~昨年1万2千人が来場した“大学生がつくる”盆踊り~
大正大学(学長:高橋秀裕、所在地:東京都豊島区)は、2023年7月7日(金)・8日(土)に「第13回鴨台(おうだい)盆踊り 共感・共動・共躍」を開催します。全国でもあまり類がない学生の企画・運営による盆踊りイベントで、第12回(2022年)の開催では、2日間で来場者が1万2千人を超えた巣鴨の一大行事です。
イベント最大の特徴は、本学で開講する授業の一環(※1)で運営され、社会貢献を学ぶ学生の教育に焦点が当てられている点です。コロナ禍の2020年でも、地域との交流を絶やさずにオンライン開催での盆踊りに挑戦し、多くのメディアに注目されました。
■イベント詳細
「第13回鴨台盆踊り 共感・共動・共躍」
日 時:2023年7月7日(金)・8日(土)
16時~ 開場
18時~ 盆踊り開始
20時 終了予定
会 場:大正大学 巣鴨キャンパス(〒170-8470 東京都豊島区西巣鴨3-20-1)※雨天決行
主 催:大正大学 後 援:豊島区
本学の盆踊りは、1919年7月13日から盆踊りの前身とも言える「魂祭(たままつり)」という名で始まり、「御霊まつり」と名を変えて断続的に実施され、1970年代には1万人を超える来場者がありました。その後長らく途絶えていましたが、2011年に東日本大震災の追悼イベントとして現在の鴨台盆踊りが開催されるようになりました。
今年度は、東日本大震災13回忌追悼法要を執り行います。第1回鴨台盆踊りからの理念であった「東北復興」を念頭に仏教系大学らしい行事や社会貢献活動を行うとともに、大学周辺地域との連携をさらに強めます。
※1919年7月14日の読売新聞に「魂祭」の記事が掲載されています。
■「第13回鴨台盆踊り」のポイント
・盆踊り(行事企画・運営)をきっかけとして、地域住民と学生が協働し両者の繋がりを築く
・東日本大震災13回忌追悼として被災地の継続的な支援事業として実施する
・2022年に引き続き、高校生と連携し地域を盛り上げることで高大連携を確立する
・2025年開催の大阪・関西万博で踊られる「#万博音頭 交野節編(※2)」を東日本で初披露する
※1…授業の一環
「地域課題解決実践論」または「地域プロジェクト」という授業で、豊島区や北区をフィールドにし、鴨台盆踊りという一つのプロジェクトを通して地域の特徴や課題を考える「課題解決型学習(PBL)」を展開しています。盆踊りのターゲット設定からイベント企画、広報、会場設営などを学生主体で行います。学生が自ら行動する力、関係者との関係構築や調整力などを養います。
※2…万博音頭(#万博音頭 交野節編)
国際博覧会2025年大阪・関西万博を機に、日本全国の地域の魅力を再発見するべく作られた万博音頭。大阪の盆踊り団体であるスターダスト河内と鴨台盆踊りのコラボレーションにて万博首長連合公認の万博音頭(#万博音頭 交野節編)を東京で初めて披露します。さらに本学の学生が豊島区の魅力をテーマに万博音頭の歌詞を作成、レコーディングをおこなっており、当日は大正大学オリジナルver.の万博音頭を地域一体となって踊ります。
■学生のコメント 統括班リーダー:番場 彩愛(表現学部3年)
昨年は3年ぶりの実地開催にもかかわらず来場者数12,000人を迎え、多くの方に鴨台盆踊りをお楽しみいただきました。今年は新型コロナウイルス感染防止策が緩和され、久しぶりに思いきりお祭りを楽しむことができるのではないでしょうか。鴨台盆踊りは大学生や高校生といった普段盆踊りに馴染みのない若者が一斉に輪になり、世代間交流を楽しむのが特徴です。ぜひ浴衣を着て、心踊るような体験を味わっていただきたいです!
◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。
公式HP:https://www.tais.ac.jp/
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