カソクが運営する実験型アパートメントホテル・Sumuの1号店「Sumu Asakusa South」が2026年10月10日、南浅草に開業

まちの気配を感じながら、自分の時間を取り戻す--暮らすように泊まる拠点、新築・全17室。10月5日より予約受付開始

カソク株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:新井 恵介、以下「カソク」)が運営を務め、企画にも参画する実験型アパートメントホテル「Sumu powered by Airbnb Partners」(以下「Sumu」)の1号店「Sumu Asakusa South」は、2026年10月10日(土)、東京・南浅草(台東区寿3丁目)にグランドオープンします。2026年2月に開業した0号店「Sumu Ueno East」(東上野)での実証と知見を反映した初の新築物件であり、Sumuとしての1号店にあたります。公式サイトは2026年10月1日(木)に開設し、5日(月)より宿泊予約の受付を開始します。

カソクは、0号店「Sumu Ueno East」に続き、本施設のホテル運営を担います。ブランド管理はSumu株式会社が担います。ADDReCによる統合プロデュース、CCCによるコンテンツのキュレーションなど、各パートナーの専門性を生かした滞在体験を、日々の運営を通じて提供してまいります。



公式サイトはこちら

0号店での「実験」をつなげていく

Sumuは、アパートメントホテルブランドであると同時に、「暮らす」と「泊まる」の境界がゆるやかに溶けていく社会の変化を背景に、多様なパートナー企業が顧客起点で新しいチャレンジを行う"Living Lab"として誕生しました。0号店「Sumu Ueno East」では、既存建物を舞台に、可変式家具「Sumu Wall」や文化テーマ別の客室、ラウンジでの地域接点など、数々の「もしも」を実際のゲストとともに検証してきました。

「Sumu Asakusa South」は、その検証から得た知見を設計段階から織り込んだ、Sumu初の新築物件です。地上10階建て・全17室。1フロア2室(2~8階)、1フロア1室のワンフロアタイプ(9・10階)、そして地域に開かれた1階ラウンジと1室(ペット同伴可)という構成で、中長期滞在の快適さと、まちとつながる体験の両立を目指します。

外観

エントランス

テーマ:泊まると、まちが好きになる。

舞台となる台東区寿は、浅草と蔵前のあいだに位置するまちです。蔵前はかつて江戸幕府の米蔵が立ち並び、米商人が集まり、問屋が生まれ、やがて職人の道具が集まるまちへと400年をかけて進化してきました。昨今では、蔵前は「東京のブルックリン」とも呼ばれ、古い倉庫や工場跡を改装した、おしゃれなカフェや雑貨店、工房などが立ち並ぶ、人気スポットになっています。「Sumu Asakusa South」では、ADDReC株式会社(本社:新宿区、代表:福島大我)による統合プロデュースの下、蔦屋書店などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(本社:横浜市、代表:高橋誉則、以下、CCC)とともに、まちの気配を感じてもらえる要素をホテルに編み込んでいます。

隅田川まで徒歩数分。散歩にも最適

蔵前にはおしゃれなカフェやお店が立ち並びます

客室の食器・カトラリーは、蔵前の生活道具店と連携してセレクト。蔦屋書店のコンシェルジュによる選書、蔦屋家電によるセレクト家電が全室に備わります。また、1階Sumu Loungeには封灯/自由丁(蔵前)のレターセット(有料)を用意し、「一年後の自分へ送る手紙」を書く体験を客室で提供。さらに、宿泊者と地域をつなぐ「Sumu Local Life Map」(まち歩き案内/おすすめ飲食店/「Sumuごち」対象店案内)を通じて、滞在がそのまままちとの関わりになる設計としました。

一年後に手紙を届けてくれる「封灯/自由丁」

むぎゅもち食感がクセになるベーグルも朝ごはんにオススメ

「体験」で選ぶ、3カテゴリーの客室・全17室

客室は、滞在の過ごし方から選べる3つのカテゴリーで構成しています。
Pet Friendly | Welcome Dog(1室)
愛犬とともに、まちに暮らすように滞在するための客室。
- Welcome Dog「愛犬と過ごす」(101):
1階の屋外から直接部屋に入れる設計で、専用のミニポーチ(屋外)付き。散歩帰りにそのまま部屋へ戻れます。ケージや食器などは持参のほか、レンタルも可能。犬と暮らす人のための選書もご用意。定員3名


愛犬と泊まれるWelcome Dog(101)

専用ポーチも

Sumu Culture | Play・Books・Meditation・Music(7室)
CCCのキュレーションによって、ひとつのテーマに浸る時間を、部屋ごとに設計した客室群。Playを除く各室に可変式家具「Sumu Wall」を備え、テーマに合わせて壁面の景色が変わります。
- Play「好奇心をひらく」(701・801):
ホワイトボードを設置し、絵を描いたりマグネットで言葉遊びをしたり、自由な発想で楽しめる部屋。伝統的な京座布団の製造技術を活かして開発されたビーズクッション「tetra」にもたれながら、大人も楽しめるようにセレクトした絵本をゆったり楽しんでもらえるようにしています。子どもが夢中で遊ぶほど、大人の時間もほどけていく--年齢を問わず、遊び心を取り戻し、好奇心をひらくための部屋


Sumojiマグネットや絵本を設置したPlayのWall

- Books「読書に潜る」(502・602):選書のテーマは「この土地に接続する」こと。晴れの日の華やぎと江戸の伝統が息づく浅草と、工房やクラフトの新しい動きが生まれている蔵前のあいだで、昭和の面影も色濃く残るこのまちを、新版画、昭和の建築、東京の職人、日本らしいデザインのカフェ、ファッションやアートといった切り口から、言葉がわからなくても楽しめるビジュアル重視の本で編みました。英語訳・中国語訳の読み物も添え、ページをめくって気になった風景を、外に出て実際に確かめられる読書体験を提供します


机に向き合って、ソファでリラックスしながら、ベッドで横になって…自由なスタイルで読書を楽しんでいただけます

- Meditation「瞑想に溶ける」(402):畳に座ると音が身体の内側に沈んでいくTATAMIスピーカーを設置。選書は屋久島や白神山地など、日本の世界遺産・国立公園を中心とした、心が静まる自然の本を中心にしています。難しい「瞑想」ではなく、誰でも没頭できるリラクゼーションや簡単なマインドフルネスの入口になるような時間を提供します


手紙を書いたり、自然の本に触れてリラックスを

TATAMIスピーカーで好きな音楽を流しながら集中

- Music「音楽に響く」(202・302):蔦屋書店のコンシェルジュがセレクトしたレコードに、レコードプレーヤーとスピーカーも揃えました。ロックやポップスからR&B、レゲエ、クラシックまでジャンルは幅広く、世界的に知られた名盤と、日本で初めて出会う一枚とを半々に。蔵前のクラフトの作り手たちと協働を重ねてきた音楽家・蓮沼執太の作品も並びます。部屋で気になった一枚を、まちのレコードショップへ探しに出かける--音楽とまちがつながる入口となる部屋です


壁一面に、蔦屋書店のコンシェルジュがセレクトした名盤が並びます

Sumu Standard | Standard 4・Standard 6・Standard Deluxe 8(9室)
中長期滞在に必要な設えをそろえた、Sumuの「定番」を詰め込んだ客室群。人数と過ごし方に合わせて選べます。各室には蔦屋書店コンシェルジュと共にセレクトした本も用意。昭和の東京を感じられる一冊と、いまのリアルな東京を写した一冊を必ず含めています。
- Standard 4(702・802):4名までの滞在に
- Standard 6(201・301・401・501・601・1001):6名までの滞在に。1001は1フロアを1室で使うワンフロアタイプ
- Standard Deluxe 8(901):8名までの滞在に。1フロアを1室で使う、ワンフロアタイプの上位客室。グループや家族での滞在に


Standard Deluxe 8

Standard 6


食器は清水焼や美濃焼など、丁寧にセレクト

料理に必要な道具も揃えています

全室共通設備:キッチン(2ドア冷凍冷蔵庫、フラットオーブンレンジ、電気ケトル)、ドラム式洗濯乾燥機、43型液晶テレビ、ワイヤレススピーカー、空気清浄加湿器、ドライヤー、Wi-Fi ほか(貸出:衣類スチーマー、コードレスクリーナー)

キッチン

蔦屋家電セレクトの家電たち

1階「Sumu Lounge」--地域にひらく、Sumu Lifeへの入口

1階には、宿泊ゲストも地域の方も立ち寄りやすいラウンジを設けました。蔦屋書店のコンシェルジュが選書した「Book Gallery」、持ち帰るのはモノではなく滞在の記憶となる「Sumu Goods」。手に取った一冊が、このまちを歩く動機になる--そんな接点を目指しています。





京都の伝統工芸を、ホテルから世界へ--「Sumu Craft Lab KYOTO」の成果を導入
「Sumu Asakusa South」には、SumuがADDReC株式会社プロデュースの下、コミュニティ・バンク京信(京都信用金庫、本社:京都市、理事長:榊田隆之、以下、京信)、株式会社SECAI(本社:京都市、代表:松浦拓平)とともに2025年から実施してきた京都工芸アクセラレーションプログラム「Sumu Craft Lab KYOTO 2026」から生まれたプロダクトを導入します。

ちりめんや漆塗り、綴織に金箔と、日本の伝統工芸の技術が詰まっています

同プログラムには京都を中心とする伝統工芸事業者65社から応募があり、審査を経て8社を採択。「プロダクトを売る」のではなく、「このホテルにどんな提案ができるか」を事業者自身が考え、約半年をかけて宿泊空間のためのプロダクトを開発してきました。Playルームに導入するビーズクッション「tetra」(大東寝具工業株式会社)はそのひとつです。1階Sumu Loungeには京都工芸プロダクトの展示コーナーを設け、順次導入を広げていきます。
旭川・老舗木工所のデッドストック家具を、新しい暮らしの一部へ
館内の椅子とテーブルには、2026年5月に廃業した北海道・旭川の老舗家具製造会社で眠っていたデッドストックの家具を導入しています。同社は、Sumuの内装・インテリアを中心となって手がけるLeif.designpark(リーフデザインパーク株式会社、本社:千代田区、代表:上野卓史)のメンバーが若い頃からお世話になってきた木工所です。





大手飲食チェーンのオリジナル家具から、いまや著名となったデザイナーたちの家具まで--そこには試作品として作られた家具たちが数多く残されていました。この木工所が50年の月日を費やしてきたのは、その実験と挑戦の積み重ねです。AIで何でも生み出せるようになった今も、その土台にあるのは先人たちが挑戦の日々のなかで蓄積してきた知見にほかなりません。

実験場をうたい、新しいライフスタイルを模索する場所であるSumuは、北海道産の良質な木材で作られたこれらの家具を、廃業によって安価に手放されるのではなく、新しい暮らしの一部として使い続けられるようアップサイクルしました。過去を懐かしむためではなく、挑戦の知見を次の実験へと受け継ぎ、良質な日本の工業製品に触れてもらうために、ゲストの皆さんにも使っていただきたいと考えています。

木工所の様子を写したアートパネル

各部屋のダイニングチェアは旭川家具

今では東京のものづくりのまちとして知られる地で、日本のものづくりが積み重ねてきた良さを次の世代へ手渡していく。旭川の木工所に眠っていた家具が、蔵前で新しい役割を得ることは、そのささやかな実践のひとつです。

今後の展開:まちと、まちの外を「接続」する拠点へ

Sumuは、ホテルを「観光客のための場所」ではなく、まちに暮らす人の日常の延長線上にある拠点と捉えています。ホテルには、外から多くの人・関心・資金が流れ込みます。その流れを、まちのなかで本当に必要としている人や、まちの外にある作り手へと届け直す結節点になること--それがSumuならではの「接続」の考え方です。

台東区では、地域の飲食店と連携して子どもたちに食事を届ける「Sumuごち」(2026年7月始動)に続き、防災をはじめとする分野で地域との連携を段階的に広げていく予定です。「Sumu Asakusa South」を起点に、宿泊者がまちの日常に自然と関わり、まちの側もホテルを日常の一部として使える関係を、これまで以上に深めていきます。

同時に、蔵前の道具文化、京都の伝統工芸、北海道の木工--本物件に織り込んだ「まちの外」の作り手たちとの回路も、ゲストの反応をつくり手に還元しながら育てていきます。台東区と、京都や北海道のような産地とを、滞在を通じてつなぐこと。Sumuは今後も、複数棟の開発を進めながら、まちとまち、人と人をつなぐ循環をひとつずつ増やしていきます。

カソクは、Sumuが目指すまちと滞在者のつながりを、日々のホテル運営から支えてまいります。各パートナーと連携し、客室の設えやコンテンツを実際の滞在体験につなげるとともに、ゲストの声を運営改善に生かし、中長期滞在の快適さと地域に親しむ体験の両立を目指してまいります。

施設概要


Sumu Asakusa South パートナー企業

Sumu株式会社:ブランド管理
ADDReC株式会社:統合プロデュース
カソク株式会社:ホテル運営
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC):まちの文脈のコンテンツ化、選書・蔦屋家電セレクト、ラウンジ企画
リーフデザインパーク株式会社:内装・家具デザイン
I APARTMENT合同会社:ローカルマップ制作
Local Partners:封灯/自由丁ほか
■Sumuについて
Sumuは、「観光だけでは出会えない物語がある」をコアメッセージに、「旅」や「暮らし」をテーマとした新しい価値を創造する実験型アパートメントホテルです。多様なパートナー企業・自治体・クリエイター・地域とともに、文化とビジネスが交わる新しい可能性を探っていくプラットフォームとして、2026年2月に0号店「Sumu Ueno East」(東京都台東区東上野)を開業。2026年10月に1号店「Sumu Asakusa South」をオープンするほか、複数棟の開発が進行中です。

カソク株式会社について

カソク株式会社は、東京都新宿区に本社を置くホテルの企画・開発・運営会社です。企画・設計から開発、販売、運営までを一気通貫で支援し、アパートメントホテルを主軸に、ビジネスホテル、戸建てホテルなど、東京・大阪を中心に全国で50棟超の宿泊施設を展開しています。
空間設計とコンテンツ企画、立ち上げから運営までをワンストップで実行できる体制を強みとし、持続可能で最適な収益構造を備えたホテルプロジェクトの実現に取り組んでいます。


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