「知る・巡る・体験する」鹿児島のまちで西郷どんを体感!「西郷まちなか博覧会」秋編がスタート
鹿児島市では、2027年の西郷隆盛没後150年、2028年の生誕200年という大きな節目に向け、2026年9月19日から11月3日まで「西郷まちなか博覧会~秋編~」を開催しています。
西郷隆盛の足跡をたどりながら、鹿児島の歴史や文化、食、まちの魅力をさまざまな体験を通して楽しむ「西郷まちなか博覧会」。
開幕に合わせ、西郷隆盛や幕末の歴史を「知る」シンポジウム、ゆかりの地を「巡る」バスツアー、薩摩に受け継がれてきた学びを「体験する」郷中教育体験会を実施しました。
今回は、その3つのプログラムの様子をご紹介します。



【知る】ジョン万次郎を切り口に、幕末と西郷どんをひも解く
西郷隆盛没後150年カウントダウン記念シンポジウム「幕末と西郷どんのはじまり」9月20日、鹿児島市中央公民館で、西郷隆盛没後150年カウントダウン記念シンポジウム「幕末と西郷どんのはじまり」を開催しました。
前半は、西郷南洲顕彰館の吉満庄司館長による基調講演。
後半のクロストークには、吉満館長に加え、タレントのビビる大木さん、岩川拓夫さんが登壇しました。
今回の大きな切り口となったのは、西郷隆盛と同じ1828年に生まれ、2028年のNHK大河ドラマの主人公となる「ジョン万次郎」。
幕末という激動の時代を生きた二人をきっかけに、西郷隆盛が生きた時代背景や人物像、その魅力について楽しくひも解きました。

吉満庄司館長の基調講演

吉満館長・ビビる大木さん・岩川拓夫さんによるクロストーク
当日は会場に約300人が来場。会場に足を運べない方にも楽しんでいただけるようYouTubeでライブ配信を行い、540人の方にご視聴いただきました。
登壇者それぞれの視点から語られる幕末や西郷隆盛のエピソードに、会場では笑いやうなずきが生まれる場面も。
歴史に詳しい方はもちろん、これまで西郷隆盛について深く知る機会がなかった方にも、その人物像や時代背景を身近に感じていただく機会となりました。

会場の様子

出演者による記念撮影
【巡る】西郷さんゆかりの地へ。「ラストサムライ・バスツアー」
西郷隆盛ゆかりの地や、鹿児島に今も息づく歴史・文化を一日かけて巡る「ラストサムライ・バスツアー」を実施しました。ツアーでは、西郷隆盛をはじめ幕末の偉人たちが育った上之園町・加治屋町周辺を巡ったほか、座禅や薩摩琵琶、示現流など、鹿児島ならではの文化を実際に体験。
西郷隆盛が生きた時代を、史跡を見るだけではなく、さまざまな体験を通じて感じる一日となりました。

まち歩き・史跡を巡る様子

ガイドの話を聞く参加者
座禅、薩摩琵琶、示現流――鹿児島の歴史文化を五感で体験
直指庵では、座禅や経行、法話を体験。
仙巌園では、薩摩琵琶の音色に触れるとともに、このツアーならではの食事を楽しみました。
さらに、示現流兵法所史料館では演武を見学。
西郷武屋敷跡など、西郷隆盛ゆかりの場所も巡りました。

座禅体験

薩摩琵琶

西郷ゆかりの食材をふんだんに使用した特製御膳

示現流の演武
史跡や解説だけでなく、「見る」「聞く」「食べる」「体験する」を組み合わせることで、鹿児島の歴史・文化をより身近に感じてもらえるプログラムとなりました。
参加者の皆さんは、一つひとつの場所を巡りながら、今も鹿児島のまちに残る西郷隆盛の足跡や薩摩の文化に触れました。

参加者の集合写真
【体験する】西郷隆盛らを育てた「郷中教育」を現代に
「薩摩郷中アカデミー~郷中教育体験会~」同じく9月20日には、鹿児島市中央公民館で「薩摩郷中アカデミー~郷中教育体験会~」を開催しました。今回のテーマは、薩摩藩で行われ、西郷隆盛をはじめとする多くの人材を育てたといわれる「郷中教育」。
県内の中学生・高校生・大学生が参加し、一般財団法人自彊学舎の協力のもと、当時の学びの一端を体験しました。

参加者全体の様子
まずは、郷中教育について学ぶ座学からスタート。
さらに、野太刀自顕流の体験や薩摩琵琶の演奏など、薩摩に受け継がれてきた文化にも触れました。

野太刀自顕流の体験

薩摩琵琶の演奏
答えのない問いを仲間と考える「詮議」も体験
郷中教育の特徴の一つが、身近な問題について仲間同士で考え、意見を交わす「詮議」です。
参加者もグループに分かれて一つのテーマについて話し合い、自分たちなりの答えを考え、最後にはグループごとに発表しました。

グループで「詮議」に取り組む様子

発表の様子
途中には、郷土菓子とお茶を楽しむ時間も。
歴史を「勉強する」だけではなく、同世代の仲間と対話し、薩摩に受け継がれてきた文化を実際に体験することで、西郷隆盛らがどのような環境で育ったのかを感じてもらう機会となりました。
「知る」から「体験する」へ。まちなか全体で西郷どんを楽しむ秋
シンポジウムで西郷隆盛や幕末について「知る」。バスツアーで、その足跡が残る鹿児島のまちを「巡る」。
そして郷中教育を通して、薩摩の歴史や文化を自ら「体験する」。
3つのプログラムでは、それぞれ異なるアプローチから、西郷隆盛と鹿児島の歴史・文化に触れていただきました。
「西郷まちなか博覧会~秋編~」は、11月3日まで開催中です。
期間中はこのほかにも、まち歩きや文化体験、グルメなど、鹿児島のまちを舞台にしたさまざまなプログラムを展開しています。
西郷さんの足跡をたどりながら、知る、巡る、味わう、体験する。
この秋、鹿児島のまちで、西郷さんが愛した鹿児島の“今”をお楽しみください。
「西郷まちなか博覧会~秋編~」概要
開催期間2026年9月19日(土)~11月3日(火・祝)
開催場所
鹿児島市内各所
内容
西郷隆盛や鹿児島の歴史・文化に関連した体験プログラム、まち歩き、グルメ、関連イベントなど
西郷隆盛生誕200年・没後150年記念プロジェクト特設サイトで、各プログラムの詳細をご紹介しています。
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