デジタルサイネージ活用により駅と地域をつなぐアートプロジェクト「阿佐ヶ谷クエスト」実施

デジタルアートのためのプラットフォーム「neort.io」を運営するNEORT株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:高瀬 俊明、以下「NEORT」)は、アビームコンサルティング株式会社(本社:東京都中央区、以下「アビームコンサルティング」)とともに、東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)の協力を得て、JR阿佐ケ谷駅構内に設置されたデジタルサイネージを活用するアートプロジェクト「阿佐ヶ谷クエスト」を実施いたします。
本プロジェクトは、駅のサイネージを単なる広告媒体ではなく「地域と利用者をつなぐ表現の舞台」として捉え直し、駅周辺地域の活性化と、駅利用者への新たな体験価値の提供を目指す取り組みです。デジタルアートの企画・制作は、NEORTと現代美術サークル EXCALIBUR(エクスカリバー)が共同で手がけます。
■ 背景
公共空間に設置されたデジタルサイネージの多くは、これまで広告媒体として導入されてきました。しかし、その設置環境と表現力から、近年は新たな顧客接点・体験価値を生み出す装置としての可能性が注目されています。とりわけ鉄道駅のサイネージは、広告メディアとしての役割に加え、その視覚表現を通じて駅利用者により豊かな体験を届け、地域社会との連動性を高めることで、経済の活性化、駅・地域ならではの個性の発信、シビックプライドの醸成といった地域価値の創出にも寄与しうる存在です。
NEORTは、世界中のデジタルアーティストとのネットワークと、デジタルアートの企画・制作・監修における専門性を基盤に、サイネージ空間を「媒体」から「表現の舞台」へと変えることを目指してきました。本プロジェクトは、その思想を駅という日常の場で実装する実験です。
■ 目的
本プロジェクトは、直接的な経済価値の獲得と、地域価値・体験価値の提供による中長期的な顧客価値・社会価値の獲得を両立させる運営モデルの構築を目指します。デジタルサイネージという経営資源を多面的に活用し、その価値を最大化する新たなあり方を、実証を通じて検討してまいります。
■ プロジェクト内容
「阿佐ヶ谷クエスト(ASAGAYA QUEST)」は、JR阿佐ケ谷駅周辺の6つの商店街・32の店舗のみなさまにご協力いただき、各店舗や商店街の魅力・情報を集約し、デジタルアートとして再構成する取り組みです。これを、JR阿佐ケ谷駅構内のデジタルサイネージに投影することで、駅利用者の興味を喚起します。デジタルアートは、NEORTと、現実と仮想の重なりをテーマに制作を続ける現代美術サークル EXCALIBUR が共同で企画・制作します。サイネージには、地図状の画面構成のなかに対象の商店街や店舗が表示されます。お手持
ちのスマートフォンから本プロジェクトの特設ページにアクセスすると、ページ上で起動
するWebAR(アプリのインストール不要・ブラウザで動作するAR)を通じて、目の前の
現実の風景に利用者がそれらの場所を実際に訪れることができるデジタルアートが重なっ
て表示されます。

スマートフォン標準のカメラではなく、特設ページ上で起動するWebAR体験を通じて、利用者はあたかも「阿佐ケ谷駅周辺のデジタルワールドを探検する」かのような体験を得られます。プロジェクト名「阿佐ヶ谷クエスト」は、この探検的な体験に由来しています。
また、本プログラムを通じて生じる駅利用者の行動変容や、デジタルアートとの接触・鑑賞による顧客体験・フィードバックは、web/SNS上の反応や拡散状況と連携・同期させ、多面的な効果検証の対象とします。
AR体験ページ:https://www.entaku.net/asagaya/ar/
※ARによる重ね合わせ表示は、スマートフォンの標準カメラではなく、本プロジェクトの特設ページ上で動作するWebAR(アプリのインストール不要)です。
■ 参加作家について

EXCALIBUR(エクスカリバー)
東京⇔京都を拠点に活動する現代美術サークル。「ストリート・イーサネット・フィールド(Street, Ethernet, Field)」── 現実と仮想の重なり ── をテーマに、個人的な記憶を物語や神話と交差させながら、社会的な記録となる美術へと変換する。ピクセルアート、絵画、彫刻、ブロックチェーン上の作品など多様な形式で制作を展開し、「Contemporary is the retro games of the future(現代とは、未来のレトロゲームである)」を掲げる。近年の主な個展に「METABIT」(Sato Gallery/パリ・2024)、「Tokyo Ukiyo.e」(Sato Gallery/ロッテルダム・2023)、主なグループ展に「The Postmodern Child」(釜山現代美術館/韓国・2022, 2023)など。京都国際映画祭アート部門優秀賞(2017, 2020)受賞、『映像作家100人』選出。
■ 各社の役割
- NEORT:EXCALIBURとの共同企画・制作の統括、デジタルアートコンテンツの監修、サイネージにおける作品配信- EXCALIBUR:デジタルアート作品の共同企画・制作
- アビームコンサルティング:プロジェクト全体の設計、体験価値・効果検証の枠組み構築、運営モデルの検討
- JR東日本:JR阿佐ケ谷駅構内デジタルサイネージの提供および実施への協力
■ コメント
NEORT株式会社 代表取締役 高瀬 俊明駅は、人々が日常的に行き交う身近な公共空間のひとつです。そのスクリーンを、広告ではなく『表現の舞台』として捉え直すことで、アートが街と人をつなぎ直す回路になり得ると考えています。阿佐ヶ谷クエストを通じて、駅で出会った表現が街歩きの体験へと接続される、新しい都市の体験のあり方に挑戦できることを楽しみにしています。
アビームコンサルティング株式会社 Principal 小山 元
変化が加速する社会において、企業にはこれまで以上に社会と接続し、社会課題の解決に主体的に関与していく役割が求められています。アビームコンサルティングは、アートとの共創を通じて、サイネージという媒体が持つ可能性を拡張するとともに、生活者の体験価値の向上や人流・情報流の創出による地域活性化など、複層的な課題に対し新たなアプローチで価値創出と課題解決に取り組んでまいります。
■ 開催概要
- プロジェクト名:阿佐ヶ谷クエスト(ASAGAYA QUEST)- 実施期間:2026年7月17日(金)~8月16日(日)
- 場所:JR阿佐ケ谷駅構内 デジタルサイネージ/阿佐ケ谷駅周辺地域
- 対象エリア:阿佐ケ谷駅周辺の6商店街・32店舗
- 参加方法:スマートフォンで本プロジェクトの特設ページにアクセス(アプリのインストール不要、WebARで体験)
- ウェブページ:https://asagaya.neort.io/
- AR体験ページ: https://www.entaku.net/asagaya/ar/
■ 各社概要
NEORT株式会社- 所在地:東京都品川区西五反田7丁目9-5 SGテラス 6F
- 代表者:代表取締役 高瀬 俊明
- 事業内容:デジタルアートプラットフォーム「neort.io」の運営、デジタルアートの企画・制作。2022年4月にデジタルアート専門の展示空間「NEORT++」を馬喰町にて開廊。
- HP:https://team.neort.io/
アビームコンサルティング株式会社
- 所在地:東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー
- 代表者:代表取締役社長 山田 貴博
- 事業内容:マネジメントコンサルティング、ビジネスプロセス コンサルティング、 ITコンサルティング、アウトソーシング
- HP:https://www.abeam.com/jp/ja
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
- 所在地:東京都渋谷区代々木2-2-2
- HP:https://www.jreast.co.jp/
■ 本件に関するお問い合わせ
NEORT株式会社 広報担当Email: info[at]neort.io
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ