終戦の日を前に、親子で「食」から平和を考える小学4~6年生の親子13組が、戦時中の食事づくりを体験「平和の料理教室」を開催

泉大津市は、終戦の日を前にした令和8年8月8日(土)、市内在住の小学4年生から6年生とその保護者13組を対象に、親子で戦時中の食事づくりを体験しながら、平和について考える料理教室を開催します。
戦後80年を超えた今、戦争を直接体験した世代から当時の話を聞く機会は、今後ますます貴重になっていきます。一方で、子どもたちにとって戦争は、知識として学ぶ機会はあっても、日々の暮らしと結びつけて考えることが難しい面があります。
そこで本市では、子どもたちにとって身近な「食」を入口に、戦時中の食事づくりを親子で体験し、当時の暮らしや食料不足について学びます。食べ物があること、家族で食卓を囲めること、日々の暮らしが続いていることの大切さを、親子で考えるきっかけにします。
今回の特徴は、調理を学ぶ専門学生が小学生親子をサポートすることです。これまでの平和学習は、戦争を体験した世代から子どもたちへ伝える形が中心でした。今回は、それに加えて、戦争を知らない専門学生と小学生親子が、食を通じて一緒に平和について考えます。
戦争を知らない世代同士が学び、その学びを次へつないでいく、新しい形の平和学習として実施します。
終戦の日を前に、親子で「食」から平和を考える小学4~6年生の親子13組が、戦時中の食事づくりを体験「平和の料理教室」を開催
「平和の料理教室」案内チラシ。親子13組が、戦時中の食事づくりを通じて平和を考えます。


戦争を「遠い歴史」で終わらせないために

戦争を直接体験した人から当時の話を聞く機会は、これからますます貴重になります。
だからこそ、戦争の記憶を次世代に伝えるためには、子どもたちが自分の暮らしと結びつけて考えられる入口をつくることも大切です。
今回の入口は「食」です。戦時中の食事を実際に作り、食べてみることで、戦争を教科書の中の出来事としてだけでなく、自分たちの生活とつながるものとして考えるきっかけにします。

すいとんで比べる、当時の食卓と今の食卓

当日は、大阪調理製菓専門学校の日本料理専任教員が講師となり、親子で麦ごはんや戦時中をイメージしたすいとんを作り、限られた食材の中で工夫していた当時の暮らしを体験し、食料が十分にない中で、どのように日々の食事を支えていたのかを学びます。
また、講師が、同じすいとんを題材に、現代の調理技術や工夫を加えた一品を紹介します。
同じすいとんを通じて、当時の食卓と今の食卓の違いを感じることで、食べ物があること、味を工夫できること、家族で食卓を囲めることのありがたさを親子で考えます。

戦争を知らない世代同士が、食を通じて平和を考える

親子の調理体験のサポートは、大阪調理製菓専門学校の学生が行います。
戦争を知らない専門学生が、戦争を知らない小学生親子と一緒に調理し、当時の暮らしや今の食卓について考えることが、この事業の特徴です。
小学生にとっても、年齢の近い学生と一緒に取り組むことで、親しみやすく、主体的に参加しやすい平和学習をめざします。

家庭で平和について話すきっかけに

当日は、「もし明日から○○がなくなったら?」をテーマに、親子で話し合うワークも行います。
「スーパーに食べ物がなかったら」
「停電が1週間続いたら」
「水が1日2リットルしか使えなかったら」
「学校に行けなくなったら」
「10分後に避難するとしたら、何を持っていくか」
こうした身近な問いを通じて、当日の体験を家庭での会話につなげます。

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