、枝葉の芽吹きや髪束などを連想させ、生々しくもありつつ、美しいきらめきが見る者を魅了する。そもそも漆という材料そのものが樹液であって、養分を吸い上げてまた木に戻っていくという性格をもつ。木の生命力がよく表現されている作品である。これは、作者が漆に対しての熟した感覚と技術や知識を備えているからに他ならない。最小限にまでつきつめた素材を一つ一つ輝かせて活かし、束ねる。素材への手の加え方もミニマルに抑えた、優れた作品である。
画像、講評は1月18日に提出予定

各賞受賞者一覧 ※年齢は令和年5年1月19日現在


〇最優秀賞 1点【賞状、副賞金50万円】
「祝福される命」山本 真澄(やまもと ますみ)(37歳)大阪府高槻市

〇 優秀賞 1点【賞状、副賞金10万円】
「Lacquer tree -06」森田 志宝(もりた しほ)(32歳)石川県加賀市

〇メディア賞 7点【賞状】
・京都新聞賞
「patchwork」長田 綾美(ながた あやみ)(25歳)大阪府高槻市

・朝日新聞社賞
「ぬるい熱を抱えて毛布に仮の星を吊るす」山本 紗佑里(やまもと さゆり)(28歳)京都府京都市

・毎日新聞社賞
「穴」山田 千尋(やまだ ちひろ)(28歳)京都府京都市

・読売新聞社賞
「MIRRORS -Forest」松井 亜希子(まつい あきこ)(38歳)滋賀県近江八幡市

・産経新聞社賞
「遠くの波へ」むらた ちひろ(38歳)京都府京都市

日本経済新聞社京都支社賞
「何のためにするのか思い出せ」岩坂 佑史(いわさか ゆうじ)(28歳)滋賀県高島市

・NHK京都放送局賞
「Superposition 2205」平野 泰子(ひらの やすこ)(37歳)神奈川県川崎市

〇国際賞 2点【賞状】
・アンスティチュ・フランセ関西賞
「Lacquer tree -06」森田 志宝(もりた しほ)(32歳)石川県加賀市

・ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川国際交流賞
「FREEDOM」粟坂 萌子(あわさか もえこ)(24歳)岐阜県瑞浪市

特別出品作家


藤井 俊治
《ダークルーム》2022年
藤井 俊治(ふじい としはる)氏
2009年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。近年はティアラ、鏡、ヴェール、半透明のイメージなどを箔・雲母・油絵の具等の多様な画材を用いて制作し、絵画のもつ装飾性や奥行きを模索する平面作品を発表。主な個展に2018年「光の層 -laminate the lights- 」、2020年「半透明のドレープ translucent drape」。主なグループ展に2018年「VOCA展2018 現代美術の展望-新しい平面の作家たち-」、2022年「Kyoto Art for Tomorrow2022 京都府新鋭選抜展」等。主な受賞に2004年シェル美術賞2004グランプリ、2011年滋賀県次世代文化賞、2016年藝文京展2016 京都商工会議所会頭賞、2018年VOCA展2018 VOCA奨励賞、2021年大津市文化奨励賞、2022年Kyoto Art for Tomorrow2022 京都府新鋭選抜展最優秀賞。



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