【奥入瀬渓流ホテル】奥入瀬渓流の価値を未来へつなぐ、地元の中学生への「1日限りの協働授業」を実施

渓流コンシェルジュと生徒
奥入瀬(おいらせ)渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル「奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート」では、2026年6月11日、十和田市立第一中学校(以下第一中学校)の1年生16名を迎え、「ふるさと学習」の一環として協働授業を実施しました。第一中学校では、地域の歴史や産業、伝統文化を学び、未来に継承していくための活動として、毎年全学年でふるさと学習を行っています。今年も「奥入瀬渓流」を学習のテーマとし、この地域の自然を知り尽くしたホテルのネイチャーガイド「渓流コンシェルジュ」から、地域資源や自然環境について学び、ふるさとへの理解を深めました。当日は、「苔さんぽ」「渓流オープンバスツアー」「こけ玉作り体験」の3つのプログラムを実施。生徒たちは、奥入瀬渓流の景色の中に新たな魅力を発見しながら、自然との関わりや地域の価値について学びました。
授業内容:
苔さんぽ

苔さんぽを楽しむ生徒
奥入瀬渓流は、約300種類の苔が生息する「日本の貴重なコケの森」に選定されています。当日は、渓流コンシェルジュの案内のもと、生徒たちが奥入瀬渓流の名所「石ヶ戸」を散策しました。奥入瀬渓流の美しい景色を支える苔に目を向け、一つひとつ異なる表情を持つ苔を間近で観察。ルーペを覗き込んで、普段は見過ごしがちな足元の自然に触れ、五感を通して学びを深めていました。渓流コンシェルジュは、「奥入瀬渓流は、自分たちにとって身近な存在でありながら、多くの魅力にあふれ、国内外から人々を惹きつける特別な場所です。その価値や魅力を改めて知ってほしい」と、生徒たちへ想いを伝えました。
渓流オープンバスツアー

渓流オープンバスツアーを楽しむ生徒
続いて生徒たちは、高さ約3mから大自然を全身で感じられる「渓流オープンバスツアー」に参加しました。このツアーは、屋根のない開放的なバスに乗車し、奥入瀬渓流の自然を普段とは異なる視点から観察できるプログラムです。渓流コンシェルジュの解説に耳を傾けながら、頭上を覆うように広がる鮮やかな新緑の木々や、渓流沿いに続く美しい景色を満喫しました。足元のミクロな苔から、大自然を見上げるマクロなスケール感を体感。奥入瀬渓流の豊かな自然をさまざまな視点で観察することで、その多面的な魅力への理解を深め、多くの驚きや新たな発見につながる時間になりました。
こけ玉作り体験

こけ玉作り体験をする生徒
最後には、奥入瀬モスボール工房のスタッフを講師に迎え、「こけ玉作り体験」を実施しました。これは、渓流に点在する苔むした岩をイメージし、小さな奥入瀬渓流をこけ玉で表現する体験です。生徒たちは「苔さんぽ」で観察した苔の生態や、苔の上に根づく木々の様子を思い出しながら制作に取り組みました。自ら手を動かして自然に触れることで苔や自然への関心を深め、身近な自然を見つめ直すきっかけとなりました。
<参加生徒の感想>
第一中学校1年 齋藤絢心
こけ玉作りや散策を通し、奥入瀬渓流の新たな魅力を発見できました。特に滝がたくさんあること、そしてその一つ一つに名前や由来があることを知り、とても興味深かったです。これからは、この大切な奥入瀬渓流や周辺の森などの美しい自然を守りつつ、その魅力をさらに広めていくことも大事だと感じています。奥入瀬渓流は、地域の誇りであり宝物です。これからは、他の「残していかなければならない場所」にもどんどん自分で足を運び、体験をしてみたいと思います。
<参加教諭の感想>
第一中学校1学年主任 川村幸恵
子どもたちが目を輝かせて質問する姿がとても印象的でした。実際に自然に触れ、五感で学ぶことで、十和田市を大切に想う気持ちや地域への愛着が深まったと感じます。将来地元を離れることがあっても、「私の地元にはこんな素敵な場所がある!」と胸を張って語れるような強い自信を持ってくれたと思います。
<渓流コンシェルジュの感想>
渓流コンシェルジュ 小林信輔
子どもたちが本物の自然に触れ、感動して学ぶ姿がとても印象的でした。近くに住んでいるからこそ見過ごしがちな奥入瀬渓流の魅力を、詳しく学ぶことで再認識し、地元への愛着を深めてもらえたらと思います。この企画を継続していくことで、将来「自分のふるさとには誇れる自然がある」と県外の方にも胸を張って話せる経験になれば嬉しいです。
協力
・奥入瀬モスボール工房
奥入瀬モスボール工房では、渓流に点在する苔むした岩をイメージして小さな奥入瀬を表現する「こけ玉作り体験」、苔のデザインをランプの灯りで表現する「奥入瀬ランプ制作体験」など、年齢や国籍を問わず楽しむことができ、自宅に帰ってからも、苔の思い出を味わえるコンテンツを提案してきました。
【参考】第一中学校との活動

氷瀑を眺める生徒たち

ワークシートを記入する生徒たち
この先も奥入瀬渓流の自然や文化を守り、未来へつないでいくためには、地域の方々がその価値や魅力を深く理解し、関心を持ち続けることが重要だと考えています。そこで第一中学校と当ホテルは、次世代を担う子どもたちが地域の魅力を再発見し、郷土への愛着や誇りを育むきっかけとなるよう、協働での学習活動を毎年実施。本活動は、当ホテルからの招待で実施する冬の氷瀑見学や第一中学校からの依頼による夏の渓流散策や苔観察など季節を問わず展開しています。当日は渓流コンシェルジュによるガイドを通じて、子どもたちが奥入瀬渓流の多様な魅力を学び、地域への理解や愛着を深める機会を提供しています。
奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート

ロビー 森の神話
奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル(*1)。渓流が目の前に広がる露天風呂や岡本太郎作の巨大暖炉が印象的なロビーが癒しの空間を醸し出します。「渓流スローライフ」をコンセプトに心から満たされる滞在を演出します。
*1 2026年6月 奥入瀬渓流沿いにおける「リゾートホテル」を調査 自社調べ
所在地 :〒034-0301 ⻘森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
電話 :050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
客室数 :181室・チェックイン:15:00/チェッ クアウト:12:00
料金 :1泊25,100円~(2名1室利用時1名あたり、税込、夕朝食付)
アクセス:JR八戸駅から車で約90分(無料送迎バスあり・要予約)
URL :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/
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