【香港渡航調査】“困りごとなし”7割超でも悔やんだのは「現金」と「通信」

渡航前に不安を感じなかった人は半数、200名の声から見えた香港旅行の“備え”のポイント




ビクトリア・ハーバーを彩る高層ビル群の夜景、飲茶やローカル食堂が生む食文化、そして日本から約4~5時間で到着できるアクセスの良さ。香港は、週末の短い旅行から家族連れの滞在まで幅広い層に選ばれてきました。英語表記が整い交通網も発達していることから、「初めての海外でも行きやすい街」という印象を持つ人も少なくありません。

一方で実際に訪れた人からは、「想定していなかった戸惑い」や「事前に知っておきたかったこと」を挙げる声も聞かれます。

そこで今回、WiFiレンタルサービスを手がけるWiFiトラベルと共同で、過去10年以内に香港へ渡航した全国の20歳~59歳の男女200名を対象に「香港渡航者に関するアンケート調査」を実施しました。

本調査では、渡航前の不安から現地での困りごと、通信手段、食や物価、街の雰囲気に対する印象まで、香港旅行のリアルな実態を明らかにしています。

<記事等のご利用にあたって>
本リリースの内容を引用・転載いただく際は、以下の対応をお願いいたします。
・引用元を「WiFiトラベルとプラスト株式会社の共同調査」と明記
・WiFiレンタルサービス(https://www.wifi-travel.jp/countries/hongkong/)へのリンクを設置
・該当記事(https://media.crossdata.co.jp/wifi-usage-survey-20260826/)へのリンクを設置


■調査概要
調査名:香港渡航者に関するアンケート調査
調査手法:インターネットアンケート
調査期間:2026年8月11日~8月18日
調査対象:事前アンケートで「10年以内に香港に渡航した」と回答した全国の20歳~59歳の男女
有効回答数:200件

■質問内容
質問1:香港渡航前、現地での滞在にどの程度不安を感じていましたか?
質問2:香港滞在中に、想定していなかった困りごとや戸惑いはありましたか?
質問3:香港滞在中に困った・戸惑った内容を教えてください。
質問4:香港渡航時、どのような通信手段を利用しましたか?
質問5:香港渡航を振り返り、「事前に準備しておけばよかった」と感じたものは何ですか?
質問6:香港の「食」「物価」「街の雰囲気(夜景・高層ビル・下町など)」について、印象に残っていることがあれば教えてください。


※数値は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※複数回答を含む設問では合計が100%を超える場合があります。


■ 渡航前に不安を感じた人は約半数、安心感と備えは必ずしも一致しない





まず、香港渡航前の不安について尋ねたところ、「不安はなかった」が50.5%と半数を占めました。「少し不安だった」35.0%、「とても不安だった」14.5%を合わせると49.5%となり、不安の有無はほぼ二分される結果となりました。

【渡航前の不安】
・とても不安だった:14.5%
・少し不安だった:35.0%
・不安はなかった:50.5%


半数が「不安はなかった」と答えた背景には、日本語表示のある店舗や日本食レストランも多く、渡航先として身近な存在であることがありそうです。

ただし後半で見るように、渡航を終えた人の多くが「準備しておけばよかったもの」を挙げており、出発前の安心感と実際の備えは必ずしも一致しないようです。


■ 「想定外の戸惑い」は28.0%、“行きやすい街”に潜む盲点





次に、滞在中に想定していなかった困りごとや戸惑いがあったかを尋ねたところ、「あった」は28.0%にとどまり、7割超が「なかった」と回答。大きなトラブルなく旅を終えた人が多数派です。

【滞在中の困りごと・戸惑い】
・あった:28.0%
・なかった:72.0%


ただし男女別では男性34.8%、女性22.2%と12ポイント以上の差がありました。市場やタクシーなど、現地で交渉や支払いが発生する場面の多さが影響している可能性も考えられます。また「行きやすい海外」というイメージが強いからこそ、下調べが簡略になりやすい面もありそうです。


■ 最多の壁は「言葉」48.2%、通信・物価・支払いが僅差で続く





前問で想定していなかった困りごとや戸惑いが「あった」と回答した56名を対象に、具体的な内容を尋ねたところ、最も多かったのは「広東語・英語が通じない」で48.2%。続いて「通信環境(WiFi・ネット)が不安定だった」42.9%、「物価が想像より高かった」39.3%、「キャッシュレス決済や現地の支払い方法に戸惑った」37.5%が並びました。

【滞在中に困った・戸惑った内容】
・広東語・英語が通じない:48.2%
・通信環境(WiFi・ネット)が不安定だった:42.9%
・キャッシュレス決済や現地の支払い方法に戸惑った:37.5%
・物価が想像より高かった:39.3%
・治安やトラブルが不安だった:30.4%
・交通・移動手段が分かりにくかった:21.4%
・その他:12.5%


上位4項目が48.2%から37.5%という狭い範囲に収まっているのが、この設問の特徴です。特定の一因が突出するのではなく、言葉・通信・お金が同時に戸惑いを生んでいます。英語が通じる国際都市というイメージを持つ人ほど、言葉の壁を意識しやすいのかもしれません。

その他では、台風による予定変更や食中毒など、事前の備えだけでは防ぎきれないトラブルも見られました。


■ 通信手段は「レンタルWiFi」が最多、一方で“備えなし”も一定数





香港渡航時の通信手段については、「レンタルWiFi」が36.5%で最多。続いて「eSIM」26.5%、「ホテル・公共WiFiのみ」24.5%と続きます。

【渡航時の通信手段】
・レンタルWiFi:36.5%
・現地SIMカード:18.5%
・eSIM:26.5%
・ホテル・公共WiFiのみ:24.5%
・特に準備しなかった:19.5%


男女別では、レンタルWiFi(男性41.3%/女性32.4%)と現地SIMカード(男性25.0%/女性13.0%)は男性が上回った一方、eSIMは女性28.7%、男性23.9%と女性が上回りました。出発前にオンラインで完結する手軽さが後押ししている可能性があります。

一方、自分専用の通信手段を用意しなかった層(「ホテル・公共WiFiのみ」24.5%、「特に準備しなかった」19.5%)も一定数を占めます。通信環境の不安定さが戸惑いの2位である点を踏まえると、通信の備えが現地での快適さを左右するといえそうです。


■ 準備の後悔1位は「現金・両替」37.5%、キャッシュレス都市の意外な盲点





香港渡航を振り返り「事前に準備しておけばよかった」と感じたものでは、「現金・両替(市場や小さな店での支払い)」が37.5%で最多。次いで「通信環境」28.5%、「交通手段の下調べ」27.5%、「オクトパスカード」27.0%と続きます。

【事前にもっと準備しておけばよかったもの】
・通信環境(WiFi・SIM・eSIM):28.5%
・現金・両替(市場や小さな店での支払い):37.5%
・オクトパスカード(交通・買い物用ICカード):27.0%
・交通手段の下調べ(MTR・トラムなど):27.5%
・広東語(英語)フレーズ・翻訳アプリ:25.5%
・その他:7.5%


キャッシュレス化が進んだ都市というイメージのある香港で「現金・両替」が最多となった点は、この調査でもっとも意外性のある結果といえます。困りごとでも「キャッシュレス決済や現地の支払い方法に戸惑った」が37.5%と上位に入り、ズレが二つの設問にまたがって表れました。


■ 体験者が語る香港、夜景と食への高評価、そして物価のギャップ

最後に、香港の「食」「物価」「街の雰囲気」について印象に残っていることを尋ねたところ、回答はいくつかの傾向に分かれました。

以下は実際の回答内容に基づく分析です。


●夜景と街並み、香港らしい景観への高い評価
最も多く見られたのは、ビクトリア・ハーバーを中心とした夜景や、街並みそのものへの評価です。

【実際の回答例】
「スターフェリーからの夜景が美しかった」
「夜景がきれいなので、バスに乗るツアーに参加するのがお勧めです」
「近代的で洗練された都市なのに、庶民的な生活感や昔ながらの雰囲気も強く残っているところ」
「イメージ通りのギラギラした看板がたくさんあった。高層ビルやマンション工事の足組が全て竹製で驚いた」


「どこから眺めたか」まで具体的に語られる回答が目立ちました。高層ビル群と下町の生活感が共存する点も魅力に挙げられています。足場に竹が使われていることへの驚きは複数の回答者が独立して挙げており、事前情報では想像しにくい要素の代表例です。


●飲茶とローカルグルメへの満足度
次に多かったのが、飲茶をはじめとする「食」に関する声です。

【実際の回答例】
「飲茶がやっぱり美味しい。お店も人でいっぱいで活気がすごく、価格もそんなに高くなく、味はめちゃくちゃ美味しい。特に海老の入った飲茶は最高」
「現地の人が行く安い中華屋がすごく美味しかった」
「スイーツがとても美味しく、そのお店では日替わりのスペシャルメニューがあったので滞在期間毎日通ってました」
「どの店に入っても安くて美味しかった」


観光客向けより「現地の人が通う店」を挙げる回答が目立つのが特徴です。滞在中に同じ店へ通ったという声もあり、食が満足度を大きく押し上げていることが分かります。


●「思ったより高い」物価とのギャップ
一方で、最も多く指摘されたネガティブな要素が物価でした。

【実際の回答例】
「物価は、高くてびっくりでした」
「昔より物価が高くなった」
「年々物価が上がっている」
「ディズニーランド内の物価がびっくりするくらい高かったし、5月なのに日本の真夏並みに暑くてムシムシしていた」


「安く楽しめるアジア」というイメージを持って訪れた人ほど価格差に驚いた様子がうかがえます。複数回訪れている人ほど「昔より」「年々」と過去と比べる声が目立ちました。一方で「物価が高いと感じていたが、そうでもなかった」という声もあります。


●現金とキャッシュレスが混在する支払い事情
支払い方法については、対照的な体験が寄せられました。

【実際の回答例】
「現金しか使えない場所が多くて意外だった」
「現金決済しかできない場所が意外と今でも残っていること」
「意外とクレジットが使えるところが多く買い物には困らなかった」
「クレジットカードでメトロに乗れて便利だった。現金を持たずに行ったが、問題なかった」


正反対の感想がどちらも「意外だった」と語られている点が印象的です。大型店や交通機関ではカードが使える一方、小規模な店舗では現金のみという場面が残っており、行動範囲で体験が分かれているようです。


【まとめ】トラブルの少なさが、かえって“備え”を遠ざける

今回の調査では、想定外の困りごとを経験した人は28.0%にとどまり、7割超が「なかった」と回答しました。渡航前に不安を感じなかった人も半数に上ります。それでも「事前に準備しておけばよかった」の1位は「現金・両替」37.5%。「現金しか使えない場所が多くて意外だった」という声と「意外とクレジットが使える」という声が並んでおり、どちらに転んでも困らない備えが求められる状況です。

困りごとでは「広東語・英語が通じない」48.2%が最多で、「通信環境が不安定だった」42.9%が続きました。通信は地図や翻訳、決済、交通情報といった旅の行動の土台になるため、不安定さがほかの困りごとを増幅させる面もありそうです。実際、準備しておけばよかったものでも通信環境は2位でした。

大きなトラブルが起きにくい渡航先だからこそ、備えが後回しになりやすい。今回の結果は、そんな香港旅行の特徴を映し出しているといえそうです。出発前に支払い手段と通信環境を確認しておくだけで、現地で戸惑う場面はぐっと減らせるのではないでしょうか。

<記事等のご利用にあたって>
本リリースの内容を引用・転載いただく際は、以下の対応をお願いいたします。
・引用元を「WiFiトラベルとプラスト株式会社の共同調査」と明記
・WiFiレンタルサービス(https://www.wifi-travel.jp/countries/hongkong/)へのリンクを設置
・該当記事(https://media.crossdata.co.jp/wifi-usage-survey-20260826/)へのリンクを設置


【クロスデータ株式会社について】
クロスデータ株式会社は、海外でも安心・快適に通信できる環境を提供するWiFiレンタルサービス「WiFiトラベル」を運営しています。

所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目35-6 新宿アウンビル5F
電話番号: 03-6709-9395
URL:https://www.wifi-travel.jp/
事業内容:WiFiレンタルサービス

【プラスト株式会社について】
プラスト株式会社は、WEB制作・WEBマーケティング・調査型PRを通じて企業の認知拡大を支援しています。

本社所在地: 〒106-0047 東京都港区南麻布2-2-25 axis南麻布2F
電話番号: 03-5439-5825
URL: https://www.plus-t.co.jp/
事業内容: WEB制作/WEBマーケティング/調査型PR

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ