【クラスコ】石川の住まい選びに変化。2008年から続く賃貸市況レポートを公開

繁忙期の入居者動向を徹底分析。オーナー満足度100%のセミナーで、物価高・金利上昇時代に“選ばれる住まい”づくりを提案

石川県を中心に不動産賃貸管理・仲介事業を展開する株式会社クラスコ(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:小村典弘)は、2026年4月、不動産オーナーを対象に、2026年繁忙期の入居者動向や石川県賃貸市場の変化を分析した「石川県賃貸市況レポート 2026年版」を公開しました。
【クラスコ】石川の住まい選びに変化。2008年から続く賃貸市況レポートを公開
総勢81名の不動産オーナーが参加

クラスコでは、確認できる記録では2008年の開催以降、毎年の繁忙期明けに、石川県内の賃貸市場や入居希望者の動向を分析し、不動産オーナーへ向けた市況レポートとして発信してきました。今回のセミナーは、当初定員50名に対し81名の参加申し込みがあり、会場を変更して開催。参加者アンケートでは、回答者の満足度100%を記録しました。

2026年版では、物価高・金利上昇・修繕費高騰により賃貸経営環境が厳しさを増すなか、入居者が納得して選べる住まいをどうつくるか、そして不動産オーナーの持続可能な賃貸経営にどうつなげるかを、具体的な市場データと物件改善事例を交えて公開しました。

繁忙期の定点観測から、石川県の住まい選びの変化を分析


不動産オーナーに有益な情報をセミナーとして定期的に発信
賃貸経営において、1月から3月の繁忙期は、年間の入居需要が大きく集中する重要な時期です。クラスコでは、この繁忙期に「どのような入居希望者が動いたのか」「どのエリアで需要が高まったのか」「どのような条件の物件が選ばれたのか」を毎年分析し、翌年以降の賃貸経営に活かすための市況レポートとして、不動産オーナーへ共有しています。



今回のセミナーでは、株式会社クラスコ・ホールディングス 専務取締役の清水秀晴が登壇。賃貸経営に必要な視点として、「市場」「競合」「自分の物件」の3つを挙げ、感覚だけに頼らず、データと現場の両面から物件価値を見極める重要性を説明しました。

2026年繁忙期の石川県賃貸市場では、エリアや間取りによって供給状況に差が生まれています。金沢市内では一部エリアで物件不足の傾向が見られる一方、白山市や小松市などでは間取りごとに供給の増減が異なり、単純に「石川県全体で需要が強い」と一括りにはできない状況です。

また、入居希望者の物件選びは、来店前のWEB上で大きく進むようになっています。エリア、家賃、初期費用、設備、写真、SNS、バーチャル内見などを比較し、問い合わせ時点で候補物件が絞り込まれているケースも増えています。

特に石川県では、駐車場、インターネット無料、テレビモニター付きインターホン、宅配ボックス、ペット相談可など、日々の暮らしの利便性や安心感につながる設備への関心が高まっています。

これらは単なる設備追加ではなく、入居者にとって「安心して暮らせるか」「便利に過ごせるか」「自分らしい暮らしができるか」を判断する重要な条件です。

■ 入居者満足とオーナー経営を両立する“選ばれる住まい”づくり


株式会社クラスコ・ホールディングス 専務取締役 清水 秀晴
物価高、金利上昇、修繕費・人件費の高騰により、不動産オーナーを取り巻く経営環境は厳しさを増しています。一方で、入居者にとっても、家賃や生活コストが上昇するなかで「本当にその住まいを選ぶ理由があるか」「価格に見合う快適さや納得感があるか」が、これまで以上に重要になっています。こうした時代に必要なのは、単純に価格を上げることでも、ただ空室を埋めることでもありません。



クラスコが目指しているのは、アイデアとデザイン、データ分析、コストパフォーマンスの高い設備投資を組み合わせることで、賃貸物件そのものの価値を高めることです。入居者には、納得感のある楽しい暮らしのステージを。不動産オーナーには、物価上昇や金利上昇の中でも持続可能な賃貸経営を。

クラスコでは、物件改善を一律のリフォーム提案として行うのではなく、エリアごとの需要、入居希望者の優先順位、競合状況、投資額、税引後キャッシュフローを総合的に分析し、物件ごとに最適な改善策を提案しています。

■ 2026年繁忙期事例紹介:クラスコが取り組む“選ばれる住まい”づくり

事例1:弱みに見える条件を、別の暮らし方の価値へ転換


弱みに見える条件を、別の暮らし方の価値へ転換

金沢市内のある物件では、「1階」「部屋の前が駐車場」という、一般的な住居用賃貸では弱点になりやすい条件がありました。クラスコでは、この物件を単なる住居として見るのではなく、立地や動線、利用シーンを再検討。住まいとしての使いやすさに加え、SOHOやサロン利用など、新しい暮らし方・働き方に対応できる可能性に着目しました。

室内では、生活感を抑えながら来客にも対応しやすい空間づくりを行い、物件の見え方を再設計。結果として、弱みと見られていた条件が、特定の入居者層にとっては魅力となり、短期間での成約につながりました。築年数や階数といった表面的な条件だけで判断せず、ターゲットと使い方を見直すことで、物件の価値を再発見できる事例です。

事例2:一律の改修ではなく、需要と投資効果で判断


一律の改修ではなく、需要と投資効果で判断

金沢駅前・金沢南部エリアでは、物件ごとの状態や入居希望者の需要を踏まえ、改修内容を個別に判断する事例が紹介されました。たとえば、同じ建物内で複数の空室が出た物件では、一律に同じ改修を行うのではなく、部屋ごとの状態や想定される入居者層に合わせて、デザイン性の向上、水回りの強化、必要最小限の改善など、投資内容を分けて提案しました。

また、一般的には敬遠されやすいとされる3点ユニットの物件についても、クラスコでは一律に弱点とは見ていません。3点ユニットをバス・トイレ別にするリノベーション「セパリノ」が有効なケースもあれば、学校や職場に近いこと、入居時期が合うこと、無理のない価格帯であることを重視する入居希望者層に対しては、現状を活かした方が投資効果が高いケースもあります。

クラスコでは、物件ごとの状態、入居希望者のニーズ、競合状況、改修にかかる投資額を踏まえ、セパリノを実施するべきか、現状を活かして募集するべきかを個別に判断。単なる設備改善ではなく、投資後の税引後キャッシュフローまで含めた投資分析を行い、オーナーにとって最適な提案を行っています。

3点ユニットをどう活かすか、どのタイミングでセパリノを行うべきかは、物件ごとに最適解が異なります。今回のセミナーでは、その判断の考え方についても紹介され、参加オーナーから高い関心が寄せられました。

事例3:地域ごとのニーズに合わせ、水回り・デザイン・見せ方を改善


地域ごとのニーズに合わせ、水回り・デザイン・見せ方を改善

小松・能美・加賀エリアでは、同じ石川県内であっても、地域ごとに入居者ニーズが異なることが確認されました。あるエリアでは広めの間取りへの需要が高まり、別のエリアでは初期費用や水回りの清潔感を重視する傾向が見られました。クラスコでは、こうした地域ごとの違いを踏まえ、物件の間取り、設備、内装、WEB上での見せ方を総合的に見直しました。

暮らしの印象を左右する水回りや内装の見せ方を改善し、入居希望者がWEB上で魅力を感じやすい状態へ整備することで、通常は成約まで時間がかかりやすいエリアでも、短期間での成約につながる事例が生まれています。

物件改善において重要なのは、「どこに投資するか」だけではありません。「誰に、どのように魅力を伝えるか」まで設計することが、現代の賃貸経営では欠かせません。

■ WEBで選ばれる物件づくりが、空室対策の前提に

近年、住まい探しは大きく変化しています。入居希望者は、店舗に来店する前に、WEB上で多くの物件を比較し、候補を絞り込んでいます。そのため、写真の印象、設備条件、SNS、バーチャル内見、物件紹介ページの見やすさなどが、入居判断に大きな影響を与えています。

クラスコでは、ポータルサイト、自社サイト、SNS、バーチャル内見など、WEB上で物件が選ばれるための環境整備にも力を入れています。また、反響対応の専門チームを設け、問い合わせに対してスピーディーに対応する体制を整えています。

物件の魅力をつくるだけではなく、その魅力を入居希望者に正しく伝えること。これも、現代の賃貸経営に欠かせない要素です。

■ オーナーの経営コストを抑え、入居者満足向上にもつながる新メンテナンスプランを発表


株式会社クラスコ 賃貸営業部 取締役 足立 正人
オーナーの経営コストを抑え、入居者満足向上にもつながる新メンテナンスプランを発表
物価高や人件費上昇の影響により、賃貸経営における修繕費の負担は年々大きくなっています。突発的な設備修繕や原状回復費用は、不動産オーナーのキャッシュフローを圧迫する要因であり、経営の見通しを立てにくくする一因にもなっています。




こうした課題に対し、クラスコでは、オーナーの経営コストを抑えながら、入居者へのスピーディーな対応による満足度向上も実現する新しいメンテナンスプラン「ゼロメンテ」を発表しました。
ゼロメンテは、発生する修繕を毎月定額のプランとして提供することで、突発的な支出を抑え、長期的な経営計画を立てやすくする仕組みです。あわせて、修繕時の判断や対応をクラスコが担うことで、入居者への迅速な対応にもつながります。

築25年・25戸・1K物件の5年間修繕シミュレーションでは、従来の修繕費618万円に対し、ゼロメンテ導入後は448万円となり、170万円・28%のコスト削減を実現できる試算が示されました。セミナーでは、修繕費のコストダウンだけでなく、月額定額化によって収支の見通しを立てやすくなる点や、迅速な修繕対応によって入居者満足度の向上にもつながる点が紹介され、参加オーナーからも好評を得ました。

ゼロメンテは、単なる修繕サービスではなく、クラスコが管理会社としての事業モデルを進化させることで、オーナーには経営負担の軽減を、入居者には安心できる暮らしを提供する、新しい賃貸管理の仕組みです。

新たに展開する、修繕定額サービス「ゼロメンテ」

コメント:株式会社クラスコ・ホールディングス 専務取締役 清水 秀晴

今回のセミナーでは、2026年繁忙期の入居者動向や石川県の賃貸市場の変化を、データと現場の両面から分析してお伝えしました。今の賃貸市場では、単に築年数や価格だけで物件が選ばれるのではなく、入居者にとって納得感があり、楽しく、快適に暮らせる住まいであることが、これまで以上に重要になっています。

私たちは、地域の皆様に楽しい暮らしを送っていただけるような、アイデアあふれる住まいを提供していきたいと考えています。賃貸住宅の価値を高めることは、オーナー様の資産を守るだけでなく、この地域の暮らしをより豊かにし、街を元気にしていくことにもつながります。

クラスコは、オーナー様からお預かりしている大切な資産を、ただ維持するだけでなく、地域に選ばれる住まいへと成長させていくパートナーでありたいと考えています。これからも、データと現場の知見を活かし、入居者にもオーナー様にも、地域にも喜ばれる住まいづくりを進めてまいります。

賃貸住宅の価値向上は、地域の暮らしを支える取り組み

賃貸住宅は、地域の暮らしを支える重要な社会インフラです。しかし、築年数の経過した賃貸物件が増え、修繕費や建築費が高騰するなかで、何もしなければ物件の競争力は下がり、オーナーの収益性も悪化していきます。一方で、入居者にとっても、選べる住まいの質が下がることは、地域での暮らしの満足度低下につながります。

だからこそ、賃貸住宅の価値を高める取り組みは、オーナーだけのためのものではありません。入居者が納得して選べる住まいを増やし、地域の住環境を豊かにする取り組みでもあります。クラスコグループは今後も、賃貸市場データの分析、デザインリノベーション、設備提案、WEB集客、修繕コストの最適化、新築アパート開発などを通じて、地方都市における賃貸住宅の価値向上に取り組んでまいります。そして、入居者には「ここに住みたい」と思える楽しい暮らしのステージを。オーナーには「この物件を持ち続けたい」と思える持続可能な賃貸経営を。地域には、暮らしから元気になる街づくりを。

その実現に向けて、クラスコは今後も、地域に根ざした賃貸経営支援を進めてまいります。





〈セミナー概要〉
名称:石川県賃貸市場動向&家賃アップセミナー
開催日:2026年4月19日(日)
対象:不動産オーナー
当初定員:50名
参加申込:81名
参加者アンケート:オーナー満足度100%
内容:2026年繁忙期の石川県賃貸市場分析、入居者動向、エリア別需要、設備ニーズ、WEB集客、物件改善事例、修繕費高騰への対応策、資産価値向上施策など


〈会社概要〉
会社名:株式会社クラスコ

代表者:代表取締役社長 小村 典弘

所在地:金沢本社 〒920-0024 石川県金沢市西念4-24-21 TEL 076-222-1111 FAX 076-264-9156
東京オフィス 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-16-11 フォーキャスト西新宿5F TEL 03-6833-5500 FAX 03-6675-9004

URL:https://www.crasco.jp/

事業内容:不動産の売買、賃貸借、管理、修理及び仲介 建売住宅の建築、販売及び宅地の造成販売など

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