新潟・青海郷1300年の記憶を、音楽とともに未来へ–文化プロジェクト「THOU(SA)NDS(サウンズ) 2026」10月10日、加茂山公園野外ステージで初開催

琴音、高木いくの、笹川美和が出演。加茂・三条・田上に重なる旧青海郷の歴史を起点に、糸魚川、柏崎、新潟市へと残る「青海」の記憶にも目を向け、地域文化を次世代へ繋ぐ

本件のポイント
- 新潟県加茂市の青海神社創建1300年(726年~2026年)を機に、文化・音楽プロジェクト「THOU(SA)NDS(サウンズ) 2026」を10月10日(土)に初開催
- 会場は加茂山公園 野外ステージ。出演は琴音、高木いくの、笹川美和(PRELUDE ACT:HIROMASA、ルゥ・ハルベ)
- チケットは一般立見7,500円ほか全6券種で発売中(LivePocket/チケットぴあ)
- 地域の児童生徒が参加するフィナーレ企画、青海郷の名品と出演者によるコラボレーションも展開予定

THOU(SA)NDS(サウンズ)実行委員会は、2026年10月10日(土)、新潟県加茂市の加茂山公園野外ステージにて、文化・音楽プロジェクト『THOU(SA)NDS 2026』を初開催します。
2026年は、加茂市の青海神社が神亀3年(726年)の創建から1300年を迎える節目の年です。青海神社の公式由緒では、青海郷を開拓した青海首(おうみのおびと)一族が、祖神・椎根津彦命と大国魂命を奉斎して創建したと伝えられています。旧青海郷は、現在の加茂市・三条市・田上町にまたがる地域と重なる歴史的な範囲を持っていたとされています。

THOU(SA)NDSは、この1300年という節目を一日限りの記念として消費するのではなく、この土地に積み重なってきた歴史、暮らし、人の営み、文化、記憶を、現代の音楽や表現を通して受け取り直し、未来へ渡していくために立ち上げたプロジェクトです。

「地域の歴史・生活文化への敬意を、音楽とともにひらく。」

その思想のもと、2026年10月10日をこれから続く文化・教育・観光・国際交流の第一歩として位置づけています。英語で掲げるテーマは、

“A Living Legacy, 1300 Years On”

1300年を「過去」ではなく、今も人々の暮らしの中で明日へ生き続ける文化として捉えます。




加茂・三条・田上--現在の行政区を越えて重なる、旧青海郷の記憶
THOU(SA)NDSの文化的な起点となる青海郷は、現在の加茂市・三条市・田上町にまたがる地域と重なる歴史的な範囲を持っていたと伝えられています。

歴史学的に青海郷や青海神社の詳細の歩みを、加茂・三条・田上すべての文化や産業の起源として扱うには限りはありますが、それぞれの地域には独自に積み重ねられてきた歴史があります。加茂市には青海神社、加茂川、木工、桐箪笥をはじめとする生活文化。三条市には世界にも知られる金属加工の文化、田上町には山や水、農、温泉と結びついた自然文化。THOU(SA)NDSは、それらを一つの起源に束ねるよりも、その多様性を活かし、異なる土地に積み重なった文化がゆるやかに結びつき合う関係として紡ぎ直すことを目指しています。
「青海」という名前を辿ると、新潟県を西から東へ別の風景が見えてくる
THOU(SA)NDSが見つめているのは、開催地である県央地域だけではありません。新潟県内を西から東へ見渡すと、「青海」という名称、川、神社、古代交通、海や水との関係が、離れた土地に点在しています。これらすべてが同一起源であることを示す史料が確認されているわけではありませんが、しかしだからこそTHOU(SA)NDSは、歴史を一つの物語へ束ねる以上に、各地域に残された事実や伝承を一つひとつ辿り、その間に何が見えてくるのかを考えるプロジェクトでもあります。
糸魚川市--日本海に開かれた「青海」
新潟県最西端の糸魚川市には、現在も青海地区があります。『延喜式』にはこの地域の古代交通に関わる駅として「滄海(青海)」が記されています。糸魚川市青海には、加茂の青海神社と同じ祖神・椎根津彦命を祀る青海神社が鎮座しており、『延喜式神名帳』にも記載された式内社と伝えられています。日本海を挟んで同じ神と同じ「青海」の名を今日まで伝える、いわば双子のような存在です。現在の糸魚川市は、旧糸魚川市・青海町・能生町が2005年に合併して誕生。THOU(SA)NDS 2026には、糸魚川市、糸魚川市教育委員会、糸魚川市観光協会からもご後援頂きました。開催地から離れた糸魚川がこのプロジェクトに加わったことは、THOU(SA)NDSが「一つの町の音楽イベント」に留まらず、新潟県内に存在する文化の接点を見つめ直す契機とします。
柏崎市--海と川が出会う「青海川」
柏崎市には現在も青海川(おうみがわ)という地域があり、JR信越本線の青海川駅があります。柏崎市は青海川駅について、日本海を目の前に望む「日本一海に近い駅のひとつ」と紹介しています。青海川地区には青海神社も鎮座しており、地名としての青海川、海辺の信仰、街道の往来が重なる土地です。日本海沿岸を人が移動し、街道が土地を結び、川が海へ注ぐ風景の中に「青海」という名前が残っていることそのものを、THOU(SA)NDSは地域史を読み直す手掛かりの一つとして捉えます。
新潟市--蒲原神社に残る「青海社」と椎根津彦命
さらに東へ進むと、新潟市中央区に蒲原神社があります。蒲原神社は、現在も椎根津彦命を主祭神の一柱として祀っています。これは加茂の青海神社で祀られている椎根津彦命と同じものです。蒲原神社の公式由緒では、同社は現在の新潟市沼垂(ぬったり)地区へ遷る以前、阿賀野川河口の蒲原津(現在の万代島)に起源を持ち、日本海を望む場所(湊/みなと)にあったことから当初「青海社」と呼ばれていたと伝えています。927年にまとめられた『延喜式神名帳』には「青海神社二座」として記載されており、加茂の青海神社もまた、この記録の比定地の一つとされています。伝承によれば、かつて加茂の青海神社では「舟行神事」が執り行われ、神輿を舟に乗せて加茂川から信濃川を下り、当時蒲原津にあった金鉢山の「青海社」まで至ったと伝えられています。
海から川へ、「青海」の記憶が繋がる。
今回青海郷を有する県央地域を超え、糸魚川市・糸魚川市教育委員会・糸魚川市観光協会から正式な後援を頂き、THOU(SA)NDSは「海から川へ、『青海』の記憶が繋がる」をナラティブの軸とし進めて行きます。これは遠く離れた新潟県内の土地に残る「青海」という名前や歴史を手掛かりに、それぞれの地域を知り直し、現代の人と人との関係として新しく結び直していく--というこれからの大きなきっかけとなります。

音楽が、その土地を知る入口になる
THOU(SA)NDS 2026のメインステージには、いずれも新潟に縁を持つ琴音高木いくの笹川美和が出演します。PRELUDE ACTには、県央地域を軸に新潟県内で活躍するHIROMASA佐渡地方との縁も持つルゥ・ハルベが出演。新潟県は上越・中越・下越・佐渡の4地域に分けられますが、上越拠点の高木いくの、中越出身の琴音、下越出身の笹川美和の3人がこの日、県央・加茂の地に一堂に会します。出演者それぞれの音楽や背景と、新潟という土地の文化を重ねながら、響き合います。
                  琴音



新潟県長岡市出身。テレビ朝日「今夜!誕生!音楽チャンプ」、「ワン!チャン!!~ビクターロック祭り2018への挑戦~」でグランプリを獲得し、翌年E.P.「明日へ」でメジャーデビュー。ドラマ「ナイト・ドクター」オリジナルナンバーや、資生堂『アネッサ ドラえもんデザイン』CMソング、アニメ映画「金の国水の国」劇中歌などを歌唱している。2026年には「この夜が明けるまで」「君だけに涼風」をデジタルリリースし、心に届く唯一無二の歌声を届けている。

THOU(SA)NDSへの出演に際し、メッセージを寄せています。

「この度は、故郷新潟の歴史ある神社で歌う機会をいただき、大変光栄です。 ぜひ会場でお会いしましょう!」--琴音
                高木いくの



1996年、ポップユニット「Jungle Smile」でデビュー。代表曲に「片思い」「おなじ星」「抱きしめたい」など。2002年に活動を休止し、病気療養に入るが、2010年、ソロアルバム「やわらぎ」の発表とともに歌手活動を再開。FM新潟「ネイチャーシティ妙高」のメインパーソナリティを務め、2011年に妙高市観光大使に任命。妙高市立総合支援学校・妙高高原小学校の校歌作詞作曲も手がけている。

新潟へ戻り、現在は妙高を生活と音楽活動の拠点としています。自然や里山、人々の暮らしと近い場所で歌い続けてきた高木いくのが、加茂山の野外ステージに立ちます。

「1,300年の匂いと風の中で歌いたいと思います。
楽しみです。
1,300年前の一日を思い、
1,300年先の一日へ、
今日、喉を鳴らせるとよいなぁと思います。」--高木いくの
                 笹川美和



1983年新潟県出身のシンガーソングライター。学生時代から地元・新潟を拠点に音楽活動を始め、2003年にavex traxよりシングル「笑」でメジャーデビュー。数々のCM・ドラマ・舞台の主題歌に起用され、2023年には20周年記念アルバム「続」を発表。2024年には最新作「青海原」を配信するなど、現在も精力的にLIVE活動を行っている。

「1300年。
その悠久の流れを見ることは出来ませんが、三つの土地で絶え間なく続く暮らしが織りなした文化と歴史こそ、まさにその証しだと思います。

この度、故郷新潟でご縁をいただき、記念すべき節目に歌わせていただけることを光栄に思います。
歌もまた、目には見えないものです。

だからこそ、過去、現在、未来の垣根を越え、同じ空の下、祖先への感謝と尊敬の想い、そして今を生きる人々の幸せへの祈りを込めて、歌声を届けたいと思っています。

同郷である新潟の皆さまと、秋の夜長をご一緒できることを心から楽しみにしています。」--笹川美和

PRELUDE ACT--次の表現者へ場をひらく
13時30分からのPRELUDE ACTには、HIROMASAルゥ・ハルベが出演します。THOU(SA)NDSにとっては、新潟県の枠組みを超える方だけでなく、この地にあって異なる世代、異なる背景を持つ表現者が同じ一日に参加し、新しい出会いが生まれる場を作ること。これがこのプロジェクトの役割です。
       HIROMASA(小林寛子 Vo. /小出正樹 Gt.・Cho.)



心に響く歌声とコーラスのアコースティックデュオ。日本の名曲や今聴きたい人気のJ-POPを数多くカバーし、小出が長年温めてきたオリジナル曲を小林が歌う編成でも好評を得ている。バラードからアップテンポな曲まで、2人が紡ぎ出す音楽の世界は聴く人を魅了している。
               ルゥ・ハルベ



新潟県小千谷市出身。歌とウクレレ、トラベルギター、オーケストラ音源を環境によって使い分け、歌う場所の色を変えるシンガーソングライター。地域のイメージソングやミュージック花火への楽曲提供、企業イメージソングの制作なども手がけ、加茂市イメージソング「見上げる空に」を制作し各地で歌っている。

子どもたちと、共に音楽を編む
THOU(SA)NDSでは、地域の児童生徒が音楽へ参加する機会作りも進めています。近い将来学校の統廃合が決まっている地域の学校に集う子どもたちが、終演前のフィナーレで日本の唱歌「赤とんぼ」を出演アーティストたちと共に歌う場を設けます。1300年という時間を大人と共に、地域の明日を歩む子どもたち自身が、その場に参加する。文化を送り手と受け手が重なることで、同じ音楽の中に立つことを大切にしています。
青海郷の名品 × 出演者 × THOU(SA)NDS
音楽から地域の暮らしへ接続する取り組みとして、THOU(SA)NDSでは現在、青海郷(加茂・三条・田上)の名品と出演アーティストによる予約限定コラボレーションを企画しています。前売りチケット購入者向けの事前予約に加え、会場での追加予約受付も予定しています。商品、仕様、価格については、正式決定後に発表します。
10月10日から、先へ
THOU(SA)NDSにとって、2026年10月10日の公演はスタートであり、今年を「キックオフ・イヤー」と位置づけています。文化・教育・観光・国際交流・産業・工芸・農・食・音楽を、専門性と歴史を尊重しながら結び直し、将来的には海外の人々にもこの地の文化を届けることを目指しています。

THOU(SA)NDSは、青海神社を一つの鍵として、新潟県内に残る海・川・港を軸とした歴史と文化の歩みを改めて捉え直し、青海郷及び新潟県県央地域から、新潟県全体の歴史や物語を更新していくことを目指します。そこから、暮らし、移住、観光、教育、国際交流など様々な側面を通じ、県外、そして海外への接続も試みてまいります。

京都や東京だけではない日本。都市から少し離れた場所に、何百年、何千年という時間を受け継ぎながら、現在も人が暮らし、ものを作り、食べ、働き、歌っている。THOU(SA)NDSは、その「生きている文化」を国内外へひらく入口を、新潟から越境、接続して行きます。
実行委員長 五十嵐泰宏 メッセージ
THOU(SA)NDSは、2026年10月10日の一日で完結する「賑わい」ではありません。この土地に長く積み重ねられてきた歴史や暮らし、人の営み、文化、記憶を、いまを生きる私たちが受け取り、音楽とともに未来へ渡していく。そのためのひとつの入口として、このプロジェクトは生まれました。

そして、この地域に生まれ育った者として、この町への恩返しをしたいという気持ちも、THOU(SA)NDSを立ち上げた大きな理由の一つです。幼い頃から家族、友人、近所の方々に囲まれ、育てていただきました。受け取ってきたものを、一過性の恩返しで終わらせず、次の世代へ手渡していくことに繋げたい。その思いが、THOU(SA)NDSの根にあります。

新潟県の中心である県央地域に位置する加茂市には、創建1300年という大きな節目を迎える青海神社が鎮座しています。そしてそこから広げて見てみれば、周辺には現在の行政区分よりも遥かに長い時間の中で形作られてきた、人と土地の歴史があります。

「1300年前と今とを繋ぎつつも、今も各地に残っている名前、川、神社、ものづくり、暮らし、人の記憶を一つずつ知り、その違いも含めて大切にしながら、これからの関係を作っていきたいと考えています。」--実行委員長 五十嵐泰宏

このまま「Stay On」に留まるのか、これまでを大切にしながら、ここから「Move On」するのか。THOU(SA)NDSは間違いなく、「Move On」を選びます。

このTHOU(SA)NDSの理念にご賛同いただき、同じスタート地点に立って下さった各自治体や企業各社など協賛・後援団体の皆様に、この場を借りて心より感謝申し上げます。

2026年10月10日が、その始まりになることを願っています。
THOU(SA)NDS 2026 開催概要

チケット料金

チケット取扱:
LivePockethttps://livepocket.jp/e/iud33
チケットぴあhttps://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2635613
※近日イープラスでも取り扱い開始予定

アクセス:
JR信越本線・加茂駅から青海神社入口までは徒歩約2~3分。青海神社入口から加茂山公園 野外ステージまでは、上り坂を含め徒歩約20~30分を見込んでいます。会場周辺の駐車場は非常に限られるため、公共交通機関での来場を推奨しています。
後援・地域との連携(2026年9月13日時点、計26団体)
THOU(SA)NDS 2026は、開催地域の行政・教育機関、観光、交通、メディアを含む多くの団体から後援を受けています。
自治体・教育機関
加茂市/加茂市教育委員会/三条市/田上町/糸魚川市/糸魚川市教育委員会
観光・交通
公益社団法人新潟県観光協会/糸魚川市観光協会/JR東日本 長岡事業本部
国際交流
公益財団法人新潟県国際交流協会
放送・新聞・メディア
株式会社新潟放送(BSN)/株式会社NST新潟総合テレビ/株式会社テレビ新潟放送網(TeNY)/株式会社新潟テレビ21(UX)/株式会社エヌ・シィ・ティ(NCT)/株式会社エフエムラジオ新潟(FM-NIIGATA)/燕三条エフエム放送株式会社/NCV株式会社ニューメディア/新潟日報社/読売新聞新潟支局/産経新聞新潟支局/朝日新聞新潟総局/三條新聞社/月刊にいがた/新潟Komachi/株式会社まるごとメディア新潟(まるごと県央!)
THOU(SA)NDSについて



「THOU(SA)NDS」という名称には、THOUSANDS--幾千もの人、時間、記憶、物語という広がりを込めています。一人の英雄や一つの出来事によって1300年が続いたのではなく、名前の残らない幾千もの人々の日々の営みが積み重なって現在があります。その視点から、過去を懐かしむだけではなく、今を生きる人が地域文化を受け取り直し、次の時間へ手渡していくプロジェクトです。

1300年の歴史と未来が響き合う場所で、この地の物語を、音楽にのせて。未来へ。
株式会社KNIT KONSTELLATIONについて
株式会社KNIT KONSTELLATIONは、新潟県加茂市を拠点に、音楽・文化事業の企画制作、クリエイティブディレクション、イベント企画運営、コンテンツ制作を行っています。THOU(SA)NDSでは、実行委員会とともに企画・制作を担っています。

代表取締役:五十嵐泰宏
報道関係者の皆様へ
THOU(SA)NDSでは、2026年10月10日の当日取材に加え、開催前の取材相談を受け付けています。青海神社創建1300年と旧青海郷
加茂・三条・田上それぞれの歴史・文化・産業
糸魚川・柏崎・新潟市へ残る「青海」の名称と地域史
現代の音楽を通した文化継承
地域の子どもたちと音楽
工芸・農・食と出演アーティストのコラボレーション
鉄道を利用した地域への来訪など
資料提供及び関係者への取材調整

に対応します。アーティスト写真、イベントビジュアル、ロゴ等の解禁画像をご希望の報道関係者様は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
本件に関するお問い合わせ
THOU(SA)NDS実行委員会
実行委員長 五十嵐泰宏
株式会社KNIT KONSTELLATION 代表取締役
E-mail:[email protected]

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