北は山形から 南は鹿児島まで、全国の産地が誇る和装製品が一堂に
京都伝統産業ミュージアムにて、2023年7月14日(金)から、「日本のそめおり展」がスタートいたしました。
本展は、京都市及び全国和装産地市町村協議会が、日本の宝である和装の価値を国内外へPRすることを目的に、協議会に加盟する各産地が誇る和装製品を一堂に集めた展示会です。
各産地の豊かな歴史、自然、文化が織りなす、多様なそめおりの粋をぜひご覧ください。
■開催概要
日本のそめおり展
期間|2023年7月14日(金)~8月20日(日)午前9時~午後5時(入場は午後4時半まで)
※休館日|7月24日(月)、8月14日(月)
場所|京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリー
(〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1 京都市勧業館みやこめっせ 地下1階)
内容|全国和装産地市町村協議会加盟の各産地が誇る着物や帯などの和装製品の展示
8月には「職人実演」を実施
入場料|無料
主催|全国和装産地市町村協議会、京都市、株式会社京都産業振興センター(京都伝統産業ミュージアム)
協力|公益財団法人京都伝統産業交流センター
ウェブページ|https://kmtc.jp/event/2023/07/04/6622/
■ 北は山形から南は鹿児島まで、日本全国の伝統的な和装産地が誇る着物や帯など19点が京都へ
全国の伝統的な和装産地を有する市町村と議会で構成される全国和装産地市町村協議会では、お互いに緊密な連携や協力を行い、それぞれの産地において新規市場の開拓や後継者育成などの取組を積極的に進めています。
本展は、その活動の1つとして毎年開催。今年も、協議会加盟の各産地が誇る着物や帯などの和装製品19点が京都伝統産業ミュージアムに集いました。
各産地は、それぞれの深い歴史や文化、自然環境を背景に、独自の技術や色彩を育んできました。本展では、こうした各産地の特徴を丁寧にご紹介し、それぞれの魅力を伝えています。
また、各産地の職人の数や平均年齢など、伝統産業の「今」を知ることもできる展示となっています。
■ 8月の土曜・日曜には、そめおりを体感できる職人実演も
会期中、8月の土曜日・日曜日には、職人の技術を間近で見ることができる実演を開催します。事前申込不要ですので、ぜひお気軽にご見学ください。
8月5日(土) 西陣織
8月6日(日) 西陣織
8月12日(土) 京友禅
8月13日(日) 京友禅
8月19日(土) 京友禅
8月20日(日) 西陣織
■全国和装産地市町村協議会とは
全国の伝統的な和装産地を有する市町村の議会と行政で構成し、相互に協力して和装産業の振興に資することを目的としています。
設立|1974年(昭和49年)10月
構成|13市2町(2023年6月現在)
加盟都市と主な産地品
山形県米沢市 米沢織
茨城県結城市 結城紬
茨城県常総市 いしげ結城紬
群馬県桐生市 桐生織
群馬県伊勢崎市 伊勢崎絣
新潟県小千谷市 小千谷縮、小千谷紬
新潟県十日町市 十日町振袖、十日町明石ちぢみ、十日町絣
新潟県五泉市 羽二重、駒絽、駒塩瀬
石川県金沢市 加賀友禅
京都府京都市 西陣織、京友禅、京小紋、京鹿の子絞
京都府京丹後市 丹後ちりめん
京都府与謝野町 丹後ちりめん
鹿児島県鹿児島市 本場大島紬
鹿児島県奄美市 本場奄美大島紬
鹿児島県龍郷町 本場奄美大島紬
■ 京都伝統産業ミュージアムとは
1977年の開館以来、京都伝統産業ミュージアムでは、京都に息づく産業とその背景の紹介を通して、広く伝統産業の振興に取り組んできました。2020年のリニューアルを経て、現代のつくり手の活動を紹介する事業をさらに充実させ、つくり手と使い手がともに伝統産業のいまを見つめ、これからを思い描く、自由な交流の場を創出しています。
ミュージアムショップ(実店舗)とオンラインショップ( https://mocad-shop.com/ )では、文化を守り伝える伝統工芸品から、暮らしに寄り添う道具、雑貨やアクセサリーに至るまで、国内外に誇れる京都の技術をいかした多彩な品々が並びます。ここでご購入いただく一つ一つの商品は、職人の思いと技が生み出す伝統的な技術を支えることに繋がります。
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