
交錯する視座 - それぞれの世界観、その質感
【展覧会概要】
合同会社Seibundo(東京都中央区 代表:内山明夫)が運営する現代アートギャラリー「Seibundo Gallery」は、バイリンガル美術情報誌『ONBEAT』の企画「ONBEATが推薦する注目若手作家たち」と連動した後期展示として、グループ展「交錯する視座 - それぞれの世界観、その質感」を2026年3月5日(木)~3月22日(日)まで開催いたします。本展は、日本の芸術文化を世界に発信する美術情報誌『ONBEAT』のキュレーションのもと、現代において明確な世界観を持つ作家たちが一堂に会する展示です。
素材を深く掘り下げる視点、構造やシステムに向き合う思考、象徴や物語を通して内面や社会を映し出す態度。
それぞれの作品は単独でも自立した世界を提示しています。しかし同じ空間に置かれることで、その視座はより鮮明に、そして多層的に立ち上がります。
本展が目指すのは、統一された主題へ収束させることではなく、異なる世界観が並置されることで浮かび上がる現在という時代の複数性と、その質感を体感することです。
多様な視座が交錯する場に身を置くことで、いま私たちが生きている世界の輪郭を新たな角度から捉える機会となることを目指します。
Seibundo Galleryは、現代アートに対して「分からない」と感じる感覚を否定せず、それを作品と向き合うための出発点として捉えてきました。鑑賞に正解を求めるのではなく、作品の背景や価格、作家の活動文脈を丁寧に共有しながら、対話の中で理解が育まれていく場であることを目指しています。
-「ONBEAT」編集長 藤田博孝
ジャンルを横断する美術情報誌『ONBEAT』と、理解を育む場であることを目指す「Seibundo Gallery」には、その在り方において相通じるものがあります。
何より「日本のアートの可能性を信じる」ことを軸とする両者が初めてタッグを組んだのが本展です。
『ONBEAT』の誌面から飛び出した作品たちが、「Seibundo Gallery」を舞台に、さまざまな対話や理解、共鳴を生みだすことを心から楽しみにしています。
-「Seibundo Gallery」主宰/キュレーター 内山明夫
Seibundo Galleryは、「日本のアーティストを世界へ」というコンセプトのもと、立ち上げたばかりのギャラリーです。日本には、これからさらに広く評価されていく可能性を持った表現が数多くあると感じています。
「日本の芸術・文化を世界へ」という視点で発信を続けてこられた美術情報誌『ONBEAT』と、展示というかたちでご一緒できることを大変嬉しく思います。書店を起点とするSeibundoにとって、編集的な視点を持つONBEATのキュレーションは非常に親和性の高いものです。
本展では、ONBEATが推薦する素晴らしい若手作家の作品を紹介できることを楽しみにしています。ぜひ会場で、その魅力を体感していただければ幸いです。

展示風景
【出展作家について】
AKI YAMANAKA|アキ ヤマナカhttps://www.instagram.com/aki.yamanaka_tengu/
1985年高知県生まれ。2011年地元の和紙職人との出会いを契機にちぎり絵の制作を開始。2025年「Hashiru Ueda × Aki Yamanaka『けっこうけだらけ』」(ギャラリー月極 / 東京)、「藝の工藝」(伊勢丹新宿店 / 東京)などグループ展に多数参加。2019年天皇皇后両陛下および彬子女王殿下への献上品に作品が選出される。2020年第33回全国和紙画展金賞、2021年第34回全国和紙画展大賞を受賞。

AKI YAMANAKA|アキ ヤマナカ

イワミズアサコ|Asako Iwamizu
イワミズアサコ|Asako Iwamizuhttps://www.instagram.com/asakoiwamizu/
1980年福岡県生まれ。2002年エスモード・東京校卒業。ファッション業界でコレクションブランドのデザインを経験。2008年よりアート活動を本格的にスタート。2025年「Kimekomi Art ASAKO IWAMIZU Solo exhibition」(White Box, Nobu Hotel Portman Squarethe / イギリス)、「日本の布と世界の布」(GINZA SIX ショーウィンドウ / 東京)など個展開催。
UMEHARA KAZUHIRO|梅原 和宏https://www.instagram.com/umehara_kazuhiro_art/
1993年奈良県生まれ。同志社大学神学部中退後、英国ブリストルに留学。帰国後、祖父の会社である(株)ミカサスポーツに入社、野球グラブ職人として修行。コロナ禍に作家活動を本格化。2025年「Asemic Painting」(Amalgam Art Gallery / 東京)など個展開催。2020年「美術は抽象によってこの世界の本質に迫る」(渋谷ヒカリエ / 東京)、2021年「現代アート注目の3人展」(東京ミッドタウン)などグループ展に参加。

UMEHARA KAZUHIRO|梅原 和宏

DAI GOTO.|後藤大
DAI GOTO.|後藤大https://www.instagram.com/vivigalaxy33/
1995年千葉県生まれ。2021年「蕾-tsubomi-」(柏市民ギャラリー / 千葉)、2023年「STAR MEMORY」「My Little Sun」(+ART GALLERY / 東京)など個展多数。2022年「GINZA COLLECTOR'S CLUB」(銀座 蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY / 東京)、2023年「Now You Know! Vol.2」(Whimsy Works / 台湾)などグループ展多数。
辰巳菜穂|Nao Tatsumihttps://www.instagram.com/nao_tatsumi/
1983年福島県生まれ。筑波大学芸術専門学群建築デザイン卒業。2024年「Traces of shifting dust」(SOM GALLERY / 東京)、「Blur」(ロイドワークスギャラリー / 東京)など個展多数。2024年「CONCERTO II」(LURF GALLERY / 東京)、2025年「7 Sceneries」(大丸東京店 ART GALLERY)などグループ展に多数参加。

辰巳菜穂|Nao Tatsumi

東金 聖|Hijiri Tougane
東金 聖|Hijiri Touganehttps://www.instagram.com/hijiritougane/
東京都生まれ。2012年アカデミー・オブ・アート大学彫刻科(S.F.)卒業。在学中「Spring Show」でCeramic部門1位受賞、サンフランシスコ動物園で公共アート制作。2012年「Oakwilde Ranch’s 5th Annual Spring Sculpture Show」でBest of Show受賞。帰国後、西武渋谷店、京都蔦屋書店、中国深圳、GINZA SIXなどで個展開催。2025年『VOGUE JAPAN × Dior』特集に選出。
長谷川 匠|Takumi Hasegawahttps://www.instagram.com/takumihasegaw/
1985年埼玉県生まれ。2004年より数多くの著名な日本人建築家のもとでインターンとして経験を積み、2013年よりパリの建築事務所で学ぶ。2014年帰国し、現代美術家の杉本博司に師事。2015年アトリエ長谷川匠を設立。2017年「BLACK AND LIGHT」(Cafe ABSINTHE / 大阪)、「LIGHT AND BLACK」(Art Tower / タイ)、2019年「DEVIATION」(ART FOR THOUGHT / 東京)など個展多数。

長谷川 匠|Takumi Hasegawa

FRAGILE|フラジール
FRAGILE|フラジールhttps://www.instagram.com/fragile_creatures_/
1993年兵庫県生まれ。2019年多摩美術大学美術学部統合デザイン学科卒業。2024年「Little things」(銀座 蔦屋書店 / 東京)、2025年「こわれもの」(MITSUKOSHI CONTEMPORARY GALLERY / 東京)など個展多数。2023年「Nine colors XVII」(西武渋谷店 / 東京)、「LA ART SHOW」(アメリカ)などグループ展やアートフェアに多数参加。2023年WATOWA ART AWARD 2023準グランプリ受賞。
水元かよこ|Kayoko Mizumotohttps://www.instagram.com/kayoko_mizumoto/
1971年石川県生まれ。加賀友禅工房への弟子入り。九谷焼の窯元での絵付けを経て、2010年石川県の自宅に築窯。2018年石川県立九谷焼技術研修所実習科修了。2022年「鏡の世界」(日本橋三越本店 / 東京)、2024年「とびこえろ」(水犀 / 東京)、「水元かよこ展」(ギャラリー器館 / 京都)、2025年「絵空事ワンダーランド」(日本橋三越本店 / 東京)など個展多数。2024年「Ephemera」(Samurai Museum Berlin / ドイツ)などグループ展に多数参加。

水元かよこ|Kayoko Mizumoto
【開催概要】
ONBEAT × Seibundo Gallery Group Exhibition後期展示「交錯する視座 - それぞれの世界観、その質感」
会期:2026年3月5日(木)~ 3月22日(日)
開廊時間:
木曜・金曜 15:00-19:00
土曜・日曜 11:00-19:00
※オープニングレセプション:3月7日(土)17:00-21:00(予約不要)
会場:Seibundo Gallery
(東京都中央区京橋2-8-2/東京メトロ京橋駅 徒歩2分)
入場料:無料
展示会情報:https://seibundo.info/gallery/exhibitions/onbeat-intermingle-perspectives-late/
Seibundo WEBサイト:https://seibundo.info/gallery/
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/seibundo_gallery/
【ONBEATについて】

WEBサイト:https://onbeat.co.jp/
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/onbeat_co/
Facebookアカウント:https://www.facebook.com/onbeat.magazine/
株式会社音美衣杜は、現代アートを中心に、建築、工芸、ファッション、音楽などさまざまなジャンルの日本の芸術文化をボーダレスに紹介するバイリンガル美術情報誌『ONBEAT』を発刊しています。同社代表取締役兼『ONBEAT』編集長の藤田博孝は、10代の頃よりアフリカをはじめとする世界の民族音楽に強く惹かれ、自らも演奏していた経験を持ち、20代半ばにはアフリカに渡り、現地のミュージシャンたちとの共同生活や、村々でのフィールドワークを経験。その後パリに渡り、現地のアーティストと共同生活を送る中で、音楽のみならずアートへの関心を深めていきました。こうした海外での経験を通じて、日本の芸術文化の価値を再発見した藤田は、帰国後2013年に株式会社音美衣杜を設立。翌年、バイリンガル美術情報誌『ONBEAT』を創刊しました。 『ONBEAT』というネーミングは、日本の祭りや神楽など奇数拍にアクセントを持つリズム“On-beat”に由来し、その根底には、世界の文化やライフスタイルが急速に均質化していく今だからこそ、自らのルーツを深く掘り下げ、その中から新たなものを生み出すべきだという思いが込められています。音美衣杜は『ONBEAT』を通して、音(音楽)、美(美術)、衣(ファッション)、杜(環境)などさまざまなジャンルを結びつけるハブステーションとして、今後もボーダーレスな活動を展開していきます。
【Seibundo Galleryについて】
Seibundo Galleryは、創業50年の古物商ののれん分けとして、
2025年12月に東京・京橋にオープンした現代アートギャラリーです。
プライマリーギャラリーとして、将来性ある若手作家の企画展や作品発表を軸に、
国内外のコレクターやキュレーターとの接点を創出し、
日本のアーティストが国際的に活躍するための基盤づくりを目指しています。
また、流通アート作品データベース「ARTDB」を通じて、
アートの文化的・経済的価値を可視化し、
市場の情報基盤整備と透明化にも取り組んでいます。


ONBEAT vol.23
【関連情報】会期中、Seibundo Galleryでは、『ONBEAT』のバックナンバーを紹介・取り扱います。本展の出発点となった『ONBEAT vol.23』を含め、誌面で提示されてきた編集的視点や作家紹介を、展示とあわせて参照し、実際に手に取ってご覧いただける機会となります。展示空間と誌面という二つのメディアを往復しながら、作品や作家への理解を深めていただけます。
【お問い合わせ先】
Seibundo Gallery(合同会社Seibundo)広報担当
E-mail:[email protected]
Web: https://seibundo.info/gallery/
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
