ホイットニー・ビエンナーレ、ポンピドゥー・センター、シカゴ美術館のキュレーターたちが東京に集結。T3トークプログラムのラインナップを発表

~写真とアートの現在を問うトークから、街に開かれたPHOTO EVENTまで~

ホイットニー・ビエンナーレ、ポンピドゥー・センター、シカゴ美術館のキュレーターたちが東京に集結。T3トークプログラムのラインナップを発表
写真左からドリュー・ソイヤー(ホイットニー美術館)、フロリアン・エブナー(ポンピドゥー・センター)、イェチェン・ザオ(シカゴ美術館)、ジュリー・ジョーンズ(MEP)Photo: Bryan Derballa(Drew Sawyer)/Wolfgang Tillmans(Florian Ebner)/Agnes Geoffray(Julie Jones)

T3は、2026年10月3日(土)から10月26日(月)まで、「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026」「T3 PHOTO ASIA 2026」をはじめとする各プログラムにおいて、国内外のキュレーターやアーティストを迎えたトーク&イベントプログラムを開催します。

今年は、TOFROM YAESU TOWER(トフロム八重洲 タワー)を会場に、2026年ホイットニー・ビエンナーレの共同キュレーターを務めたドリュー・ソイヤーによる「揺れる時代と、アートと。」をはじめ、ポンピドゥー・センター写真部門責任者のフロリアン・エブナーと、シカゴ美術館写真・メディア部門のイェチェン・ザオによる「ポンピドゥと、シカゴと。」などを実施予定。世界の美術館や写真界の第一線で活動するキュレーター、アーティストたちとともに、写真とアートを取り巻く現在、そしてその先を考えます。
また、10月3日(土)には東京ミッドタウン八重洲にて「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026 オープニングパーティー」を開催。写真家によるトークショーや音楽ライブ、DJ、移動式本屋「PHOTO BOOK TRUCK」など、多彩なプログラムとともにT3の開幕を迎えます。東京ミッドタウン八重洲では、翌4日(日)に親子で楽しめるワークショップやポートレート撮影会を開催するほか、会期中の週末を中心に、写真に触れるさまざまなイベントを展開します。

TOFROM YAESU TOWER 6F 東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス TO YAESU HALLでは、アジアの写真文化を東京から世界へ発信する写真フェア「T3 PHOTO ASIA 2026」の開催にあわせ、国内外のキュレーターやアーティストを迎えたトークプログラムを3日間にわたり開催します。写真の現在を、美術館、アーカイブ、都市、アジアなど、さまざまな視点から捉えます。


昨年のトーク風景

揺れる時代と、アートと。
ホイットニー美術館で写真部門を率いるキュレーター、ドリュー・ソイヤー。2026年にはマルセラ・ゲレーロとともに、全米で最も注目される現代美術展のひとつ「ホイットニー・ビエンナーレ」のキュレーションを手がけました。時代の空気が大きく揺れ動くなかで、何を基準にアーティストを選び、何を展覧会として見せるのか。閉幕から間もない今だからこそ語れる、キュレーションの舞台裏に迫ります。
2026年10月18日(日)11:00-12:30
登壇:ドリュー・ソイヤー(Drew Sawyer)
ドリュー・ソイヤー|Drew Sawyer
米ホイットニー美術館のサンドラ・ギルマン付写真キュレーター。2026年ホイットニー・ビエンナーレでは共同キュレーターを務める。主な企画展に「Copy Machine Manifestos: Artists Who Make Zines」「Jimmy DeSana: Submission」「Liz Johnson Artur: Dusha」「Art After Stonewall, 1969-1989」など。研究分野は写真史、クィア・ビジュアル・カルチャー、現代美術。コロンビア大学で美術史の博士号を取得。

MEPの、過去と未来と。
MEP(ヨーロッパ写真美術館)の新館長に就任したジュリー・ジョーンズによる特別トークイベント。同館が築いてきた豊かな歴史とコレクションを振り返りながら、これからの展望や新たな挑戦について語ります。あわせて、2027年に予定する石内都、村上華子ら日本人作家による展示についても、その構想を紹介。就任したばかりの館長が描く、MEPの運営ビジョンと展覧会計画に迫ります。
2026年10月17日(土)11:00~12:30
登壇:ジュリー・ジョーンズ(Julie Jones)
ジュリー・ジョーンズ|Julie Jones
パリ第1大学(ソルボンヌ)で現代美術史の博士号を取得。ポンピドゥー・センター写真部門のキュレーターを経て、現在はパリのヨーロッパ写真美術館(MEP)ディレクターを務める。「Barbara Crane」展(2024年)、「Hannah Villiger」展(2024年)、「Corps a Corps」展(2023年)など、写真史と現代美術を横断する展覧会を国際的に多数企画。展覧会カタログやエッセイ、学術論文も多数発表している。


昨年のトーク風景(フロリアン・エブナー)

トークプログラムスケジュール

10月16日(金)から18日(日)までの3日間にわたり、全9プログラムの多彩なトークを開催します。17日(土)、18日(日)のプログラムはすべて入場無料です。
※海外ゲストが登壇するプログラムには日本語通訳が入ります。

■ 10月16日(金)
15:30-17:00|Discover New Asia - アーカイブとエディション アーカイブはいかにして新たな物語になるのか?
登壇:ホリー・ルーセル、トーマス・ソーヴィン
モデレーター:キム・ジョンウン
北京で廃棄されたネガフィルムを収集し、100万点を超えるアーカイブへと発展させてきた「Beijing Silvermine」を起点に、アーカイブとエディションの関係、写真が新たな意味を獲得していくプロセスを考えます。
※本プログラムは招待者およびVIP限定となります

■ 10月17日(土)
11:00-12:30|MEPの、過去と未来と。
登壇:ジュリー・ジョーンズ
パリのヨーロッパ写真美術館(MEP)の新館長に就任したジュリー・ジョーンズが、同館の歴史とコレクションを振り返りながら、これからの展望や新たな挑戦、2027年に予定する石内都、村上華子ら日本人作家による展示構想について語ります。

13:30-15:00|T3 NEW TALENT「Trace Layers」展 アーティストトーク|都市の痕跡を撮る
登壇:児玉浩宜、何兆南(サウス・ホー・シウナム)
モデレーター:池田佳穂
都市の表面に刻まれた痕跡を通して時間の重なりを見つめる「Trace Layers」を起点に、絶えず更新される都市空間とアーティストたちの記録行為、その意図について語ります。

15:30-17:00|断片と、断片と。
登壇:サラ・ファン・ライ
都市、風景、静物、セルフポートレートなど、異なる場所や瞬間から切り取られた世界の「断片」がどのように響き合うのか。T3で2会場に作品を発表するサラ・ファン・ライが、自身の制作プロセスについて語ります。

17:30-19:00|Masters - 始まりと帰属 私たちはどこから始まり、どこに帰属するのか?
登壇:榮榮&映里(ロンロン&インリ)
モデレーター:キム・ジョンウン
《妻有物語》を中心に、人間、家族、自然、場所の間に生まれる関係性を見つめながら、人はどのように帰属意識を築いていくのかを考えます。

■ 10月18日(日)
11:00-12:30|揺れる時代と、アートと。
登壇:ドリュー・ソイヤー
2026年ホイットニー・ビエンナーレの共同キュレーターを務めたドリュー・ソイヤーが、時代の空気が大きく揺れ動くなかで、何を基準にアーティストを選び、何を展覧会として見せるのか、その舞台裏を語ります。

13:30-15:00|T3 Talks - アジアとその先 アジアの写真は、いまどこへ向かっているのか?
登壇:ホリー・ルーセル
モデレーター:キム・ジョンウン
中国と韓国をはじめとする東アジアの写真を、交流や出版、文化機関、国際的な対話から捉え、「アジアの写真」とは今何を意味するのか、その多様な歴史とこれからを探ります。

15:30-17:00|蝶と、人間と。
登壇:ルーカス・フォグリア
4年をかけて17カ国を巡り、世界最長の渡りをする蝶・ヒメアカタテハを追った「Constant Bloom」。その旅をたどりながら、変わりゆく気候のなかで国境を越えて広がる自然と人間のつながりについて語ります。

17:30-19:00|ポンピドゥと、シカゴと。
登壇:フロリアン・エブナー、イェチェン・ザオ
モデレーター:速水惟広
ポンピドゥー・センターとシカゴ美術館で写真を担当する二人のキュレーターが、それぞれの館の現在のプロジェクトや近年収蔵したアジアの作品、注目する作家を紹介しながら、写真の未来をめぐるビジョンを語ります。

また、TOFROM YAESU TOWER 1F 檜物町スクエアで開催する「T3 BOOK MARCHE 2026」会場でも、会期中にトークイベントを開催予定です。詳細スケジュールはT3公式Webサイトおよび公式Instagramにて随時お知らせします。

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026 オープニングパーティー

■ 10月3日(土)
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2026の開幕を記念し、東京ミッドタウン八重洲 1F ガレリアにてオープニングイベントを開催します。Gallery & Bakery Tokyo 8分で展示を行う鈴木のぞみと上原沙也加によるトークショーのほか、東京ミッドタウン八重洲で「Constant Bloom」を発表するルーカス・フォグリアと土門蘭(文筆家)によるトークを開催。MASH弦楽団によるジプシージャズの演奏やDJタイム、さらに移動式本屋「PHOTO BOOK TRUCK」も登場し、写真と音楽、本を通してT3の開幕を盛り上げます。

東京ミッドタウン八重洲 PHOTO EVENT

■ 10月4日(日)
東京ミッドタウン八重洲 1F ガレリアでは、親子で参加できるワークショップや、プロの写真家による「ポートレート撮影会」などを開催します。
そのほか、T3会期中の週末を中心に、トークショーや街歩き撮影会など、写真をより身近に楽しめるさまざまなイベントを予定。詳細はT3公式Webサイトおよび公式Instagramにて随時お知らせします。

【T3 PHOTO FESTIVAL開催概要】
「写真」という日本が誇る文化資産を軸に、八重洲・日本橋・京橋・銀座エリアの都市空間を横断して展開するアートフェスティバル「T3」は、2026年10月3日から24日間にわたり開催します。日本語で最も小さな接続詞「と」をテーマに、世界中の写真家とともに、人と人、世界と世界をつなぐ新たな可能性を写真を通して探ります。
日程|2026 年 10月3日(土)~26日(月)
*T3 PHOTO ASIAは10月16日(金)~19日(月)に開催
入場|無料
主催|一般社団法人 TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
主管|株式会社シー・エム・エス
企画|T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 実行委員会
https://t3photo.tokyo/
@t3photofestivaltokyo

・︎ ArtlasによるAI音声ガイド&インタラクティブT3マップ

アートとカルチャーに特化したAIアプリ「Artlas(アートラス)」との協働により、T3をより深く、より自由に楽しめるデジタルサービスを提供します。子どもから学生、大人まで、さらに視覚的なサポートを必要とする方にも配慮したAI音声ガイドをはじめ、作品について自由に質問できるAIチャット、複数の会場をスムーズに巡るためのインタラクティブマップが利用可能に。さらに、“無敵すぎるネコ”を見つけるデジタルスタンプラリーもArtlasアプリ内で展開。街を歩きながら写真や展示と出会い、自分のペースで写真祭を巡る、新しい鑑賞体験を提案します。

T3とは|東京を、写真の都に。

「T3」は、社会学者リチャード・フロリダが提唱した都市の創造性を育む3条件--技術(Technology)、才能(Talent)、寛容性(Tolerance)--に由来します。その3つのTが重なる場所に、新しい文化は生まれる。写真を通して、東京をパリやニューヨークと並ぶアジアを代表する文化の発信地へ。それがT3の目指すところです。
また10月6日(火)~11月14日(土)にかけて、パリ日本文化会館(フランス)においても日本の現代作家を紹介する展示Five Views『箱庭日本』を開催します。

【助成】


文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター支援基金)



アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】



オランダ王国大使館




大和日英基金



ゲーテ・インスティトゥート東京


【特別協賛】


東京建物株式会社



東京ミッドタウン八重洲


東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合、東京スクエアガーデン、戸田建設株式会社

【協賛】
株式会社シグマ、富士フイルム株式会社、リコーイメージング株式会社、ヤンマーコーポレーション株式会社、ヤンマーホールディングス株式会社、ダイビル株式会社、写真文化首都「写真の町」東川町、株式会社ジンズ、一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会、大丸東京店、一般社団法人京橋彩区エリアマネジメント、中央日本土地建物株式会社、HAMACHO HOTEL、東京建物 ぴあ シアター&カンファレンス
【特別協力】
東京地下鉄株式会社、京橋エドグラン、富士フォトギャラリー銀座、ArtSticker(運営:The Chain Museum)、Artlas、POETIC SCAPE、MISA SHIN GALLERY
【地域広報連携】
ARTE TOKYO、アーティゾン美術館、IG Photo Gallery、キヤノンギャラリー銀座、国立映画アーカイブ、シャネル・ネクサス・ホール、ソニーイメージングギャラリー、東京ステーションギャラリー、BUG(運営:株式会社リクルートホールディングス)、ポーラ ミュージアム アネックス、三菱一号館美術館(運営:三菱地所株式会社)、森岡書店、ライカギャラリー東京
【後援】
東京都中央区、日本橋六之部連合町会、京橋一の部連合町会、八重洲一丁目北地区市街地再開発組合、京橋三丁目東地区市街地再開発組合
【公認】
フランス写真200周年

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