三重・VISONから、日本の発酵を世界へ。76年の納豆づくりを受け継ぎ、納豆を食品から文化へ再編集する「納豆舎」始動

私たちがつくりたいのは、「新しい納豆屋」ではありません。
2026年10月31日、三重県多気町・VISONに「納豆舎 / NATTO SHA」が誕生します。
けれど、私たちが始めようとしているのは、単に納豆を売るお店ではありません。
日本には、長い時間をかけて育まれてきた発酵の技術があります。
そこには、地域ごとの素材があり、つくり手の知恵があり、菌と向き合ってきた時間があり、その土地で育ってきた食べ方があります。
それは本来、一つの商品だけでは語りきれない「文化」です。
一方で、あまりにも日常に近いものほど、その背景や価値について考える機会は少なくなっ
ています。
納豆も、その一つです。
私たちは、納豆を新しくつくり直したいのではありません。
長く受け継がれてきた価値を、今の時代の感覚で再編集する。
味わい方を変える。
選び方を変える。
見せ方を変える。
伝え方を変える。
空間を変える。
そして、その背景にある物語まで届ける。
そうすることで、納豆を「毎日の食品」から、知り、語り、選び、次へ受け継いでいく文化にする。
納豆舎は、その思想を初めて一つの場所として形にするプロジェクトです。
1950年、三重・松阪から始まった76年。
私たちの原点は、1950年に三重県松阪市で始まった納豆づくりです。
東京で納豆づくりを学び、それを松阪へ持ち帰ったことから始まり、地域に納豆文化を根づかせてきました。
2025年、その納豆事業は株式会社Lumiereへと引き継がれました。
現在も三重県松阪市に事業・製造拠点を構え、受け継いだ製法と技術を基盤に、商品開発と発酵食品の製造を続けています。
私たちが新しいことに挑戦できる背景には、76年間積み重ねられてきた製造技術と、日々の発酵に向き合ってきた知恵があります。
ただ、その76年を「歴史」として保存するだけでは、未来にはつながらない。
だからこそ私たちは、受け継いだものを、次の時代の価値へと再編集していきます。


松阪で受け継ぎ、VISONでひらく。
Lumiereが拠点を構える松阪と、納豆舎が誕生する多気町・VISON。
どちらも三重にあります。
私たちにとって、この距離には意味があります。
松阪は、76年続く発酵の技術を受け継ぎ、ものをつくる場所。
VISONは、その背景や価値まで含めて、人にひらく場所。
VISONには、日本の食文化を支えてきた専門店や工房が集まり、ものを販売するだけではなく、その製法や背景を学び、体験する場があります。
だからこそ、この場所から納豆をひらきたい。
三重で受け継がれてきたものを、三重で再編集し、日本へ、そして世界へ届けていく。
VISONは単なる第一号店の立地ではありません。
納豆を文化として世の中へひらくための、最初の舞台です。
一つの思想から、商品も、空間も、体験も。
納豆舎では、店舗を先につくり、そこへ商品を並べたわけではありません。
すべての起点にあるのは、「日本の発酵、その先へ。」という考え方です。
そこから、味わい、商品、器、道具、空間、光、素材、動線、そして言葉まで。
店を構成する一つひとつを、同じ思想のもとで考えてきました。
発酵は目には見えません。
けれど、時間によって変化する。
香りが変わり、味が深まり、素材が育っていく。
その「時間によって価値が生まれる」という発酵の本質を、店内の素材や光、余白、什器、器、そして人の動きにまで映し出しています。
納豆舎で過ごすことそのものが、発酵について考えるきっかけになる。
ただ商品を並べるのではなく、一つの思想を、建築・食・プロダクトとして立体化する。
それが、納豆舎の空間設計です。
「食べる」ことから、納豆の見え方を変える。
納豆舎の飲食も、一般的な納豆定食を提供するためにつくったものではありません。
小粒、大粒、黒豆。
豆の違い。
発酵の違い。
同じ「納豆」という名前の中にある、多様な味わいを知ってもらう。
そのための場所が「NATTO BAR(ナットウバー)」です。
食べ比べる。
セレクターが選び抜いた薬味や、三重の素材にこだわった薬味との組み合わせを試す。
納豆汁。
納豆煎餅や、蒸し立ての豆を添えたソフトクリーム。
納豆という一つの食材を、さまざまな角度から味わうことで、
「納豆って、こんなに違うんだ。」
という発見をつくる。
その小さな発見から、文化は始まると考えています。

NATTO BARイメージ
「買う」から、「選ぶ」へ。
店内には「NATTO CELLAR(ナットウセラー)」を設けます。
ただ冷蔵ケースから商品を取るための売場ではありません。
NATTO BARで違いを知り、豆、つくり手、味わいなどから、自分の好みに合う納豆を選ぶ。
ワインやコーヒーには、産地や品種、つくり手を知り、自分の好みを語る文化があります。
私たちは、納豆にも、そんな文化をつくりたい。
「私はこの豆が好き。」
「発酵の違いを比べてみたい。」
「この薬味で納豆を食べてみたい。」
そんな会話が生まれる未来です。
NATTO CELLARは、そのための象徴的な場所です。
NATTO BARで知り、NATTO CELLARで選び、家へ持ち帰る。
食べる。知る。選ぶ。持ち帰る。
一つの場所の中で、その体験が連続していく。
納豆に特化し、食体験から選択、購入までを一つにつなぐ、世界でも類を見ない体験設計を目指しています。

納豆舎 店内イメージ

テイクアウトも可能。
商品だけではなく、「時間」まで持ち帰る。
納豆舎で提案するのは、店内だけの体験ではありません。
あめはれ発酵舎から生まれた「ひと月納豆」は、解凍したその日を完成とせず、冷蔵庫の中で変化していく30日(ひと月)味わいを楽しむ商品です。
時間の経過とともに変わっていく、豆の食感、旨み、香り、粘り。
その変化を楽しみながら、自分が一番好きな頃合いを見つける。
完成された味を買うのではなく、発酵する時間を暮らしへ持ち帰る。
店で出会い、家へ持ち帰り、その先も体験が続いていく。
商品を手渡した瞬間で関係が終わらないことも、納豆舎が考える新しい発酵文化の一つです。

「ひと月納豆」大粒、小粒、黒豆
納豆舎は、ゴールではない。
Lumiereが目指しているのは、「納豆で有名な会社」になることだけではありません。
納豆は、私たちが76年間向き合ってきた原点です。
ここで培ってきた発酵の知識、製造技術、商品開発、そして文化を伝える力を起点に、今後はより広い「発酵」そのものを事業領域として育てていきたいと考えています。
日本には、地域ごとに残る発酵食品があります。
優れた技術があります。
長い年月をかけて育ててきた企業、蔵、ブランド、職人がいます。
その一方で、後継者不足、販路の縮小、ブランドの再構築、海外への届け方など、価値がありながら次へつなぐことが難しくなっているものもあります。
私たちは、そうした文化を昔の形のまま保存するのではなく、その本質を受け継ぎ、今の時代に必要とされる価値へ再編集し、次の市場へつなげていく。
商品開発。
ブランド開発。
地域との共創。
企業との協業。
事業承継やM&A。
そして海外展開。
発酵に関わるさまざまな企業、地域、つくり手と手を組みながら、
日本の発酵文化そのものを、未来へ続く事業にしていく。
納豆舎は、その最初の実装です。
三重から、世界へ。
寿司や抹茶、味噌、醤油のように、日本から世界へ広がっていった食文化があります。
私たちは、NATTOにもその可能性があると考えています。
ただ「健康に良い日本の食品」として輸出するのではない。
つくり手を知る。
豆の違いを知る。
味わいの違いを知る。
食べ方を知る。
発酵を知る。
そして、その背景にある日本の暮らしや文化まで伝える。
商品を世界へ売るのではなく、NATTOという文化を世界へ育てていく。
Lumiereは、世界におけるNATTO文化を牽引する存在を目指します。
そしてその先には、納豆だけではない、日本のさまざまな発酵文化があります。
松阪で受け継ぎ、VISONでひらき、世界へ。
それが、納豆舎から始まる私たちの次の挑戦です。

納豆舎 入口イメージ
10月30日、一般公開前にメディア向けレセプションを開催。
2026年10月31日のオープンに先立ち、10月30日(金)に納豆舎のレセプションを開催します。
当日は、完成した店舗空間だけでなく、NATTO BARでの食体験、NATTO CELLAR、「ひと月納豆」をはじめとする商品、器や道具、空間設計まで、納豆舎を構成する世界観全体をご覧いただけます。
また、
「なぜ今、納豆を文化にするのか」
「なぜ松阪とVISONなのか」
「76年続く事業をどう次へつなぐのか」
「Lumiereが今後、発酵分野で何を目指すのか」
といったテーマについて、プロジェクト関係者への取材にも対応します。
完成した店舗をご覧いただくだけではなく、このプロジェクトが何を目指し、何を変えようとしているのかまで、現地で体感していただきたい。
そんなレセプションとして、メディアの皆さまをお迎えします。
※レセプション当日の取材・撮影をご希望のメディア関係者の方は、事前にメールにてお申し込みください。
取材内容、媒体名、ご参加人数、ご希望の撮影内容などを記載のうえ、下記お問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
発酵は、未来志酵。
長く続いてきたものには、
長く続いてきた理由があります。
けれど、未来へ残すためには、
その価値を次の時代の言葉で伝え直す必要があります。
受け継ぐ。
再編集する。
文化にする。
そして、世界へひらく。
納豆から始めます。
その先にある、日本の発酵へ。
三重・VISONから、日本の発酵を世界へ。
納豆舎が始まります。
店舗概要
納豆舎 / NATTO SHA
オープン:2026年10月31日(土)
所在地:
〒519-2170三重県多気郡多気町ヴィソン672番1和ヴィソン 旨味17
営業時間:
平日 : 10:30~17:30
土日祝日 : 10:00~18:00
WEBサイト:https://amehare-hakkosha.com/
メディア・取材に関するお問い合わせ
納豆舎 開業準備室
担当:安東
TEL:090-5712-6763
MAIL:[email protected]
レセプション取材・撮影のお申し込みは、上記メールアドレスにて受け付けております。
■会社概要
社名:株式会社Lumiere
代表者:資逸 康裕
本社所在地:大阪府大阪市北区天満橋3-3-5
事業所所在地:三重県松阪市大黒田町698-3
事業内容:納豆食品製造
公式サイト:https://lumiere-natto.com/
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