対話から生まれる、誰もが心地よいデザイン。ソニーとコクヨ共同で「CROSSING VIEWS」展を2026年3月6日より開催

2026年3月5日 木曜日 4:46 PM

異なる視点からインクルーシブデザインの新たな可能性を探求

ソニーグループ株式会社(以下ソニー)のデザイン部門であるクリエイティブセンターは、コクヨ株式会社(以下コクヨ)と共同で、インクルーシブデザインの新たな可能性を探求することを目的とした展示「CROSSING VIEWS」を2026年3月6日(金)から3月10日(火)までコクヨ東京品川オフィス・THE CAMPUS(ザ・キャンパス)にて開催します。

対話から生まれる、誰もが心地よいデザイン。ソニーとコクヨ共同で「CROSSING VIEWS」展を2026年3月6日より開催





2025年、ソニーとコクヨのデザイナー、およびそれぞれの特例子会社であるソニー・太陽株式会社とコクヨKハート株式会社の障がいのある社員がチームを組み、ソニー・太陽の拠点である大分とコクヨKハートの拠点である大阪でインクルーシブデザインワークショップを実施しました。チームで行動を共にし、対話を重ねることで、不便なことや困りごとにとどまらない、さまざまな「気づき」を得ることができました。これらの気づきを基に、社会に提供したい価値について組織や世代を超えて一緒に考え、多様なアイデアを展開しました。

「CROSSING VIEWS」では、ワークショップの成果の中から2つのデザインプロトタイプ「nolla」と「aicon」を展示します。さらに、ソニーからはクリエイティブセンター内における独自の取り組み「ワララボ (Work and Lifestyle Lab)」、コクヨからは「HOWS DESIGN」のプロセスから生まれた製品をあわせて紹介します。

1.共創によって生まれた新しいデザインプロトタイプ

(1)自分にとって心地よい場所を探せるアイランドソファ「nolla」
誰もが自分にとって心地良い場所を探せるアイランドソファの「nolla」は、自然が好きな下肢障がいのあるリードユーザーとの共創から生まれました。「ソファに乗り移って足を伸ばしたい」「車いすから降りなくても楽な姿勢でくつろぎたい」ーそんなリードユーザーの声をかたちにし、入り江のようなくぼみを抱えた、どこをとっても同じかたちが無いユニークな形状を取り入れたデザインにしました。特に大きくくぼんだ部分は、車いすに座ったままでも身体を預けられるフォルムで、新たなリラックス体験へと誘います。
また、「nolla」のソファ本体とクッションから流れる音は、使う人にとって心地良い“お気に入りの場所”を演出します。




(2)お互いを理解するきっかけをつくるアイテム「aicon」
「aicon」は「愛のアイコン」をコンセプトにしたアイテムです。外見からは分かりにくい上肢障がいのあるリードユーザーが、日々の買い物の中で感じている動作面での困りごとと、それを周囲に理解してもらうことの難しさから生まれました。
障がいを含む自分の特性を、さりげなく伝えるキーホルダー型の「Hello tag」は、セキュリティカメラなどの画像認識技術と連携することで、伝えたい場所で、伝えたいメッセージをそっと共有できるデザイン提案です。




2.ソニーとコクヨの多様な取り組み
2つのグループはダイバーシティに関連する多様な活動に取り組んでおり、本展示ではその事例を紹介しています。

(1)ソニーの取り組み「ワララボ (Work and Lifestyle Lab)」
ソニーグループのさまざまなデザインを手がけているクリエイティブセンターでは、若手メンバーが、働きやすい職場づくりを目指して自主的に活動しています。その一つである「ワララボ」はクリエイティブセンターのメンバーがダイバーシティに関する知見を深め、キャリアとライフイベントの関係などについて様々な情報を発信しています。
また、情報発信に加えて、産休・育休を取得した人へ贈るオリジナルのギフトを制作したり、「ごきげんにはたらく」をテーマに社内展示会を実施し、同じ職場の仲間たちの働き方や悩みなどを匿名で紹介するなど、活動の幅を広げています。
今回の展示では、クリエイティブセンターだけでなく本展示に関わった両社のメンバーの働き方の工夫や、抱えている悩みについて紹介し、コミュニケーションのきっかけを提供します。

(2)コクヨの取り組み「HOWS DESIGN」
「HOWS DESIGN」とは、コクヨが独自に定めるインクルーシブデザインのプロセスです。
コクヨは、インクルーシブデザインによって社会のバリアを発見し、誰もが自分らしくいられる社会を目指しています。 
本展示ではこれまでの歩みと代表的な製品とともに、リードユーザーとの関わりに焦点を当ててHOWS DESIGNの取り組みを紹介します。



CROSSING VIEWS
日程:2026年3月6日(金)~3月10日(火) ※3月8日(日)は休館
時間:13:00~19:00(予定)
場所:コクヨ株式会社 東京品川オフィス「THE CAMPUS」1階 “BOXX”(〒108-8710 東京都港区港南1丁目8番35号)
入場無料・事前予約不要
ウェブサイト:https://www.sony.com/ja/SonyInfo/design/news/event/CrossingViews/



コクヨ株式会社について
1905年創業のコクヨは、文具やオフィス家具などの製造・販売や空間デザイン、オフィス向け通販などを通じて、時代ごとのお客様の課題に向きあってきました。創業120周年を迎えた2025年には、コーポレートメッセージを「好奇心を人生に」に設定。「働く」「学ぶ」「暮らす」のドメインで文具や家具だけにとらわれない豊かな生き方を創造し、お客様の好奇心を刺激する企業となることを目指しています。
公式HP:https://www.kokuyo.com/


コクヨKハート株式会社について
2003年にコクヨの特例子会社として創業したコクヨKハートは、印刷物の制作から始まり、現在は画像加工、データ処理、開発書類の作成支援など専門性の高い業務領域へと拡大しています。さらに、2023年からはインクルーシブデザインのプロセス・HOWS DESIGNへの参画を通じて、コクヨグループのダイバーシティー&インクルージョン&イノベーションを推進しています。
公式HP:https://www.kokuyo-k-heart.com/
HOWS DESIGNについて:https://www.kokuyo.com/sustainability/howsdesign/


ソニー・太陽株式会社について
ソニー・太陽株式会社は、大分県日出町に拠点を置くソニーグループ株式会社の特例子会社です。1978年の設立以来、共同創業者である井深大の「障がい者だからという特権なしの厳しさで、健丈者※の仕事よりも優れたものを、という信念を持って」という企業理念のもと、ソニーの高品質なものづくりを支えてきました。プロフェッショナル仕様のマイク(C-800G)やヘッドホン(MDR-CD900ST等)の製造を担い、その高度な技術力は世界中のクリエイターから高く評価されています。障がいを理由に制限を設けるのではなく、一人ひとりの能力を最大限に引き出す独自の生産ラインや、インクルーシブな職場環境を構築しています。
※ 障がいがなく「丈夫」な人はいるが、「常に」健康な人はいないという、井深の考え方を踏まえて表記したもの。
公式HP: https://www.sony-taiyo.co.jp/


ソニーグループ株式会社 クリエイティブセンターについて
ソニーは、創業して間もなくデザインの重要性をいち早く認識し、デザイン室(現:クリエイティブセンター)を1961年に設立しました。「人のやらないことをやる」というソニーのDNAのもと、クリエイティブセンターはプロダクトからエンタテインメント、金融、モビリティなどの事業領域に活動の幅を広げ、ソニーグループの多岐に渡るデザインとブランディングを行っています。デザインのあらゆる可能性を開拓し続け、世界中の人々とともに、より豊かで心地よいライフスタイルの実現や、クリエイティビティとテクノロジーの融合によってもたらされる新たな価値の「原型」 の創造を目指します。
公式HP: https://www.sony.com/ja/design
公式Instagram: https://www.instagram.com/sonydesign_official/

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