【エトロ】ニューヨーク・マディソン・アベニューで歩んだ30年を祝して「ETROSPECTIVE NY: 96-26」を開催

【エトロ】ニューヨーク・マディソン・アベニューで歩んだ30年を祝して「ETROSPECTIVE NY: 96-26」を開催


1996年、エトロはニューヨークに新たな拠点を構えました。マディソン・アベニュー720番地に誕生した6階建てのパラッツォは、エトロが織りなす万華鏡のように多彩な世界観を一つの館の中で表現するためにデザインされました。そして30年後、その歴史的な節目を祝し、エトロは「ETROSPECTIVE NY: 96-26」を開催。メトロポリタン・オペラでの特別なイベントに続き、マディソン・アベニューのブティックにて開催します。

「ETROSPECTIVE NY: 96-26」は、エトロがニューヨークで初めて構えた拠点を舞台にした特別展です。マディソン・アベニューで歩んだ30年の歴史を象徴するアーカイブルックが一堂にそろいます。2026年10月22日から11月8日まで、マディソン・アベニュー720番地のブティックにて、ウィメンズウェアやメンズウェアに加え、セレブリティやレッドカーペットのために制作された一点物の特別なクリエイションが展示されます。また展示ルックの一部は、ビスポークアイテムとして特別オーダーもすることもできます。さらに、この記念すべき節目を祝し、ボルドーカラーのフリンジ「ポニー」バッグに特別なアニバーサリータグをあしらった限定モデルも展開します。

今回のメトロポリタン・オペラにおけるディナーおよび展覧会は、エトロCEO ファブリッツィオ・カルディナリのビジョンのもと、ブランドのアイデンティティ、アーカイブ、受け継がれてきたブランドコードを、エトロの次なる章を形づくる核として位置づけています。彼は次のように述べています。

「30年前、エトロ ファミリーは、ニューヨークにホームを築くというビジョンを抱いていました。それはブランドの創造性や文化、そして尽きることのない好奇心と、この街にあふれるクリエイティブなエネルギーが出会う場所でした。今日、そのビジョンを受け継ぎ守る私たちの使命は、単に継承することではありません。エトロを象徴するコードやクラフツマンシップ、喜び、そしてポジティブなエネルギーを進化させながら、その可能性をさらに広げていくことです。『ETROSPECTIVE NY: 96-26』は、私たちの歩みを振り返るとともに、未来を築く礎を称えるものです。」

過去と現在をつなぐこの精神は、当初からその根幹を成していました。1968年、ジンモ・エトロによってミラノでテキスタイルメーカーとして創業されたエトロは、ニューヨークにブランドのホームとなる拠点を思い描いていた当時、すでに15年にわたりアメリカ市場で事業を展開していました。その目的は、後にエトロのライフスタイルを象徴することとなる多彩な世界観を、一つの館の中で体験できる場を創り出すことでした。

長年にわたり理想のロケーションを探し求めた末、エトロファミリーはイースト63丁目と64丁目の間に位置する現在の敷地を取得し、ブランドの世界観を体現する場として、この建物を建設しました。この6階建てのパラッツォは、当時のマンハッタンでは珍しい存在でした。美術館であり、同時にヴンダーカンマー(驚異の部屋)でもある特別な空間として構想され、各フロアでは異なる世界観が広がりながらも、一つの邸宅を訪れるような親密さが保たれていました。アンティーク家具、19世紀の絵画、歴史的なペイズリーの図案、そしてファミリーが蒐集してきたコレクションの数々が、エトロの現在のファッションと共存しています。





テキスタイルブランドとしてのルーツを持つエトロは、クラフツマンシップ、色彩、パターン、そして異文化への好奇心をもとに、独自の世界観を築いてきました。ブランドを象徴するシグネチャーとして知られるペイズリーも、その広大な世界観の一部に過ぎません。その背景には、旅、蒐集、芸術、文学、そして異なる文化や時代を自然に受け入れる精神が存在しています。こうした探究心こそが、エトロらしさを失うことなくブランドコードを新たなかたちで解釈し、表現し続ける原動力となっているのです。

1996年のストアオープン時には、エトロならではの蒐集文化を体現する歴史的衣装の展覧会も開催され、18世紀の衣装や、伝説的なバレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフが所有していた作品も展示されました。過去のオブジェクトを現代に蘇らせるという発想こそが、30年の時を経た今もなお、「ETROSPECTIVE NY: 96-26」の中心に息づいています。

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