「国宝『初音の調度』は、言葉にできないほど。」音声ガイドナビゲーターの俳優・塩野瑛久さんが『源氏物語』の魅力について語る!特別展「源氏物語 王朝のかがやき」京都国立博物館にて開催中!

塩野瑛久さん(俳優)、「美しさはどの時代も変わらない。生で見ないと分からない感動があります。」


特別展「源氏物語 王朝のかがやき」京都会場 《源氏物語図扇面貼交屛風》(広島・浄土寺蔵)の前にて


京都国立博物館では、特別展「源氏物語 王朝のかがやき」を11月29日(日)まで開催します。
10月5日(月)に報道発表会と報道内覧会が行われ、本展の音声ガイドナビゲーターを務める俳優・塩野瑛久さんが来場し、展示作品への感想を語りました。

《宇治の宮の姫君たち》(兵庫・姫路市立美術館蔵)を鑑賞する塩野瑛久さん

国宝《源氏物語絵巻 柏木一》(愛知・徳川美術館蔵)を鑑賞する塩野瑛久さん

■「千年にわたる“源氏物語愛”と文化の連なりを体感」
朝早くから展覧会の会場を訪れ、実際に展示を鑑賞した塩野さん。『源氏物語』を愛した人々が生み出してきた本物の作品にふれて、「作品細部の繊細さや、金箔の施し方に変化はあっても、美しさを感じるのはどの時代も変わらないと思いました。時間が足りないと感じるほど、とても贅沢な時間を過ごしました。皆さんも音声ガイドを聞きながらぜひ見ていただきたいです。」と語りました。

展示の中で最も心に残った作品として、国宝《初音の調度》を挙げました。「一目見ただけで、言葉にできないほど、価値の凄さを感じました。細かく手が加えられていて、言葉を選ばずに言うと「高そう」(笑)。凄く見応えがあって、目の前にした時の感動と衝撃は凄かったです。」と語りました。
■一条天皇を演じた上で展覧会を観覧して
塩野さんは、2024年の大河ドラマ「光る君へ」(NHK) では一条天皇役を演じていました。その上でどのように観覧したかという質問に、「一条天皇が『源氏物語』を読んだときの感動が、写本や工芸品、屏風などさまざまにかたちを変えて、現代まで脈々と語り継がれている姿を見て、やっぱり『源氏物語』ってこんなにも愛されていて、語り継がれてきたものなんだなと自分の目で見て感動しました。」とその思いを明かしました。

特別展「源氏物語展 王朝のかがやき」京都会場の様子

左から:山内 麻衣子(京都国立博物館 調査・国際連携室長)、井並 林太郎(京都国立博物館 主任研究員)、塩野 瑛久(俳優)、松本 伸之(京都国立博物館長)、トラりん(京都国立博物館公式キャラクター)※敬称略

左から:塩野 瑛久(俳優)、トラりん(京都国立博物館公式キャラクター)※敬称略


■来場者へメッセージ「千年にわたって受け継がれてきた“王朝のかがやき”を体感して」
最後に、展覧会を楽しみにしている皆さまに向けて、「生で見ないと分からない感動があると思います。 僕自身も、どんなものが展示されているんだろうとワクワクしていましたが、それを超える感動体験が待っていました。もしかしたら、僕くらいの年代だったりそれより若い年代の方はちょっと敷居が高く感じるかもしれませんけれど、一歩足を踏み入れて、見ていただけると、『源氏物語』がいかにして語り継がれてきたかが、感じられると思います。」とメッセージを残しました。



■音声ガイドナビゲーター
塩野瑛久さんが『源氏物語』の世界へ誘います!
2024年の大河ドラマ「光る君へ」(NHK)では一条天皇役を演じた塩野さん。今回は音声ガイドナビゲーターとして、『源氏物語』の雅な世界をご案内いたします。詳細は展覧会公式サイトでご案内いたします。
塩野瑛久(しおの・あきひさ)(俳優)プロフィール
東京都出身。2012年、デビュー。スーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」(13)で立風館ソウジ/キョウリュウグリーン役を演じた。ドラマ「来世ではちゃんとします」で主人公を翻弄するAくんや、映画「HiGH&LOW THE WORST」の小田島有剣役で注目を集め、大河ドラマ「光る君へ」('24)で演じた一条天皇役が話題に。近年の主な代表作に、ドラマ「魔物(마물)」('25)「嘘が嘘で嘘は嘘だ」「未来のムスコ」('26)、映画「八犬伝」「チャチャ」('24)「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」('26)など。そのほか、映画「SAKAMOTO DAYS」(4.29)、「マジカル・シークレット・ツアー」(6.19)、「ラブ≠コメディ」(7.3)、「すべて真夜中の恋人たち」(今秋)の公開が控えるなど、話題作への出演が相次いでいる。
11月から上演する劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎「髑髏城の七人 LAST STAND」に無界屋蘭兵衛役で出演予定。


【展覧会概要】平安時代に紫式部によって著された『源氏物語』は、日本文学史を代表する王朝物語です。雅な宮廷を舞台に繰り広げられる光源氏や個性豊かな女性たちの恋愛模様、人生模様は、後世読み継がれる中でさまざまな文化や美術を生み出しました。
本展では、源氏物語の場面やモチーフを表した麗しい絵画、工芸品を一堂に集め、後世につくられた写本や注釈類、さらに芸能への広がりも紹介することによって、わが国の文化に豊かなかがやきを与え続けたこの名作の魅力を再発見します。国宝「源氏物語絵巻」をはじめ、藤原定家が校訂した写本や、国内外で分蔵され全体像がわからないゆえに“幻の源氏物語絵巻”とも呼ばれる「源氏物語絵巻(盛安本)」など、過去最大規模、約250件(東京会場含む)の多彩な文化財をご覧いただけます。
京都国立博物館での源氏物語展の開催は、約50年ぶりとなります。どうぞご期待ください。







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