住吉大社「升の市」:約1800年前に始まったと伝えられる「宝之市」の歴史を未来へ

一般社団法人大阪市産業経営協会が、住吉大社「升の市」の未来への継承を支援

~長い歴史を受け継ぐ住吉大社「升の市」、2026年10月17日開催~
一般社団法人大阪市産業経営協会(所在地:大阪市中央区、会長:濱田昭二、以下「市産経」)は、2026年10月17日(土)に住吉大社で開催される歴史ある「升の市」に共催団体として参画し、升の市実行委員会とともに、伝統文化の継承と地域交流の促進を支援します。
「升の市」は、住吉大社で受け継がれてきた「宝之市神事」にちなむ歴史ある市です。
人と物が集まり、商いが生まれ、人と人との交流が生まれる――。
市産経は、この「市」が本来持つ役割に、現代においても大きな価値があると考えています。
人と人をつなぐ。
企業と企業をつなぐ。
そして、地域と企業をつなぐ。
経営者の交流団体である市産経が、今回「升の市」に共催団体として参画するのは、まさにこうした「つながり」を大切にしているからです。
歴史ある「升の市」を、地域だけの行事として終わらせるのではなく、次の世代へ受け継ぎ、新しい交流を生み出す場へ。
市産経は、升の市実行委員会とともに、その未来を支えていきます。

■「市」は、人と物、そして文化が出会う場所だった

住吉大社に伝わる「升の市」。歴史を伝える絵図、神事、そして現在の賑わい。

大阪は、古くから「商いのまち」として発展してきました。
その大阪の歴史を考えるうえで欠かすことのできないものの一つが、「市」です。
「市」には、人が集まります。
各地から品物が集まります。
そこで売買が行われ、人々の交流が生まれます。
現代でいえば、単なる「マーケット」ではありません。
人と人が出会い、地域と地域がつながり、新しい関係が生まれる「交流の場」でもありました。
住吉大社では、古くから「宝之市神事」が受け継がれてきました。
「宝之市神事」と共に、古くから親しまれてきたのが「升の市」です。

■商いに欠かせない「升」から生まれた「升の市」


大阪の商いは、ここから始まった。住吉大社「升の市」を未来へ。

かつて商いを行ううえで、欠かすことのできない道具がありました。
それが「升」です。
米や酒などを量るために使われてきた升は、日本の商いと深い関わりを持っています。
「宝之市」では升が売られていたことから、「升の市」と呼ばれるようになったと伝えられています。
長い年月の中で受け継がれてきた「升の市」。
しかし、歴史ある伝統行事も、時代の変化とともに、その存在を知らない人が増えていきます。
伝統は、ただ保存しているだけでは未来へ続いていきません。
その価値を知る人がいて、参加する人がいて、支える人がいて、初めて次の世代へ受け渡されていきます。

■「守る」だけではなく、「未来へつなぐ」
今回、市産経が「升の市」に共催団体として参画する理由は、単に歴史ある行事を応援することだけではありません。
市産経は、企業経営者が学び、交流し、新たなつながりをつくる団体です。
しかし、企業だけで社会は成り立っていません。
企業があり、地域があり、そこに暮らす人々がいます。
地域が元気であること。
人と人とのつながりがあること。
地域の歴史や文化が次の世代へ受け継がれていくこと。
それらもまた、大阪という都市の未来にとって大切なことだと市産経は考えています。
今回の「升の市」は、
企業と地域をつなぐ
人と人をつなぐ
過去と未来をつなぐ
取り組みでもあります。

■大阪・上田・九度山をつなぐ「升の市」――地域を超えて広がる交流
「升の市」の魅力は、住吉の地域だけにとどまりません。
現在、「升の市」には、長野県上田市や和歌山県九度山町など、地域を超えた交流もあります。
真田幸村ゆかりの地として知られる上田市と九度山町。
それぞれの地域が「升の市」に参加し、特産品や地域の魅力を紹介しています。

和歌山県九度山町からの出店。地域の魅力を紹介し、人と地域をつなぐ交流が生まれています。

大阪にいながら、長野や和歌山の魅力に触れる。
特産品を購入する。
生産者や出店者と話をする。
そこから新しい交流が生まれる。
これこそ、「市」が持つ本来の魅力ではないでしょうか。
「升の市」は、歴史を伝えるだけでなく、今も地域と地域をつなぐ役割を果たしています。

■歴史ある行事でありながら、今も多くの人が集う
歴史ある「升の市」ですが、過去の行事ではありません。
現在も毎年、多くの人々が住吉大社を訪れ、さまざまな企画や出店を楽しんでいます。
地域の特産品を販売する物産ブースをはじめ、振る舞い酒や参加型の企画など、幅広い世代の人々が楽しめる「市」として開催されています。


2025年の「升の市」。振る舞い酒や信州味噌計量ゲームなど、多くの来場者で賑わいました。

伝統と新しさ。
歴史と現在。
神事と人々の賑わい。
「升の市」には、一見すると異なるものが共存しています。
だからこそ、現代においても多くの人が楽しめる行事として続いているのかもしれません。

■伝統を未来へつなぐのは、「人」
歴史ある建物や記録を残すことはできます。
しかし、行事そのものを未来へ残すためには、「人」が必要です。
参加する人。
支える人。
企画する人。
そして、「次の世代にも残したい」と考える人。
「升の市」は、多くの人々の思いによって支えられています。

「升の市」の継承と発展に取り組む関係者。

市産経は、今回、共催団体として升の市実行委員会をサポートします。
企業経営者の団体である市産経が持つ「人のつながり」や「企業のネットワーク」を活かしながら、「升の市」の魅力をより多くの人に伝え、地域と企業をつなぐ役割を担っていきます。

■一般社団法人大阪市産業経営協会 会長コメント
一般社団法人大阪市産業経営協会
会長 濱田 昭二
「升の市」は、長い歴史の中で、多くの人々によって受け継がれてきた大切な文化です。
私たち一般社団法人大阪市産業経営協会は、企業経営者の団体ですが、企業だけが元気になればよいとは考えていません。
企業が元気になること。
地域が元気になること。
そして、そこに暮らす人々が元気になること。
それぞれがつながってこそ、大阪はもっと魅力あるまちになっていくと思います。
今回、「升の市」に共催団体として参画するのも、そのような思いからです。
「市」は、人と人が出会う場所です。
人が集まり、物が集まり、会話が生まれ、新しいつながりが生まれます。
それは、私たち市産経が大切にしている「人と人をつなぐ」という考え方にも通じるものがあります。
歴史ある「升の市」を大切に守りながら、新しい世代にもその魅力を伝え、未来へつないでいく。
市産経として、升の市実行委員会の皆さまとともに、この取り組みを応援してまいります。

■升の市実行委員会 実行委員長コメント
升の市実行委員会
実行委員長 矢吹 拓也
「升の市」は、住吉の地で長い歴史の中、多くの皆さまに支えられてきました。
この大切な行事を、これからも継続し、次の世代へつないでいくことが、私たち実行委員会の役割だと考えています。
そのためには、これまで「升の市」を支えてくださった皆さまに加え、新しい世代、新しい参加者、新しい応援者とのつながりが必要です。
今回、市産経の皆さまにも共催団体としてご協力いただき、多くの企業や人との新しいつながりが生まれることを期待しています。
「升の市」が、これからも多くの人々に愛される行事となるよう、実行委員会一同、取り組んでまいります。

■2026年「升の市」開催概要
開催日
 2026年10月17日(土)
会場
 住吉大社 境内
 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
 https://www.sumiyoshitaisha.net/
主催
 升の市実行委員会
共催
 一般社団法人大阪市産業経営協会
実施内容(予定)
 10:00 宝の市神事
 11:00 実行委員会挨拶
      露の都師匠による升の市口上
 11:30 振る舞い酒(次年度干支入り)
 12:00 獅子舞、和太鼓
 12:30 信州味噌計量ゲーム
 13:00 津軽三味線演奏
 15:00 升の市終了
 ※内容は変更となる場合があります。

■一般社団法人大阪市産業経営協会について(https://www.shisankei.jp/
一般社団法人大阪市産業経営協会は、1952年に設立された大阪の企業経営者による団体です。
会員企業の経営に役立つ学びや交流の機会を提供するとともに、企業と企業、人と人をつなぐ活動を行っています。
今回の「升の市」では、共催団体として升の市実行委員会を支援し、企業のネットワークや人のつながりを活かしながら、伝統文化の継承と地域の活性化に取り組みます。

■升の市実行委員会について
升の市実行委員会は、住吉大社で開催される「升の市」の継承と発展に取り組んでいます。
歴史ある行事を大切に守りながら、多くの人が集い、新しい交流が生まれる「市」を目指しています。

■「升の市」を未来へつなぐための取り組みについて

オリジナルタオルと副升
市産経と升の市実行委員会では、「升の市」をより多くの方に知っていただき、今後も継続していくための取り組みの一環として、
2026年9月15日から10月12日まで、CAMPFIREを通じた支援プロジェクトを実施致します。
本取り組みを通じて、「升の市」の歴史や魅力を広く発信するとともに、この行事を未来へつないでいく応援の輪を広げてまいります。



プロジェクトの詳細・ご支援については、下記ページをご覧ください。
https://camp-fire.jp/projects/977935/idea

【本件に関するお問い合わせ先】
一般社団法人大阪市産業経営協会
 所在地:〒540-0029 大阪市中央区本町橋2-5 マイドームおおさか6階
  担当:濱田 昭二
  TEL: 06-6262-3266
  E-mail:[email protected]

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