【Japan Mobility Show 2025レポート】未来の“誰もが乗れる”電動パーソナルモビリティを初展示

2025年12月5日 金曜日 12:50 PM

三輪型および四輪型の特定小型原動機付自転車のコンセプトモデル展示では、人気投票を実施

電動パーソナルモビリティの開発・製造販売をワンストップで手がけるglafit株式会社(読み:グラフィット、本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長CEO:鳴海 禎造、以下、glafit )は、2025年10月30日(木)から11月9日(日)まで東京ビッグサイトで開催され、期間中のべ101万人が来場した「Japan Mobility Show 2025」(以下、JMS2025)に出展。三輪型および四輪型の特定小型原動機付自転車(以下、特定小型原付)のコンセプトモデルを初披露しました。
【Japan Mobility Show 2025レポート】未来の“誰もが乗れる”電動パーソナルモビリティを初展示


三輪型・四輪型の特定小型原付コンセプトモデルで“誰もが移動を楽しめる未来“を提案
今回の展示では、glafit初となる三輪型特定小型原付「P.E.T」「NFR-T1 Pro⁺」、さらに大阪・関西万博で展示・デモ走行を行った四輪型特定小型原付「WAKUMOBI」を紹介しました。特定小型原付の” 16歳以上であれば免許不要”で乗れるという利点を生かしつつ、多様化する生活スタイルや社会課題に応える、誰もが安全かつ楽しく移動できる未来のモビリティ像を提示しました。
前二輪の三輪型特定小型原付の可能性と免許返納後の移動手段の選択肢を増やす
今回展示した“三輪・四輪モデル”は単なるコンセプトモデルではなく、今後日本が直面する「移動弱者の増加」という社会課題を見据えた提案でもあります。特に前二輪構造の三輪型特定原付は、以下のような理由からglafitが研究開発しているカテゴリーです。
安定性を高める前二輪機構】
前二輪はチェーンとスプリングで機械的に連結され、左右で傾きを連動させる機構を採用することで、従来の二輪車のように車体を傾けて曲がることが可能です。前二輪両輪の接地圧が常に均等となり、傾斜地や滑りやすい路面の走行において横滑りの危険性を減少させるとともに、更に低速時にも安定して走行できるメリットがあります。

・免許返納後の“移動手段不足”という社会課題への解決策になるため
高齢者の免許返納後、「移動できず生活圏が狭まる」問題が全国で深刻化しています。前二輪の三輪型は安定性が高く、操作もしやすいため、移動手段を失った方々の“新しい足”として有力な選択肢になります。

・引きこもり予防など、心身の健康維持につながるため
外出機会の低下はフレイルや社会的孤立の原因にもなります。安心して乗れる三輪型は、日々の買い物・通院・散歩などの外出機会を自然に増やし、生活の質(QOL)向上に寄与します。

・二輪と四輪の“間をつなぐ新しい乗り物”として最適なため
二輪タイプの特定小型原付では「ふらつき」が不安だけれど、四輪タイプだと大きすぎる--。両者の“中間の乗り物がほしい”というニーズも高まっています。前二輪三輪型は、二輪より安定し四輪より気軽で小回りが利く、新しいモビリティとして期待されています。

今回展示した三輪型特定小型原付の「P.E.T」「NFR-T1 Pro⁺」はこれらの社会的背景に応えるモデルとして、来場者から高く評価されました。

利用者のスタイルに合わせて多彩な乗り方ができる着座ステップスルー型の「P.E.T.」




今回展示した3つのコンセプトモデルのうち、来場者アンケートで最も人気を集めたのが、こちらの前二輪三輪型特定小型原付「Personal Eco Tranceporter」略称「P.E.T」。glafit初の着座ステップスルータイプ車両で、足上げ動作が難しい高齢者や身体にハンディのある方、またスカートやワイドパンツを着用した女性などにも優しいデザインが特長です。

展示では、サドル下に専用設計のペット用キャリーバッグをセットしました。車体構造の空間にペットを乗せるタイプではなく、単独でも使えて居住性が良いキャリーバックにすることで、家から目的地まで、ずっとペットと一緒に移動できます。犬を飼われている方々には特に関心を寄せていただきました。

同時に、釣りなどアウトドアや趣味に利用するイメージ、フロントバスケットの他にも大きなショッピングバッグを付けたイメージ、前後のキャリアにルーフとボックスを取りつけてデリバリーカーに変身させるイメージなど、利用者のライフスタイルや用途に合わせたオプションでの多彩なアレンジ提案も好評を博しました。

~来場者の声~
・利用者のニーズに応じて柔軟にカスタマイズできる点が魅力的だった。
・普通の自転車では実現できないスペースの確保の仕方が面白いと感じた。
・ペットを乗せられる自転車を探しており、これなら安定感があって怖がらなそう。
・フロント二輪で安定感があり、乗っていて楽しそう。
・ちょっとした買い物用として乗るのに、とても便利そうだと思った。

オフロード対応のタフな三輪モデル「NFR-T1 Pro⁺」




「NFR-T1 pro⁺」は、登坂性能で定評のあるNFRシリーズをベースに、アウトドア用途を強く意識した三輪モデルです。オフロードタイヤ装着により悪路にも対応。ソロキャンプの荷物を牽引して運ぶ展示に、特に男性のみなさんから高い支持をいただきました。また、工場内移動や撮影現場での利用など、アウトドア以外の活用案も多く寄せられました。

~来場者の声~

・二輪では不安のある道でも安心して乗れそうだと思った。
・三輪のモビリティのなかでも1番かっこいいデザインだと思います。ぜひ乗ってみたい!
・足の置き場や前輪のタイヤの機構など、長時間のライドでも楽そうな工夫があるのが良かった。
・フレームが頑丈そうで、オフロードでの利用に安心感が高い。

四輪型特定小型原付 WAKUMOBI:免許返納時代の“新しい移動の選択肢”




「WAKUMOBI」は、免許返納後の移動手段として注目される四輪型特定小型原付。大阪・関西万博での展示・デモ走行に続き、今回JMS2025でも多くの来場者の関心を集めました。プロトモデルでの試乗会を通じて機能性や操作性の評価を収集するとともに、所有やシェアリングなど利用シーン別でのニーズや課題把握などを行っており、将来的には自動運転の実装を見据えながら製品化を目指しています。

~来場者の声~
・免許を返納した両親へのプレゼントによさそう。
・配達業務を行うことがあり、ぜひ使用してみたいと思った。
・四輪で安定感があり、屋根付きなので天候をある程度選ばず乗れそう。
・駐車場や充電などの課題はあると思うが、可能性を感じるモビリティなので実用化してほしい。

【参考】大阪・関西万博で、WAKU MOBI(四輪型特定小型原動機付自転車)の最終屋外デモンストレーションが決定
最後に:glafitがめざす“移動の未来”
今回の展示を通じ、多くの来場者から期待やアイデア、応援の声をいただきました。
私たちglafitは、ブランドメッセージ「移動を、タノシメ!」のもと、特定小型原付を活用した社会課題解決と、新しい移動体験の創出をこれからも進めてまいります。

“乗ることそのものが楽しくなる”
そんな未来の当たり前を、glafitはこれからも提案していきます。

■glafitについて
glafit株式会社は、電動パーソナルモビリティの開発・製造・販売までワンストップで手掛ける、和歌山発のハードモビリティベンチャーです。「移動を、タノシメ!」をブランドメッセージに掲げ、「日々の移動を驚きと感動に変え、世界中の人々を笑顔にする」ような、新しい移動体験をお届けするモビリティを開発・提供してまいります。

【glafit株式会社の概要】
所在地:和歌山県和歌山市梅原579-1
代表者:代表取締役社長CEO 鳴海 禎造
設立年月日:2017年9月1日
公式サイト:https://glafit.com/

【本リリースに関するお問い合わせ】 
広報:福井、安藤 e-mail:[email protected]

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