二戸に子どもと地域を笑顔にするクラシックコンサートがやってくる
子どもと音楽の最高の出会いをつくるNPO法人みんなのことば(東京都新宿区)は、9月7日(月)、二戸市立仁左平(にさたい)小学校でプロの音楽家による参加型クラシックコンサートを実施します。この事業は文化庁の主催でおこなわれます。みんなのことばのコンサートは、岩手県では仁左平小学校のみでの開催です。

2025年度に東京都の小学校で実施した様子
全国の子どもの体験格差をなくしたい
都市部と比較し、地方ではプロの文化芸術に触れる機会が限られているという現状があります。今回のコンサートは、文化庁が全国の小中学校等を対象に、障がいの有無や地域による体験格差をなくし、多様な成長につなげるために実施します。仁左平小学校では、全校児童24人に加え、保護者や近隣住民も招待し、子どもと地域が音楽で一体となる機会として実施されます。

二戸市立仁左平小学校 校長 芳賀 かつえ
「子どもたちは音楽が大好きですが、クラシック音楽に触れる機会は限られています。今回、鑑賞だけでなく、指揮や歌を通してプロの演奏家と一緒に音楽を楽しめることを大変うれしく思います。音楽は、うれしいときも苦しいときも寄り添ってくれる一生の友達です。今日が子どもたちにとって心に残る素敵な出会いとなることを願っています。」
参加型コンサートとは
「みんなのことば」が開く参加型コンサートは、静かに鑑賞する従来のクラシックコンサートとは異なります。音楽大学を卒業してプロとして活躍するフルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロに、司会(声楽家)を加えた5人編成。「楽器の振動が床から伝わる」ほど演奏家と子どもの距離が近いのが大きな特徴です。
聴くだけではなく、指揮者体験や発声ワークショップ、生演奏にあわせた歌唱などを通して、五感を使い、体を動かして、子どもが思わず笑顔になるコンサートです。

距離の近さが魅力のひとつ

人気の指揮者体験コーナー
出演者:東京藝術大学、東京音楽大学、武蔵野音楽大学を卒業し、東京を拠点にプロとして活躍する5人。みんなのことば独自のオーディションと研修を経て「子どもに音楽を届けるプロフェッショナル」として活動中。

写真左から、司会(声楽家):上尾和音、フルート:香川 恵理、チェロ:ヨコミゾヒロユキ、ヴァイオリン:森澤 麻里江、ヴィオラ:小倉勇樹
開催概要

NPO法人みんなのことば団体概要

2009年設立。団体名は、音楽はあらゆる違いを越えて心を通わすことができるコミュニケーションツール「みんなのことば」から。
「“本物の体験”をすべての子どもたちへ」を
理念に、学校や地域施設への訪問コンサートを全国で展開。2026年3月時点で1,320施設、14万人以上の子どもに体験を届けました。
いつもの場所で、いつもの仲間とできる質の高い文化芸術の体験こそが、子どもの心や感性の扉をひらく機会となります。その機会を作ることができるのは、大人です。行政、そして先生方など、大人と手を取り合って、この機会を全国に広げていきたいと考えています。」
みんなのことば代表理事:渡邊悠子
※事前のオンライン取材・当日に現地でのインタビューも承ります。

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