農林水産省・消費者庁・大学・企業・自治体が東京農業大学に集結 食品ロス削減の「その先」を考える産学官シンポジウムを初開催

研究・政策・企業の実践知を一堂に。食品ロス削減を「知る」から「行動する」へつなぐ産学官連携の場を創出

農林水産省・消費者庁・大学・企業・自治体が東京農業大学に集結 食品ロス削減の「その先」を考える産学官シンポジウムを初開催
10月1日開催「もぐもぐアクション2026 食品ロス削減アクションDAY」第2部ポスター

食品ロス削減アクションDAY事務局(主催:株式会社アッシェ、特別協力:東京農業大学)は、2026年10月1日(木)、東京農業大学 世田谷キャンパスにて「もぐもぐアクション2026 食品ロス削減アクションDAY」を開催しました。

午前の第1部「もぐもぐファミリーフェスタ2026」では、小学1~3年生とその保護者を対象に、歌手・俳優の横山だいすけさん、タレントの上原りささん、もぐもぐチャレンジのオリジナルキャラクター「もぐにぃ」とともに、食育クイズやダンス、スペシャルステージ、スティックセニョールの栽培デモンストレーションなどを実施。親子で楽しみながら、「食べること」「育てること」「もったいない」について考える機会をつくりました。

午後の第2部では、「食品ロス削減の、その先へ。」をテーマに、食品ロス削減 実践シンポジウムを開催。
東京農業大学をはじめ、農林水産省、消費者庁、大学研究者、小売、食品メーカー、外食、自治体など、それぞれの立場で食品ロス削減に取り組む登壇者が、研究成果や政策、企業・地域での実践事例を講義・事例発表形式で紹介しました。

当日は36企業・団体等から参加者が来場。シンポジウム終了後の情報交換会では、登壇者と参加者が所属や業界の垣根を越えて意見を交わす姿も見られ、今後の連携や新たな取り組みにつながる交流の場となりました。

午前は子ども・家庭への食育、午後は研究・政策・産業の実践知の共有。
世代や立場を越えて、食品ロス削減を「知る」だけでなく「行動する」「続ける」ことへつなげる一日となりました。
横山だいすけさん・上原りささん・もぐにぃが、食品ロス削減月間のスタートを宣言
シンポジウムの開会時には、午前の「もぐもぐファミリーフェスタ2026」に出演した横山だいすけさん、上原りささん、もぐにぃがステージに登壇しました。
10月1日の食品ロス削減推進月間初日に合わせ、登壇者とともに開会を宣言。

午前には子どもたちが食や農について体験し、午後には企業・行政・研究者が食品ロス削減の実践を学ぶ――。
世代や立場を越えて食品ロスについて考える「食品ロス削減アクションDAY」の象徴的な幕開けとなりました。

食品ロスについて語るもぐにぃ・横山だいすけさん・上原りささん(左から)

キックオフ宣言でこぶしを上げる横山だいすけさんらと参加者たち

研究・政策・企業の実践から「食品ロス削減の、その先」を学ぶ
食品ロス削減を単なる「もったいない」「捨てないようにしよう」という啓発だけで捉えるのではなく、消費者の行動変容や、企業・地域における継続的な実践につなげていくための知見が共有されました。

東京農業大学副学長・上岡美保氏による基調講演を皮切りに、東京農業大学の研究者から、食品ロスと消費者行動、土壌から食卓までのつながりについて講演。
さらに農林水産省・消費者庁からは国の政策や食育、消費者の行動変容について、関西大学・東北大学からは食品ロス削減施策の効果検証について、それぞれ専門的な視点から説明が行われました。

東京農業大学副学長の上岡美保氏

参加者に家庭の食品ロスを削減する方法を説明する、東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済学科准教授の野々村真希氏

「その効果、本当に施策のおかげ?」食品ロス削減にも効果検証の視点を
研究発表では、食品ロス削減施策を「実施した」という事実だけで評価するのではなく、実際にどのような変化が生じ、その変化が施策によって生まれたものなのかを検証することの重要性も紹介されました。

関西大学 社会学部 心理学専攻の秋山隆氏からは、施策の効果を捉えるための考え方について説明。
東北大学大学院 文学研究科 行動科学研究室の水野景子氏からは、株式会社アッシェが全国のスーパーマーケットで展開する「もぐもぐチャレンジ」の事例を用いた効果検証について発表いただきました。

食品ロス削減を一過性の取り組みで終わらせず、社会に広げていくためには、「何を実施したか」だけでなく、「実施した結果、何が変わったのか」を検証することが重要であることが示されました。

小売・メーカー・外食・自治体から「現場で実際に行っていること」を共有
後半には、小売、食品メーカー、外食、自治体など、それぞれの現場で食品ロス削減に取り組む登壇者から、具体的な実践事例が紹介されました。

株式会社ハローズからは「日本の食の環プロジェクト」、カゴメ株式会社からは食農体験を起点とした行動変容とウェルビーイング、キユーピー株式会社からは食品ロス低減に向けた研究・技術開発について発表。

株式会社デニーズジャパンからは食べ残し持ち帰りアクション「mottECO」、京都市からは自治体における食品ロス対策、株式会社オズマピーアールからは食品ロス食材を企業・子ども支援団体・地域へつなぐ実践モデルが紹介されました。

研究や政策だけでなく、実際の売り場、商品、外食、地域の中でどのように食品ロス削減を実践しているのかを共有する機会となりました。

36企業・団体等が参加。情報交換会では立場を越えた議論も
当日は、企業、行政、大学・研究機関、NPO、学生など、36企業・団体等がシンポジウムに参加しました。

講演終了後には情報交換会を開催。
シンポジウムで得た研究・政策・実践事例をきっかけに、参加者同士が食品ロス削減に関する課題や、それぞれの取り組みについて意見を交わしました。

会場では、スーパーとメーカー、研究者と企業、行政と民間団体など、普段は異なるフィールドで活動する参加者同士で会話が生まれ、登壇者への質問や、互いの活動について情報交換する様子も見られました。

「講演を聞いて終わり」ではなく、そこで得た知見を起点に、人と人がつながる場をつくることも、本イベントの目的の一つです。

参加者からは、「どの会社がどのような取り組みをしているのか、このシンポジウムを通して初めて知ったものが多くあり、非常に興味深かった」「専門知識のない学生でも、全ての講演で新たな知識を得ることができ、貴重で有意義な時間になった」「今回の内容を情報共有しながら、食品ロス削減のための施策を引き続き考えていきたいと思う」といった声が寄せられました。

研究・政策・企業・自治体など、異なる立場からの食品ロス削減の取り組みに触れることで、新たな気づきを得るだけでなく、それぞれの現場へ持ち帰り、次の行動につなげようとする反応も見られました。

ポスターセッションの様子(一部)

午前は親子向け「もぐもぐファミリーフェスタ2026」を開催
同日午前には、小学1~3年生とその保護者を対象とした「もぐもぐファミリーフェスタ2026」を開催しました。

横山だいすけさん、上原りささん、もぐにぃとともに、食育クイズやダンス、スペシャルステージ、スティックセニョールの栽培デモンストレーションなどを実施。

子どもたちが楽しみながら、「食べること」「育てること」「もったいない」について触れる機会をつくりました。

午前は子ども・消費者の体験、午後は研究・政策・産業の実践知の共有。
同じ日・同じ場所で、食品ロス削減を異なる立場から考える1日となりました。

ステージショーでドコノコキノコを披露する横山だいすけさんと上原りささん

横山だいすけさんらとともに撮影する子どもたち

一日限りで終わらせない。食品ロス削減を「社会実装」へ
食品ロス削減アクションDAY事務局では、今回の開催を一日限りのイベントで終わらせるのではなく、食品ロス削減に関わる企業・行政・大学・研究機関・地域団体が継続的につながる機会へと発展させていきたいと考えています。

今回、シンポジウムで共有された研究知見や各組織の実践事例、そして情報交換会で生まれたつながりを、それぞれの企業や地域での具体的な取り組みへつなげていくことを目指します。

「知る」から「やってみる」へ。
「やってみる」から「続ける」へ。
そして、社会の仕組みへ。


食品ロス削減アクションDAY事務局は、産学官・地域の皆さまとともに、「食品ロス削減の、その先」を考え、実践していきます。

株式会社アッシェ 代表取締役社長 須江 勇介 コメント

今回、大学、行政、研究者、企業、自治体など、普段はそれぞれ異なる立場で食品ロス削減に取り組む皆さまが、一つの場所に集まることができました。
食品ロス削減は、誰か一人、あるいは一社だけで解決できる課題ではありません。研究、政策、企業の取り組み、そして消費者の行動がつながって初めて、大きな変化が生まれると考えています。
今回生まれたつながりを、この日だけで終わらせず、具体的な実践や共同研究、地域での取り組みへつなげていきたいと考えています。
開催概要
イベント名
もぐもぐアクション2026 食品ロス削減アクションDAY
開催日
2026年10月1日(木)
会場
東京農業大学 世田谷キャンパス 国際センター
主催
食品ロス削減アクションDAY事務局(株式会社アッシェ)
特別協力
東京農業大学
第1部
もぐもぐファミリーフェスタ2026
第2部
「食品ロス削減の、その先へ。」
食品ロス削減 実践シンポジウム

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