コンセプチュアルな展示イベント『白尾博物館展 特別展示: 99年越しのタイムカプセル』。ワイテルズを代表してメンバーのNakamu氏に聞いた催事の魅力をご紹介!」

2024年11月22日 金曜日 6:17 PM

東京ドームシティ Gallery AaMoで展示イベント「白尾博物館展 特別展示: 99年越しのタイムカプセル」がスタート

コンセプチュアルな展示イベント『白尾博物館展 特別展示: 99年越しのタイムカプセル』。ワイテルズを代表してメンバーのNakamu氏に聞いた催事の魅力をご紹介!」


ゲーム実況YouTuberグループとして多くのファンを沸かせる「ワイテルズ」のメンバーが、グループの歴史を紐解く展示イベント「白尾博物館展 特別展示: 99年越しのタイムカプセル」を開催。このイベントは活動休止前の最後の展示イベントで、コンセプチュアルな仕掛けでファンならずとも楽しめるものとなっている。

まるで99年先に来た気分に! タイムスリップ感覚で楽しむスペシャルイベント
今回の展示は、「ワイテルズ」が活動休止をしてから99年後の日本が舞台。数々出土した「ワイテルズ」遺品が研究され、その結果を元に架空の博物館『白尾博物館』が彼らの生態を紐解く特別展を開催している…という内容となっている。展示品は、動画に登場したものやメンバーの私物だけでなく、グッズのアーカイブやここで初披露となる衣装&アイテム、動画なども。





この展示イベントは、架空の博物館『白尾博物館』で開催されているという設定。会場の入り口には本物さながらに作りこまれた『白尾博物館』のリーフレットが置かれ、世界観により没入できる仕掛けを凝らしている。





第一展示室はまるで博物館のメインフロアのような豪華ムード。展示品はメンバーが実際に使用しているマスクとなっており、新旧の移り変わりを比較しながらじっくり観察できる。





第二展示室の目玉は『99年後の人々が「ワイテルズ」のイラストから復元した衣装』という設定で作られたコスチューム。細部まで作りこんであり、まるでイラストから抜け出してきたかのよう。このコスチュームは、この展示のために作られた特注品だそう。





これまでイベントなどで発売したグッズが置かれた第三展示室は、化石や土器の発掘を思わせるディスプレイに。中にはレアなアイテムも。





メンバーの宝物が並ぶ第四展示室には、文字通り宝の箱が。中には特に思い入れのある品が飾られている。





ここでしか見られない特別な映像が見られる第五展示室。動画の内容は、「ワイテルズ」のメンバー6人の子孫(実際は本人たちが演じている)へのインタビュー。99年後の未来の生活や「ワイテルズ」メンバーの知られざる一面が垣間見え、ファンならずとも爆笑必至の内容。





第六展示室は、「ワイテルズ」の動画撮影スタジオを再現。展示品はすべて本物で、撮影風景を身近に感じられる作りとなっている。また展示品のソファはフォトスポットとなっており、実際に座って撮影が可能。





会場内にはミュージアムショップも。「白尾博物館展 特別展示: 99年越しのタイムカプセル」の公式パンフレットやグッズが立ち並ぶ。


「ゲーム実況者の遺物が出土する。そんな未来もあるんじゃないかな」。「ワイテルズ」の発起人・Nakamuが語る展示の見どころ
展示イベント「白尾博物館展 特別展示: 99年越しのタイムカプセル」をプロデュースしたのは、「ワイテルズ」のメンバーであり、数々のイベントを仕切ってきたNakamu。Nakamuは「ワイテルズ」の発起人でもあり、グッズのデザイン監修なども務めている。そのNakamuに、今回の展示について詳しく話を聞いてみた。

Nakamu氏のイラスト

「ゲーム実況グループを立ち上げてからずっと、いつか僕らの軌道を残せるようなイベントをやりたいなと思っていたんです。9年間の活動を通して思い出の品がどんどん増え、展示できるものがたくさんできたので、きちんと展示会をやってみたいとこのイベントを企画しました。でも、ただ飾っただけでは『ワイテルズ』らしさがないなと。そこで、架空の博物館『白尾博物館』をでっち上げ、99年後に僕らの遺品が出土した……というコンセプトにしたんです。実はこの細かい設定を決める時に、ちょっとした謎解きの要素を組み込んでいます。なぜ『99年後』に『白尾博物館』で開催されたという設定にしたのか、考察してもらえたらうれしいです」





「展示室に入る際に、このイベントの世界観に没入していただけるよう『白尾博物館』のリーフレットを置きました。まるで本当に『白尾博物館』が存在しているかのように見せたかったので、細かい部分まで作りこんでいます。手に取って読んでいただくことで、自然と99年後の未来に気持ちがスイッチするはず」





「エントランスには、人類の進化の過程をたどる『ワイテルズ』メンバーのイラストを大きく飾りました。このイラストは、実際に博物館などで骨格標本などの絵画を描かれている府高航平さんというアーティストの依頼して作ったもの。かなり精巧なので、じっくり見てほしいです。また、キービジュアルは、個人的に大好きな染平かつさんに今回のテーマになっている博物館をイメージして描き下ろしてもらいました。





「第一展示室は、僕らが使用するマスクが展示されています。普段このマスクで顔を隠して活動しているのですが、古いものはかなりチープ(笑)。それを博物館で飾るように神々しくディスプレイしているのがポイントです。新しいものは実際に僕らがつけているような雰囲気で展示してあります。この中でいちばん高価なものはきんときの3Dマスク。口元が外れるようになっていて、マスクを外さなくてもドリンク休憩できるようになっています。そういう細かい部分まで見てもらえたらうれしいですね。また、展示物にはメンバーのきんときが書いたキャプションもついているので、隅々まで読んでいただくと楽しさが倍増するようになっています」





「第二展示室にあるブルーのこの衣装は、僕Nakamuが以前謎解きイベントでシルエットだけ登場した時に着用したもの。その時から『いつか展示会をやって飾りたい』と思っていたので、シルエットでは分からないようなディティールまで作りこんでいました。それをこうして皆さんにお見せできて感無量です」





「今回の展示で初めて、『ワイテルズ』のイラストをリアルなコスチュームに落とし込みました。デザイン段階からかなりこだわり、質感も雰囲気も6者6様になったのではないかなと。さらに一段高い場所にディスプレイすることで、他にはない迫力ある展示になりました。ぱっとみると何かの偉業を成し遂げた6人に見えますよね(笑)」





「第三展示室はグッズの発掘現場。いつの日か、YouTuberのグッズが出土する未来もあるかもしれないな……という空想を形にしました。もしそうなったら、グッズリストを参考に出土したものを分類するはず。そこになかったものは、謎の遺物になるんじゃないかと思うんです。なので、この展示でもグッズの試作品や追加販売されたグッズが“リスト外”の箱に収められています。中にはかなりレアなアイテムやここで初公開になるアイテムもあるので、目を凝らして探してくださいね」





「第四展示室にあるものはそれもこれも僕らの宝物。動画に登場したものをたくさん飾らせていただきました。闇鍋企画の鍋の再現もあったりするんですよ(笑)。中でもいちばんの宝物は、イベントなどで皆さんからいただいたメッセージを入れたBOX。すべて捨てずに取っていて、それを全部持ってきました。僕らの活動の原動力ともいえる存在です。今回の展示の最後にもメッセージが書けるスポットを用意したので、ぜひこの展示についての感想を聞かせてほしいです」





「第五展示室の映像は、99年後の未来に生きる「ワイテルズ」のメンバー6人の子孫からのメッセージというコンセプト。僕らが子孫を演じているんですが、未来の状況をそれぞれのメンバーが想像し、内容もそれぞれが考えました。なので人によって雰囲気が全く違うんです。その違いも面白いポイントなので、ぜひ見比べてください」





「僕らの撮影スタジオを再現した第六展示室は、テーブルや小道具、カーテンまですべて現物です。すべてここに運び込んだので、実際の撮影スタジオは今、ほぼ何もない状態になっています(笑)。間近に鑑賞できるようになっているので、動画でいつも観ているアングルを探してみたり、写真撮影したりして思い思いに楽しんでいただけたら幸いです」





「展示が終わった先にあるミュージアムショップで販売されているグッズは、どれもこだわって僕がデザインしました。架空の博物館をよりリアルにするために、博物館のグッズをイメージしています。中でも絶対に置きたかったのが『記念メダル販売機』と『ポストカード』。博物館らしさが出るように、この2つは絶対に外せないポイントでした。帰る瞬間まで“99年先の未来の世界”と“『ワイテルズ』の歴史”に浸っていただけるように企画したこの展示イベントは、ファンの方はもちろん、僕らを知らない人にも面白がっていただけるような作りになっています。ぜひみなさんお誘いあわせの上、楽しんでいってください! また、大阪に巡回する際はさらなる仕掛けを作ってアップデート予定。そちらもぜひ足を運んでほしいです」




ワイテルズ特別展「白尾博物館展 特別展示: 99年越しのタイムカプセル」

【東京会場】
開催期間:2024年11月22日(金)~12月9日(月)
開催時間:10:00~20:00(最終入場 19:30)
会場:東京ドームシティ Gallery AaMo(東京都文京区後楽1-3-61)
料金:2,200円(税込)

【大阪会場】
開催期間: 2024年12月20日(金)~2025年1月12日(日)
開催時間:11:00~21:00(最終入場 20:30)
会場:心斎橋オーパ 7F(大阪府大阪市中央区西心斎橋1-4-3)
料金:2,200円(税込)

※2025年1月8日(水)・9日(木)の両日は休業いたします。
※2024年12月31日(火)~2025年1月3日(金)の開催時間は変更になる場合がございます。

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