【新潟・関川村】伝統の祭りを入口に、村の人・協力隊・村外の仲間がつながる。「大したもん蛇まつり」に協力隊がブース出展

~全長82.8mの大蛇が練り歩く伝統の祭りを入口に、地域住民・地域おこし協力隊・村外の関係人口がつながった一日~

【新潟・関川村】伝統の祭りを入口に、村の人・協力隊・村外の仲間がつながる。「大したもん蛇まつり」に協力隊がブース出展


NFTによる地方創生を推進する株式会社あるやうむ(本社:札幌市、代表取締役:畠中博晶)の地域おこし協力隊DAOソリューションのもと、新潟県関川村で活動する関川村地域おこし協力隊が、2026年8月30日に開かれた「第36回 えちごせきかわ大したもん蛇まつり」にブースを出展しました。

ブースには協力隊のほか、関川村DAOのメンバー3名と、関川村DAOと毎月オンラインで対談を続けてきた山古志DAO(新潟県長岡市)のメンバー2名も加わり、一緒に来場者を迎えています。

普段は画面越しにつながっている人たちが、村のお祭りというリアルな場で、村の人と顔を合わせる。伝統ある地域のお祭りを入口に、地域住民・地域おこし協力隊・村外の関係人口がつながっていく様子が見られた一日となりました。

54の集落がつくる、全長82.8mの大蛇




「大したもん蛇まつり」は、関川村に伝わる大蛇伝説「大里峠」と、1967年(昭和42年)8月28日の羽越水害をモチーフに、1988年(昭和63年)から続く村の祭りです。

主役は、竹とワラでつくられた全長82.8m・重さ約2トンの大蛇。82.8mという長さには、8月28日の水害を忘れず、次の世代へ引き継いでいくという願いが込められています。

大蛇は頭と54の胴体からなり、胴体は村内54の集落が分担して製作。当日は集落の代表や中学生など約500人が交代で担ぎ、村内を練り歩きます。「竹とワラでつくった世界一長い蛇」としてギネス世界記録に認定されたほか、2024年には「NIPPON防災資産」にも選ばれました。

今年は8月28日から30日までの3日間。安全祈願祭、花火大会、そして最終日の大蛇パレードが行われました。

村の54集落が力を合わせてつくる、いわば村の内側の結束そのもののような祭り。その一角に、今年は村の外とつながるブースが立ちました。

5人の隊員を等身大パネルに。「関川村協力戦隊」




出展のきっかけは、関川村役場からの提案でした。

当日は曇り時々雨で、風も強い一日。9時30分から13時まで、協力隊のテントには5人の隊員をかたどった等身大パネル「関川村協力戦隊」が並びました。

隊員が5人いることから戦隊ものをイメージし、一人ひとりにテーマカラーまで決めたというこのパネル。発案したのは、協力隊の梶 真由美さんです。

効果はすぐに表れました。普段から交流のある村内の方がパネルを見てブースに立ち寄り、来場者からは「あ、この写真の方ですね!」という声も。関川村DAOマネージャーの小池 哲志(コテツ)さんは「目立つのは大事だと思いました」と振り返ります。

ブースでは、隊員それぞれが普段の活動を紹介しました。
- 荻原 学さん:森林資源の活用を担当。自作の木工作品のほか、ヒノキの精油やクロモジの蒸留水を展示販売
- 藤田 寛己さん・梶 真由美さん:2人の活動拠点「関川る~む」と、そこで運営されている通信制高校「令和関谷学園」の資料を展示・配布
- 田中 貴仁さん:旧安角小学校で営む駄菓子屋から、ラムネや麦茶を販売
- 小池 哲志(コテツ)さん:自身の活動と、関川村DAO・LINEオープンチャットの案内を展示。趣味で蒸留したクロモジの蒸留水の香りをディフューザーで漂わせたほか、山古志の紹介資料や、コミュニティメンバーのおはるさんによる竹炭アートも並べた


準備だけ、片付けだけという隊員もいながら、5人全員がそれぞれの形でブースに関わった一日です。

オンラインで1年以上続いた縁が、村の祭りへ

ブースに加わった山古志DAOは、新潟県長岡市の山古志地域(旧山古志村)を拠点とするコミュニティです。山古志は錦鯉発祥の地として知られ、2021年12月には錦鯉をモチーフにした「Nishikigoi NFT」を発行。地域の外に暮らす「デジタル村民」とともに、地域づくりに取り組んできました。

関川村DAOとの縁は、オンラインから始まっています。
- 2025年6月:コテツさんの着任と同時に、Xのスペースで「新潟DAO会議」と題した対談を毎月開始(2026年4月からは関川村DAOのDiscord内に移行)
- 2025年10月:山古志で開かれた中越地震の復興イベントに、コテツさんが現地参加。ここで初めてリアルで顔を合わせる
- 2025年12月:新潟県三条市の「Local Web3 Expo 2025」に関川村DAOとして出展。山古志DAOとブースが隣同士になり、交流を深める
- 2026年8月:山古志DAOのメンバーが、はじめて関川村へ


橋渡し役となったのは、コテツさんのサポーターであり、山古志DAOのコアメンバーでもあるりーまんさんです。

当日、山古志DAOから出展メンバーとして訪れたのは、長岡市在住の竹内 春華さんと、山古志の地域おこし協力隊で「山古志ラジオ」のパーソナリティの1人でもある大田 築(おおた きずき)さんの2名。長岡市から約120km、1時間40分ほどの道のりを越えて来てくれました。

関川村DAOからは、りーまんさん、うにゃさん、おはるさんの3名が出展メンバーとして参加。うにゃさんとおはるさんは、新潟県阿賀野市から駆けつけています。関川村DAOは村の外に暮らすメンバーが約9割を占めるコミュニティ。普段は画面越しに村と関わっている人たちが、この日は村の祭りのブースに立ちました。

ブースでは関川村の法被を一緒に着て、関川村と山古志、お互いの活動を来場者に紹介しました。

お堀に泳いでいたのは、山古志の錦鯉だった

山古志の人たちが関川村を訪れるのは、今回が初めて。コテツさんは会場の周辺を案内し、国指定重要文化財「渡邉邸」にも足を運びました。

入場には、LINEオープンチャットの参加者向けに用意している特典(渡邉邸の入場料が無料)を活用。コテツさんがガイド役となり、邸内をめぐっています。

思わぬ場面が生まれたのは、渡邉邸のお堀の前でした。立て札には、お堀に泳ぐ錦鯉が新潟県小千谷市と長岡市山古志の錦鯉であると書かれていたのです。

錦鯉をシンボルに活動してきた山古志の人たちが、初めて訪れた関川村で、ふるさとの錦鯉に出会う。その話題で、その場は一気に盛り上がりました。

土間の広さや庭園の雰囲気も喜んでもらえたといい、コテツさんは「それなりに渡邉邸の説明をしながら周れたので、良かったと感じました」と話します。

会場に戻ると、ちょうどブースの前を大蛇が通り過ぎていくところでした。ブースの周辺は、大蛇パレードのゴール地点。DAOのつながりで訪れた人たちも、82.8mの大きさと迫力を間近で見て、みんなで寄って見たり動画を撮ったりと、テンションが上がっていたそうです。

祭りの日に生まれた、小さな動き




この日、ブース全体には30~40名ほどが立ち寄りました。LINEオープンチャットには新たに1名が参加し、渡邉邸の入場無料特典は当日だけで5名が利用しています。

一方で、見えてきた課題も。風が強く、案内を目立つ位置に置けなかったため、机に貼り付ける形に。コテツさんは「視認性が悪く、改善の余地があった」と振り返ります。

それでも、山古志のメンバーからは「来年もまた来たい」という声が上がりました。さらに、今回来られなかった山古志のメンバーからも「大蛇の担ぎ手をやってみたい」という声が届いているといいます。

今後の展望




来年のブース出展は、役場の意向も踏まえて考えていく段階です。協力隊5人が1つのテントで出展するにはスペースの厳しさもあり、出展するとしてもやり方を見直したいといいます。

コテツさんが次に思い描くのは、みんなで一緒に大蛇を担いでパレードすること。大したもん蛇まつりでは村外の人も事前の担ぎ手募集に参加できるといい、その案内もコミュニティで行っていきたい考えです。

関川村DAOでは、現在はコテツさんが発信の中心を担っていますが、「みんなで盛り上げていけるように頑張っていきたい」と、仲間とともにコミュニティを育てていくつもりです。

最後に、この記事を読んだ方へのメッセージを聞きました。

「まずは、関川村のことを少しでも『面白そうだな』と思ってもらえたら嬉しいです。いきなり何か大きな形で関わるのではなく、LINEオープンチャットや関川村DAOのDiscordを覗いてみたり、SNSをフォローしたりするところから、ゆるく関川村とつながってもらえたらと思っています。その中で村の日常やイベントを知って、『ちょっと行ってみようかな』と思ったときに、実際に関川村へ遊びに来てもらう。今回の大したもん蛇まつりのように、オンラインでつながっていた人が実際に村を訪れ、地域の人と交流する機会が少しずつ増えていけば嬉しいです」
関川村 地域おこし協力隊(DAOマネージャー)小池 哲志(コテツ)さん



長野県駒ケ根市で、金属加工業の製造職として会社員生活を送ったのち、2025年6月に関川村地域おこし協力隊に着任(任期は2028年5月まで)。着任前の2025年5月に、関川村DAOのDiscordを立ち上げました。

関川村の日常や地域の魅力をSNSで発信するほか、Spotifyなどでの音声配信も継続。関川村DAOでは毎週の定例会と、月1回の山古志DAOとの対談を開いています。村内の農作業を手伝うなど、地域の暮らしや産業にも実際に関わりながら、メインミッションであるふるさと納税の盛り上げにつなげていくことを目指しています。

▼ 関川村DAO(Discord)
https://discord.gg/TSyPMqcskg

▼ LINEオープンチャット「関川村 - 農と自然のある暮らし -」(参加者は渡邉邸の入場料が無料に。お一人様1回・2026年12月31日まで。※予告なく終了する場合があります)
https://line.me/ti/g2/G1cr_-XybyUSqk-PpqjqEj3JyAUwqmmvTiZLcg

▼ 関川村観光協会
https://sekikawa-kankou.com/

▼ 関川村
http://www.vill.sekikawa.niigata.jp/

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▼ DAOへの参加リンクはこちら|どなたでも気軽に参加できます。
https://lit.link/alywamu-dao

株式会社あるやうむについて

DAOやNFTによる地方創生を推進するため、全国の自治体向けにふるさと納税NFT/観光NFT/地域おこし協力隊DAOソリューションを提供する札幌発のスタートアップ。

地域の魅力をのせたNFTをふるさと納税の返礼品とすることや、地域でDAOを運営することを通じて、新たな財源を創出すると共に、シティプロモーションや関係人口の創出に繋げます。

社名「あるやうむ」はアラビア語で今日を意味する言葉。今日、いますぐチャレンジをしたい自治体・地域の皆様にNFTという先端技術を提供し、応援され続ける地域づくりを支援します。
株式会社あるやうむ 会社情報
会社名  :株式会社あるやうむ
代表者  :畠中 博晶
所在地  :札幌市北区北38条西6丁目2番23 カトラン麻生302号室
設立   :2020年11月18日
資本金  :1億6449万円(資本準備金含む)
事業内容 :NFTを活用した地方創生コンサルティング・開発
URL :https://alyawmu.com/
Twitter :https://twitter.com/alyawmu/
Voicy : https://voicy.jp/channel/3545

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