株式会社ON THE TRIPは、株式会社サン・クレアと共同し、愛媛県の南予エリアである松野町に位置するホテル「水際のロッジ」にて、公式オーディオガイドおよびスペシャルサンクスチケットの取り組みを、2025年11月29日よりリリースします。
ガイドは宿泊者ご自身のスマホで体験してもらうもので、ホテル宿泊のチェックイン時および宿泊前にご案内します。
この体験はON THE TRIPが独自に開発しているデジタルアメニティの取り組みで、宿泊の付加価値をあげていくものです。
この体験では何をするのか。それは、ホテルのスタッフが語り部として地域のことを宿泊者に知ってもらい、宿泊者にもそのガイドについてアクションをしてもらう新しい取り組みです。
音声ガイドが物語のナビゲーターとなり、体験を変える
水際のロッジのスタッフである5人が語る物語を、宿泊者はオーディオガイドを元に聴きます。宿泊者の方は、ホテルの予約をした際に、この物語のリンクが届きます。そして実際に訪れた際にも、チェックイン時にスペシャルサンクスチケットというカードが渡されます。そこから物語を聴きます。
この音声ガイドでは、水際のロッジにいる5人のスタッフの声が入っています。
彼らが思う、水際のロッジの過ごし方や、この土地の文化、聞くべき物語を語ります。さらに、現場では語り部であるスタッフの方々と直接会って話すこともできます。
水際のロッジを、森の住人が語りかける音声ガイドとは?
水際のロッジのスタッフは、フロントで見かける顔とは別に、もうひとつの顔を持っています。はたして、それはどんな表情なのでしょう。
最初はみなさんと同じ旅人として森の国を訪れた彼らは、やがてこの地に魅了され、移住するに至ります。そのキッカケは? その経緯は? その後の取り組みは? 尋ねた質問はそれぞれに異なりますが、彼らは、この森での暮らしや営みをどのように語るのでしょう。 このガイドを聞きながら、彼らの言葉に耳を傾けてみてください。
ホテルが仕掛ける、スペシャルサンクスチケットという感謝の取り組み
この物語を聞くことで、宿泊者の皆さんには水際のロッジをあらゆる視点で知ってもらい、楽しんでもらい、5人の中から一番響いたと思うスタッフにスペシャルサンクスチケットをお渡しします。
これは1,000円のスペシャルサンクスチケットとなり、スタッフの方々へのチップとなります。宿泊者には全員にこのチケットが渡され、それは子どもでも同様です。どのスタッフの話が面白かったか。親切にしてくれたか。感動したか、をちゃんと考えながら過ごしてもらうことで、水際のロッジの物語に宿泊者の方も関わってもらう取り組みになります。
この体験が成立するために、宿泊者は自分たちでも考える事が求められ、それによって水際のロッジへの理解度がさらに増していきます。
この体験は、宿泊者の方の楽しみ方が増えると同時に、スタッフの人たちのインセンティブにもなる取り組みです。
この体験をやってみたい。または共感した人はぜひ、水際のロッジへお越しください。
きっと森の住人が丁寧に案内をしてくれるはずです。事前にガイドを聞いてから来ることをお忘れずに。
トライアングルエヒメ プロジェクトとの連携について
このプロジェクトは、愛媛県のデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」に採択され実施しています。愛媛県の南予エリア活性化のためのデジタルを活用した取り組みです。
<水際のロッジ>
宿泊施設名:水際のロッジ
住所:〒798-2106 愛媛県北宇和郡松野町目黒 滑床渓谷
https://morino-kuni.com/riverside-lodge/
オーディオガイドで観光のDX化をしたい施設や自治体を募集中
株式会社ONTHE TRIPは、まちの歴史、その土地が持つ物語について丹念に取材を行い、まるで映画や小説のように人の心を動かす作品のようなガイドを制作しています。ガイドを聴くことにより、訪れた場所への理解が深まり、旅の体験がふくらみます。
現在、提携先の施設や自治体を募集しています。オーディオガイドは制作費を頂いてつくるものと、制作費を無料で実施する取り組みがあります。無料で実施する場合も、多言語(英語、中国語)の音声・テキストの制作、ポスターやMAPなど各種ツールのデザイン、WEB制作、書籍制作やデジタルマーケティングなど、ガイドに必要な制作物を無料でお作りいたします。
その代わりにオーディオガイドを含めた入館料を設定し、その料金をシェアしていただくという仕組みです。例えば、入館料が500円の施設の場合、800円に再設定していただき、その代わりに施設の情報や魅力を深く理解するためのツールとしてオーディオガイドを提供していただきます。差額の300円×利用者数の収益を、施設側とONTHE TRIPで、互いにシェアするという流れです。
この取り組みは、日本の文化財の入館料は他国と比べて安く、来場者がどんな体験ができるのか十分に伝わっていないという課題からスタートしました。日本の文化財には誇るべき物語があるにもかかわらず、まだまだその魅力を来場者に伝えられていません。私たちはこういった課題を、デジタルを使ってアップデートしたいと考えています。
詳細に関しては、下記のリンク先に掲載しております。お問い合わせ先より、ご連絡ください。
株式会社 on the trip
代表取締役 成瀬 勇輝
URL :
https://on-the-trip.com/企業プレスリリース詳細へPRTIMESトップへ