アイリスオーヤマが客室および共用部の造作家具の実施設計を担当したホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」がグッドデザイン金賞を受賞

写真撮影:ナカサアンドパートナーズ
アイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)が客室および共用部の造作家具の実施設計を担当したホテル「OMO7横浜 by 星野リゾート」が、関係各社とともに「2026年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)においてグッドデザイン金賞を受賞しました。なお、今回の受賞は、当社にとって初のグッドデザイン金賞となります。
■受賞施設概要
「OMO7横浜 by 星野リゾート」は、JR関内駅前の旧横浜市庁舎跡地に2026年4月21日に開業したホテルです。建築家・村野藤吾氏が設計した旧横浜市庁舎行政棟を活用し、歴史的建築の価値を継承しながら、現代の感覚や解釈を融合したレガシーホテルとして整備しています。館内には、旧市庁舎の意匠を受け継いだデザインを採用し、横浜の歴史や文化を感じられる空間が広がっています。
当社は、客室やロビー、ラウンジなどのFOH部の造作家具の実施設計を担当し、施設コンセプトの実現に貢献しました。
<ホテルサイト>https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo7yokohama/

写真撮影:ナカサアンドパートナーズ
■審査委員の評価
1959年に竣工したモダニズム建築、旧横浜市庁舎に宿泊するという体験そのものがユニークである。旧行政棟の執務室をホテルへとコンバージョンしたもので、当時、村野藤吾の設計によるラグジュアリーホテルは存在していたものの、このようなシティホテルは想定されていなかった。外観や躯体の⾻格を維持しながら、インテリアには現代にも通じる機能性と使い勝手を備えたプランが取り入れられている。「接木」という考え方による改修は、村野藤吾ならではの空間構成を丁寧に読み解き、⾊彩や意匠の読み替えを重ねながら、新たなインテリアを既存建築へと馴染ませている。あたかも当時からこの場所にホテルが存在していたかのような、自然な佇まいが生まれている。素材やサイン、修復されたアートワークにおいても、過去から受け継がれたものと、新たに復元・再解釈されたものとが違和感なく緩やかにつながり、作品と空間の魅力を高めている。現代性を強く主張することなく、機能面での新しさが安心感をもたらし、その背景には、多くの課題に対する丁寧な解決が積み重ねられていることがうかがえる。すべてが時間の積層のなかに溶け込み、新旧の境界を意識させないデザインが、真正なモダニズム建築にいま宿泊するという貴重な体験を、気負いのない身近なものにしている。さらに年月を重ね、建築とインテリアがより深く馴染んでいく、その先の姿にも期待したい。
<グッドデザイン賞受賞ギャラリー>https://www.g-mark.org/gallery/winners/39642
■「グッドデザイン賞」概要(※1)
グッドデザイン賞は、1957年に創設された「グッドデザイン商品選定制度(Gマーク制度)」を継承し、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する日本唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。単に美しさを競うのではなく、産業の発展と人々のくらしや社会をより豊かにする優れたデザインを発掘し、その価値を広く社会へ伝えることを目的としています。現在では世界45の国と地域から応募が寄せられる国際的なデザイン賞として知られています。
受賞作品は、国内外のデザイナーや建築家などの審査委員によって審査されます。その中から特に優れた作品が「グッドデザイン・ベスト100」に選出され、さらに特別賞審査を経て選ばれた作品に「グッドデザイン金賞」が授与されます。
■受賞者

■「OMO7横浜 by 星野リゾート」概要

■アイリスグループBtoB事業 納入事例
https://www.irisohyama.co.jp/b2b/case-studies/10673
※1:「公益財団法人日本デザイン振興会」https://www.jidp.or.jp/ja/gooddesign/awardより参照。
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