アンネ・フランク没後80年を経て、『わたしを忘れないで アンネが日記を書く前の物語』7月15日発売

10歳のアンネが13歳で隠れ家に移り住み、日記を書き始めるまでの年月に光をあて、その内面と日常を丹念に描き出す。

アンネ・フランク没後80年を経て、『わたしを忘れないで アンネが日記を書く前の物語』7月15日発売


アメリカを代表するベストセラー作家、アリス・ホフマンによる話題作の日本語版が2026年7月15日にNHK出版より発売になります。主人公はいまなお世界中の人々の心の中に生き続けるアンネ・フランク。本書は、10歳のアンネが13歳で隠れ家に移り住み、日記を書き始めるまでの年月に光をあて、その内面と日常を丹念に描き出します。
アンネ・フランクの生を静かに見つめ直す一冊
 アメリカを代表する女性作家のひとりで、『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー作家としても知られるアリス・ホフマンによるヤングアダルト小説!

没後80年を経てもなお世界中の人々の心に生き続けるアンネ・フランク。本書は、10歳のアンネが13歳で隠れ家に入り、日記を書き始めるまでの年月に光をあて、その内面と日常を丹念に描き出す。物語は史実に基づくパートと創作パートが交差しながら進み、アンネの成長と揺れる心を立体的に浮かび上がらせる。

舞台は第二次世界大戦下の1940年代、オランダ・アムステルダム。ナチスの迫害を逃れてドイツのフランクフルトから移り住んだフランク一家は、新天地での生活を始めるが、戦火は次第に彼らの身近にも迫り、日常は静かに、しかし確実に奪われていく。やがて一家は隠れ家へと身を寄せる決断を迫られ、その後アンネは日記と出合うことになる。

綿密な取材と研究を重ねて描かれた本書は、これまで『アンネの日記』からしか知ることのできなかったアンネの姿や思いを描き上げる。そこにいるのは歴史の象徴ではなく、夢をもちながら明るく生きようとしたひとりの生身の少女である。
21世紀にあってなお戦争が続くいま、自分に引き寄せて読みたい一冊。

【目次】
 第一部 妹 
第二部 オオカミ  
第三部 言葉にされないもの
第四部 世界と地下世界 
第五部 闇の時間と光の時間
【著】アリス・ホフマン
アメリカ・ニューヨーク市生まれの作家。現実の世界に幻想的な要素を織り交ぜた「マジカル・リアリズム」の作風で知られ、家族の絆や愛、喪失と再生といった普遍的なテーマを詩的な筆致で描く。ヤング・アダルトから大人向けまで幅広い作品を発表し、読む人の心に寄り添い、勇気を与える物語を書き続けている。代表作には、魔女の血を引く姉妹の物語を描いた『プラクティカル・マジック』(集英社)、人魚の少女との友情を描いた『恋におちた人魚』(アーティストハウス)、心に傷を抱えた少女の成長物語Green Angelなどがあり、前2作は映画化もされている。登場人物の内面や心の揺れを丁寧にすくい上げる作風は、世代を超えて支持されており、アメリカを代表する作家のひとりとして高い評価を受けている。

【訳】 三辺律子(サンベ・リツコ)
英米文学翻訳家。児童文学、ヤング・アダルト、海外作品などを幅広く翻訳。訳書に『エヴリデイ』(小峰書店)、『嘘つきのための辞書』(河出書房新社)、『月のケーキ』(東京創元社)、「ズィーラーン国伝」シリーズ(評論社)、『ムーンライズ』(岩波書店)など多数。共編著書に『BOOKMARK 翻訳者による海外文学ブックガイド』1&2(CCCメディアハウス)など。〈10代がえらぶ海外文学大賞〉選考委員。
商品情報


『わたしを忘れないで アンネが日記を書く前の物語』著者:アリス・ホフマン/訳者:三辺律子
出版社:NHK出版
定価:2,200円(税込)
発売日:2026年7月15日
判型:四六判並製
ページ数:248ページ
ISBN:978-4-14-005761-2
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