公益財団法人日本フィランソロピック財団は、第3回「日本みどりのゆび舞台芸術賞」の授賞式を開催、9劇団に賞を贈りました
2026年7月22日、公益財団法人日本フィランソロピック財団は、東京都内で、第3回「日本みどりのゆび舞台芸術賞」の授賞式を開催、受賞した劇団関係者や家族、選考委員、財団関係者など約70名が見守るなか、受賞劇団の代表者へ賞状と目録が手渡されました。受賞したのは9劇団でした。HOPE賞を受賞したのは「いいへんじ」(東京都)、「「老いと演劇」 OiBokkeShi」(岡山県)、「ゆうめい」(東京都)、選考委員賞を受賞したのは「MONO」(京都府)、「劇団印象-indian elephant-」(東京都)、「劇団温泉ドラゴン」(東京都)、「幻灯劇場」(京都府)、「Project Nyx」(東京都)、「metro」(東京都)でした。
- 授賞式の様子
冒頭、岸本代表理事より、日本みどりのゆび舞台芸術賞への寄附、応募、選考など関係者への御礼と受賞者への祝辞が述べられました。また、本賞の名前の由来であるモーリス・ドリュオン『みどりのゆび』のように、世界に新たな希望と彩りをもたらす作品や活動を支える賞でありたいとの願いが語られました。
続いて、受賞した各劇団へ、賞状および副賞の目録の贈呈が行われました。第3回は、HOPE賞のプレゼンターを第1回と第2回のHOPE賞受賞劇団が務め、新たな受賞劇団へ賞が授与されました。受賞者からのメッセージでは、これまでの活動に関わった方々への感謝のほか、受賞の喜びや、その賞が劇団にとって持つ意味をご挨拶いただきました。
各選考委員からも、授賞劇団のそれぞれの取り組みへの敬意と喜びが届けられました。講評では、1980年代の劇団文化が持っていた強い共同体性や独自の美意識に触れながら、現代の演劇環境との違いが語られました。また、本賞が特定の作品ではなく劇団そのものの活動を評価する民間の賞であることにも言及され、演劇創作における劇団の意義や公益性の捉え方に加え、将来性や独自性を持つ劇団を評価する視点についても語られました。さらに、AI時代だからこそ、人と人が直接向き合う演劇の価値を信じ、物価高騰などの困難な環境下でも、劇団活動を粘り強く続けていくことへの激励の言葉が贈られました。
最後に、選考委員長、吉原氏からの挨拶がありました。長年演劇に親しんできた寄附者の思いが本賞の設立につながり、その支援が賞の継続を支えていることが紹介されました。劇団の本質について、演出家や俳優、スタッフといった多様な人々が集い、一つの創作集団として成立することの重要性が語られました。また、自身が長年演劇を見続けてきた経験を振り返り、演劇という文化を支え続けることの意義を話されました。最後に、受賞者たちの今後のさらなる活躍を祈念し、演劇活動を継続することへの期待を込めて、挨拶を締めくくりました。
授賞式後には同フロアで受賞者懇親会が開かれました。懇親会では、授賞式でプレゼンターを務めた方々からのメッセージや、受賞劇団による今後の活動紹介などが行われました。会場はアットホームな雰囲気に包まれ、式典参加者同士が活発に交流していました。
◎ 受賞した劇団の皆さん

◎ 受賞した劇団の皆さん、選考委員、プレゼンターと財団理事

◎ HOPE賞
〇 いいへんじ (https://iihenji.com/)

〇 「老いと演劇」 OiBokkeShi (https://oibokkeshi.net/)

〇 ゆうめい (https://www.yu-mei.com/)


◎ 選考委員賞
〇 MONO (https://c-mono.com/)

〇 劇団印象-indian elephant- (https://inzou.com/)

〇 劇団温泉ドラゴン (https://www.onsendragon.com/)

〇 幻灯劇場 (https://gentou-gekijou.themedia.jp/)

〇 Project Nyx (http://www.project-nyx.com)

〇 metro (https://sarara.asia/metro)

- 「日本みどりのゆび舞台芸術賞」
「日本みどりのゆび舞台芸術賞」は、公益財団法人日本フィランソロピック財団が、2023年、国内で優れた演劇活動を行う劇団への表彰を通じ、劇団の知名度の向上と財政的な困難の克服を支援することを目的として設立された賞です。
当基金のページ:https://np-foundation.or.jp/list/midorigekidan.html
「日本みどりのゆび舞台芸術賞」は、日本フィランソロピック財団のテーマ基金として設立され、基金の趣旨にご共感いただける方からのご寄附をお待ちしています。
寄附募集要項:https://np-foundation.or.jp/media/kifubosyuyoko_midorinoyubi_202404.pdf
- 公益財団法人日本フィランソロピック財団
公益財団法人 日本フィランソロピック財団は、2020年に設立、社会貢献事業への資金提供を目的として、寄附を募り、それを基金として管理運営し、助成や奨学金・顕彰などを行う事業を行っています。寄附者おひとりおひとりの「おもい」を「意義ある寄附」として大きく育み、未来への投資としてより豊かな社会の創造を目指しています。

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