
株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、当社が運営する「Gallery & Restaurant 舞台裏」(麻布台ヒルズ内)にて、西村有未「滲出液とかさぶた」による個展を2026年3月18日(水) ~ 2026年4月11日(土)の会期にて開催いたします。
本企画は、ArtStickerが運営する「Gallery & Restaurant 舞台裏」を会場に、一般社団法人日本現代美術商協会(所在地:東京都目黒区、以下「CADAN」)CADANメンバーのギャラリーがリレー形式で展覧会を開催する「CADAN舞台裏」の第1弾です。
※レセプションは3月18日(水)18:00から開催予定です。(どなたでも自由にご参加いただけます)
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アーティストステートメント
私は、物語的イメージと物質性(マチエール)が拮抗する場で、絵画の可能性を探ってい
る。また、そのための手がかりとして、「図形的登場人物」というモチーフを扱っている。
「図形的登場人物」とは、民間伝承文学研究者マックス・リュティが示した概念であり、昔
話において、内面や肉体的描写を省かれ、図示的な役割として配置される存在を意味する。
私はこの平坦な存在と物語のシステムに、ときに複雑な想いを重ね、現実と地続きの容赦な
さを感じてしまう。だからといって、その内側を補足する挿絵を描くわけではない。つまり、
この感情が制作を駆動するエンジンとなる。
同時に近年は、「図形的登場人物」を生む「物語の態度」そのものを、擬人化ならぬ擬物化
として、立体へと起こして制作している。この立体は絵画の対抗馬として存在し、双方を行
き来することで制作内部には綱引きのような緊張が生まれる。さらに、この緊張はやがて、
互いを支える関係として立ち上がってきた。そのあいだで、絵画は次の手触りを獲得してい
く。
イメージと色とマチエール、そして感情を重ね続ける行為は、同時に一定の型を手掛かり
にしながら、抽象と具象という両岸を往還し続けるためのオールや燃料である。そして、
これらに転がされ続けた絵具は、滲出液のようににじみ出る状態を経て、やがてかさぶたの
ような層を形成していく。こうしたプロセスのなかで、絵画は次第に私の手を離れ、一つの
生き物のように立ち上がってくるのだ。
アーティストバイオグラフィー

撮影:田中 永峰 良佑
西村有未
1989 年東京都生まれ。
2019 年京都市立芸術大学大学院 美術研究科博士(後期)課程 美術専攻研究領域 (油画)修了。
近年の主な展覧会に「Salt Tongues / Far Shores Near」(Objectifs - Centre for Photography & Film,シンガポール,2025)、「絵⇄それらを生む物語の態度」(半兵衛麸 五条ビル 2F ホール Keiryu, 京都, 2025)、「岸む音/際の上 Murmuring Shores / On the Brink」(尾道市立大学美術館, 広島, 2024) 、「犬石物語(I still live there)」(FINCH ARTS, 京都, 2023)、「Kyoto Art for Tomorrow 2022 -京都府新鋭選抜展-」(京都文化博物館, 京都, 2022)、「絵画の見かた reprise」(√k Contemporary, 東京, 2021)、 「Encounters in Parallel」(ANB Tokyo, 東京, 2021)、「HOI POI Japanese Contemporary Painters」(SPACE Four One Three,ソウル,2021)「第 3 回 CAF 賞」 (3331 Arts Chiyoda, 東京, 2017, 審査員賞「保坂健二朗賞」受賞)、「TWS-Emerging 2013:例えば祖父まで、もしくは私まで。こんもり出現」(TWS 本郷, 東京, 2013)、「現役美大生の現代美術展 -Produced by X 氏」(Kaikai Kiki gallery, Hidari Zingaro, 東京, 2010)など。
[コレクション]
高橋龍太郎コレクション, KANKURO UESHIMA COLLECTION, 山梨学院大学
[ワークショップ]
練馬区立美術館(東京, 2013)
CADAN舞台裏について

株式会社The Chain Museumが運営するアートプラットフォーム「ArtSticker」と、一般社団法人日本現代美術商協会(CADAN)がコラボレーションし、今春より麻布台ヒルズのGallery & Restaurant 舞台裏にて「CADAN舞台裏」を始動いたします。
この企画は、「Gallery & Restaurant 舞台裏」を会場に、CADANメンバーのギャラリーがリレー形式で展覧会を開催するものです。
本展はその第一弾となります。
日本の現代美術市場を開拓してきたCADANと、アーティストのプラットフォームであるArtStickerが連携をすることで、麻布台という場所から日本やアジアのアーティストを世界に発信していきます。
Information
展覧会タイトル
西村有未「滲出液とかさぶた」
開催期間
2026年3月18日(水) ~ 2026年4月11日(土)
会場
Gallery & Restaurant 舞台裏
住所
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1F
>Google Map
営業時間
■ギャラリー
【火-日】
11:00~20:00
■レストラン
【火-金】
LUNCH 12:00~15:30 (L.O.15:00)
DINNER 17:00~22:00 (L.O.21:00)
【土・日】
12:00~18:00 (L.O.17:00)
※土日はカフェ営業となります。
定休日
月曜定休
※月が祝日の場合は翌日が休業日となります。
観覧料
無料
アクセス
・東京メトロ日比谷線神谷町駅5番出口より、駅直結 徒歩1分
・エレベーターあり、バリアフリー
・車椅子、ベビーカーの入場可能
参加アーティスト
西村有未
主催
ArtSticker (運営元:The Chain Museum)、CADAN(一般社団法人日本現代美術商協会)
協力
FINCH ARTS
展覧会URL
https://artsticker.app/events/119660
会場:Gallery & Restaurant 舞台裏


2023年11月に麻布台ヒルズ ガーデンプラザAにオープンした「Gallery & Restaurant 舞台裏」はアート作品を鑑賞したあとに誰かと語り合いたくなる空間として、お酒や食事を楽しめるスペースを内包しています。ここでは作品と出会うことで芽生えた感情、もしくは混乱や困惑なども一緒にいる誰かと共有することができます。
26坪という限られた空間ですが、展示スペースの裏側に回り込むとそこにはシェフのいるキッチンがあり、冷えた白ワインと気楽な前菜、本格的なコース料理も召し上がっていただけます。美術館に所蔵されるようなベテランのアーティストから、グローバルなマーケットで熱い視線を集める話題のアーティストまで、ときには演劇やダンスのようなパフォーマンスも企画します。
▽Instagramアカウント
https://www.instagram.com/butaiura_artsticker/
ArtSticker(アートスティッカー)について

株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。
また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。
▽ArtSticker Webサイト
https://artsticker.app/
▽ArtSticker ダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049
株式会社The Chain Museum概要
社名 :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地 :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者 :代表取締役 遠山 正道
▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト
https://www.t-c-m.art/
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