なぜ人は富士山でご来光をみるのか|音声ガイド「富士山富士宮口九合目 万年雪山荘」・体験企画「GORAIGO!」がスタート

株式会社ON THE TRIP(本社:東京都港区)は、富士山九合目の山小屋「万年雪山荘」(静岡県富士宮市)と連携し、ご来光を目指す登山者のための公式音声ガイド「富士山富士宮口九合目 万年雪山荘」をリリースしました。あわせて、山頂での体験が広がるカード型のお札をご用意した体験企画「GORAIGO!」も開始しました。万年雪山荘のチェックイン時にお渡しするお札は、自ら登頂して、富士山からのご来光をかざすことで完成する、持ち帰れる新しいお守りになります。
ガイドURL:https://on-the-trip.net/spots/872/?locale=ja
本ガイドは、標高約3,500メートルの山小屋「富士山九合目 万年雪山荘」で登山出発前に聴く、全5章の音声ガイドです。「なぜ人は富士山にご来光を見に行くのか」という問いを、千年以上続く信仰の歴史とともにたどります。
また、ガイドと連動した体験企画「GORAIGO!」では、光を透かす特殊な紙で制作されたカード型のお札を通して、新しいご来光の迎え方を提案します。山頂の朝日にかざせば、富士山の光がその瞬間の情景を美しく映し出します。
古来より特別な山である富士山と、その頂にあらわれる朝日「御来迎(ごらいごう)」の物語。本ガイドを聴いた後で迎える山頂の光は、千年の刻を越えて続く物語の景色へと誘います。
ガイドを手がけたのは、国内の寺社や美術館、芸術祭などの公式音声ガイドを制作する株式会社ON THE TRIP(https://on-the-trip.com/)。地図にマッピングされたスポットを、音声ガイドを聴きながらめぐることのできる音声ガイドアプリを制作しています。日本語のほか、訪日観光客向けに英語、中国語にも対応しています。
真夜中に、山を登る理由。
──夜を越えて、光に会いに行く。
かつて人々は富士山に登らず、ふもとからその姿を見上げて手を合わせていました。近づけるような山ではなく、神が宿る特別な存在であり、祈りを捧げる山。しかし時代が進むと、人々は少しずつこの山へ足を踏み入れるようになります。なぜ人は、神の山へ登るようになったのでしょうか。

たとえば、ガイドは次のように、その理由を語ります。
平安時代になると、日本各地で「山岳修行」が広がっていきます。
山に入り、滝に打たれ、険しい道を歩く。そうして心と体を鍛え、神や仏の世界に近づこうとしました。
この修行を行った人々は「修験者(しゅげんじゃ)」と呼ばれます。
彼らにとって山は、ただの自然ではありませんでした。
それはこの世と神仏の世界をつなぐ場所 だったのです。
もちろん、富士山も例外ではありません。
むしろその姿は、ほかの山よりもはるかに特別でした。
日本でいちばん高く、空へまっすぐに伸びる山。
その頂は、まるで天に触れているかのようです。
修験者たちは、この山に神仏の世界を見ました。
こうして富士山は、祈りの山から「修行の山」へと変わっていきます。

この後も本ガイドは、現代へと続く富士登山の歴史と物語をお伝えします。「富士講」の巡礼物語から「御来迎」の由来、そして、これから出会う山頂の景色へ私たちを誘います。
この続きは、富士山九合目 万年雪山荘でお聴きください。
千年を越える景色の中へ──夜を越えて、光に会いに行きましょう。



【体験企画】GORAIGO! 御来光のお札 ~光を映す、祈りのしるし~

概要:
富士山の山頂で迎える朝日を、昔の人たちは「御来迎(ごらいごう)」と呼びました。
それは、ただの朝日ではありません。
夜の闇を越え、山頂で迎える祈りの光でした。
このお札は、そんな御来迎の体験を、かたちとして持ち帰るためのものです。
価格:¥1000(税込)
宿泊者:無料
【 体験の流れ 】
STEP1|音声ガイドを聞く
山小屋で音声ガイドを聞きながら、なぜ人は富士山でご来光を見に行くのか、
その歴史や祈りに耳を澄ませてみてください。
STEP2|山頂で空へかざす
ご来光を迎えるとき、このお札を朝日にかざしてみてください。
富士山の光が、その瞬間の景色を映し出します。
写真を撮れば、あなただけのご来迎を持ち帰ることができます。
STEP3|祈りを持ち帰る
夜を歩き、山頂で光を迎えた記憶を、このお札とともにお持ち帰りください。

オーディオガイドで観光のDX化をしたい施設や自治体を募集中
株式会社ONTHE TRIPは、まちの歴史、その土地が持つ物語について丹念に取材を行い、まるで映画や小説のように人の心を動かす作品のようなガイドを制作しています。ガイドを聴くことにより、訪れた場所への理解が深まり、旅の体験がふくらみます。現在、提携先の施設や自治体を募集しています。オーディオガイドは制作費を頂いてつくるものと、制作費を無料で実施する取り組みがあります。無料で実施する場合も、多言語(英語、中国語)の音声・テキストの制作、ポスターやMAPなど各種ツールのデザイン、WEB制作、書籍制作やデジタルマーケティングなど、ガイドに必要な制作物を無料でお作りいたします。

その代わりにオーディオガイドを含めた入館料を設定し、その料金をシェアしていただくという仕組みです。例えば、入館料が500円の施設の場合、800円に再設定していただき、その代わりに施設の情報や魅力を深く理解するためのツールとしてオーディオガイドを提供していただきます。差額の300円×利用者数の収益を、施設側とONTHE TRIPで、互いにシェアするという流れです。
この取り組みは、日本の文化財の入館料は他国と比べて安く、来場者がどんな体験ができるのか十分に伝わっていないという課題からスタートしました。日本の文化財には誇るべき物語があるにもかかわらず、まだまだその魅力を来場者に伝えられていません。私たちはこういった課題を、デジタルを使ってアップデートしたいと考えています。
詳細に関しては、下記のリンク先に掲載しております。お問い合わせ先より、ご連絡ください。
https://on-the-trip.com/news/62/
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