HERALBONYと河合楽器製作所のコラボレーションピアノがパリ・リュクサンブール公園内の文化施設にて展示


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株式会社ヘラルボニーの欧州子会社HERALBONY EUROPEは、フランス最大級の障害当事者団体「APF France handicap(APF フランス ハンディキャップ)」が、パリ・リュクサンブール公園内の歴史ある文化施設「Orangerie du Senat(オランジュリー・デュ・セナ)」で開催する展覧会「L'Art coute que coute(それでも、アートを。)」に参加し、株式会社河合楽器製作所とのコラボレーションにより誕生したラッピングピアノ「KIZASHI」と、契約作家SATOの作品を展示しました。また、会期中には同ピアノを使用したコンサートも開催いたしました。
展覧会「L'Art coute que coute」とAPF France handicapについて
APF France handicapは、1933年に設立されたフランス最大級の障害当時者団体で、フランス全土で35,000人以上を日々支援するとともに、障害のある人々とその家族の権利擁護に取り組んでいます。

同団体が主催する展覧会「L'Art coute que coute」は、2026年に3回目の開催を迎えました。今年度は、同団体に所属する13名のアーティストによる約80点の作品を展示。過去の開催を含め、延べ25,000人以上が来場するなど、多くの人々に親しまれてきました。

会場となった「Orangerie du Senat」は、パリ・リュクサンブール公園内に位置する、フランス上院が管理する歴史ある文化施設です。1839年の建設以来、芸術・文化にまつわる展覧会の舞台として活用されており、展示プログラムは上院の委員会による選考を経て決定されます。歴史あるリュクサンブール公園を背景に、文化・芸術を発信する格式ある場として知られています。

8月25日に展覧会会場にて開催されたピアノコンサートには、フランス政府で障害に関する政策を担う大臣をはじめ、各界から多くのゲストが来場しました。


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コラボレーションピアノ「Shigeru Kawai」について



今回のコラボレーションで採用された「Shigeru Kawai(シゲルカワイ)」は、河合楽器製作所最高峰のグランドピアノです。素材の選定から木工、塗装、最終的な音づくりに至るまで、熟練の職人の手によって製作されています。

2002年にチャイコフスキー国際コンクールの公式ピアノに採用されて以来、世界各国の主要な国際ピアノコンクールや一流の演奏舞台で使用されてきました。近年もショパン国際ピアノコンクールをはじめとする主要国際コンクールで、このピアノを弾いたピアニストが多数入賞するなど、世界のトップピアニストから支持されるコンサートグランドとして、国際的に高い評価を確立しています。

株式会社河合楽器製作所 マーケティング&デザイン戦略部 安居敏則氏のコメント

河合楽器製作所安居敏則氏とAPF France handicap Nathalie CACLARD氏 (C)︎MYKO

カワイは来年、創立100周年を迎えます。これからの100年、私たちは優れたピアノを届けるだけでなく、音楽を通じて、一人ひとりが自分らしく表現できる社会をつくることに貢献したいと考えています。「KIZASHI」は、その想いを象徴する一台です。

このピアノは、カワイのフラッグシップ・グランドピアノ「Shigeru Kawai」に、SATOさんの作品「BIG STEP」をまとわせた特別なピアノです。

私たちにとって、Shigeru Kawaiは単なる楽器ではなく、人の表現を受け入れる「感性の器」です。楽器は上手な人だけのものではなく、「弾いてみたい」という気持ちに応えてくれるものだと考えています。

「KIZASHI」は、何か新しいことが始まる最初の小さな「兆し」を意味します。このピアノに触れ、音を鳴らすことから生まれる「兆し」が、世界へ広がっていくことを願っています。
APF France handicap 文化プログラム責任者 Nathalie CACLARD氏コメント
今回の展覧会において、SATOの作品とKIZASHIを迎えることができたことを、心から嬉しく思います。

このコラボレーションによって、作品と音楽、そして人々のまなざしが交差する、特別な芸術体験が生まれました。視覚と聴覚が響き合う唯一無二の時間は、まるで時が止まったかのような、魔法のようなひとときでした。

フィナーレでは、ピアニストの木内 夕貴氏が躍動感あふれる演奏を披露。ピアノの響きが、作品の色彩やそれぞれの世界観と呼応し、体験をさらに豊かなものへと拡張してくれました。

今回の取り組みは、フランス文化省との素晴らしい出会いをきっかけに始まった、HERALBONYとのより広い協働の一環でもあります。コラボレーションを通じて、ひとつの確信が形になりつつあります。それは、デザインが、アート、創造、そして誰もが包摂される社会をつなぐ、豊かな出会いの場になり得るということです。

アーティストにとって、自らの作品がプロダクトへと姿を変え、誰かに選ばれ、その人の暮らしの中へと持ち帰られていくことは、作品に新たな命を与えるひとつの方法です。それは同時に、自らの創作が認められることでもあり、大きな誇りにもつながります。

彼らのアートは、展示会場を越えて、その先へと歩み続けていくのです。

起用作品



《BIG STEP》 SATO
作家プロフィール
SATO
10歳のサマーキャンプで水彩画と出会って以来、自宅で「1日1枚」絵を描くのが彼の日課 。具体的なモデルはなく、その日の心の中にあるイメージに応じてパレットから数色の組み合わせを選び、ジェリービーンズや雨粒を彷彿とさせる水々しいタッチで大判画用紙を埋め尽くしていく。 色相が濁らないよう、米国製の透明水彩絵の具を愛用している。完成した絵を見た人が「きれいねー」と伝えると、嬉しそうに「きれいねー」とオウム返しする。余暇にはボストンのアートクラスで、さをり織り、ピアノ、ダンスを楽しんでいる。



■株式会社河合楽器製作所について
株式会社河合楽器製作所は、ピアノをはじめとする鍵盤楽器の製造・販売を中心に、音楽教室の運営や教材開発などの教育事業、ピアノづくりで培った技術を活用した素材加工事業など幅広い事業を展開。「人生を、響かせる。」をミッションに掲げ、ピアノづくりや音楽・教育に関わる事業を通じて、人々の人生に寄り添い、感動や笑顔を分かち合える企業であり続けることを目指している。2027年8月には創立100周年を迎える。
コーポレートサイト:https://www.kawai.co.jp/
KIZASHI特設サイト:https://www.kawai-global.com/kizashi/

■HERALBONY EUROPEについて
株式会社ヘラルボニー初の海外拠点として、2024年7月にフランス・パリで設立。2,000点以上のアート作品を基盤に、欧州におけるブランドとの共創、展覧会・イベントの企画プロデュースなどを展開。また、欧州各地のアートスタジオや文化機関との連携を通じて、新たな作家の発掘と国際的な活動機会の創出にも取り組む。アートを起点に、日本を欧州をつなぎ、障害へのイメージ変容と新しい文化を世界へと広げる。
会社名:HERALBONY EUROPE
所在地:Station F - 5 Parv. Alan Turing, 75013 Paris
代表者:Marie Oshioka
コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp/en
オンラインストア:https://heralbony.com/en

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