【星のや沖縄】秋の夜長を優雅に過ごす「琉球秋夜の調」開催|期間:2023年10月23日~31日

2023年6月23日 金曜日 11:17 AM

~貸し切りのプライベート空間で、沖縄最高峰の総合芸術「組踊」を特別鑑賞~

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。沖縄県・読谷村にある滞在型リゾート「星のや沖縄」では、2023年10月23日~31日に、秋の夜長を優雅に過ごす「琉球秋夜の調」を開催します。星のや沖縄内の「道場」とその庭を貸し切りにするプライベートな空間で、ユネスコ無形文化遺産の宮廷芸能「組踊」を鑑賞します。組踊は、琉球王朝時代に中国皇帝の使者「冊封使(さくほうし)」をもてなす儀式「重陽の宴」で初めて披露された琉球文化を代表する伝統芸能です。本プログラムは、その歴史に倣って旧暦9月9日頃の月明かりが美しい期間に開催します。鑑賞前には、組踊特有の「唱え」を体験するワークショップを行う他、組踊の歴史や物語について学びます。心地よい海風を感じながら、沖縄最高峰の総合芸術を鑑賞する、優雅で特別な時間を過ごします。



背景
夜の時間が長くなる秋には、沖縄でも昔から夜の時間を楽しむ習慣がありました。都会の明かりに慣れた現代の人々に、夜の静けさや星の瞬き、月の美しさを感じて欲しいと思い、当プログラムを開発しました。旧暦9月9日の「重陽の宴」に合わせて、琉球王朝時代から続く歴史ある芸能と文化を堪能する宴を、月明りの下で鑑賞します。                         *2023年の旧暦9月9日は、10月23日です。
組踊とは
 組踊は、唱え、音楽、踊りで構成される沖縄独自の歌舞劇です。1972年に国の重要無形文化財に、2010年にはユネスコの無形文化遺産に認定されました。中国皇帝の使者である「冊封使」を歓待するため、18世紀初頭に創始され、1719年の冊封儀礼の「重陽の宴」で組踊が初めて披露されました。琉球古来の芸能や故事を基礎に、能や歌舞伎、中国の楽劇からヒントを得て創造され、琉球王朝の文化・教養・芸能の粋が集約された総合芸術と言われています。
参考文献:『「徐保光奉使琉球詩吐船中集」詳解』。18世紀初頭の琉球の文化、芸能、風俗、慣習を再現した漢詩集を解説

「琉球秋夜の調」特徴
1 伝統の演目をオリジナルの演出で、宮廷芸能「組踊」をプライベート鑑賞
 琉球王朝時代の旧暦9月9日には、中国からの使者「冊封使」をもてなす「重陽の宴」が行われ、「組踊」が初めて披露されました。本プログラムでは、星のや沖縄の敷地内にある「道場」を舞台に、当時と同じ演目「執心鐘入 (しゅうしんかねいり)」を披露します。舞台と客席が近く、月明りの下で鑑賞する空間にあわせて、伝統の演目を特別な演出にアレンジしました。歌うような美しい唱えに、華やかな衣装、優雅な踊りを間近で鑑賞します。

2 組踊特有の「唱え」を体験、組踊をより深く楽しむためのワークショップ
宴の前には、組踊の物語や歴史、想いにふれるワークショップを行います。星のや沖縄のスタッフの案内で、組踊の歴史や音楽・踊りについて学ぶ他、立方と呼ばれる演者から、登場人物の性別・身分・役柄によって発声方法を変える組踊特有の「唱え」を体験します。伝統や歴史、実際のセリフを体験したうえで鑑賞すれば、組踊をより深く楽しめます。


3 300年以上の歴史ある菓子と、華やかに香る泡盛を楽しむ
 宴では、冊封使にも振る舞われた「きっぱん」や「ふちゃぎ」などの甘味を楽しみます。きっぱんは、香りのよい柑橘を練り込んだ300年以上の歴史がある菓子で、ふちゃぎは、十五夜などの月を愛でる夜に、今でも沖縄県内で親しまれている餅菓子です。伝統の酒器「カラカラ」で味わう泡盛と共に、優雅な夜を過ごします。


演者所属紹介「琉球伝統芸能デザイン研究室」
琉球伝統芸能デザイン研究室(代表:山内昌也/沖縄県立芸術大学教授・沖縄県指定無形文化財「沖縄伝統音楽
湛水流」保持者)「高貴なうとぅいむち(おもてなし)による伝統と革新」をコンセプトに、伝統的な少人数・小空間にこだわり、琉球伝統芸能の公演を行う。歌三線、舞踊の師範を持つ演者が所属。2020年には、琉球古典音楽と琉球古典舞踊を 1 名ずつで披露する上演スタイルが「グッドデザイン賞」を受賞。

「琉球秋夜の調」概要
期間:2023年10月23日~31日
料金:200,000円(税・サービス料込)*宿泊料別
定員:1日1組(2名まで)
予約:公式サイト(https://hoshinoya.com/okinawa/)にて2週間前まで受付
備考:天候により実施内容が変更になる場合があります。

■星のや
「夢中になるという休息」をコンセプトに、施設ごとの独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。
URL :https://hoshinoya.com

■星のや沖縄

海と共に暮らす、琉球文化を昇華させた「グスクの居館」。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、海に臨む客室や沖縄文化を体験する道場が広がる、沖縄の贅沢を集めた海岸線に沿うリゾートです。

所在地 :〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村儀間474
電話  :050-3134-8091(星のや総合予約)
客室数 :100室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金  :1泊 136,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)*通常予約は 2 泊より
アクセス:那覇空港から車で約1時間(空港リムジンバスあり<有料>)
開業日 :2020年7月1日
URL :https://hoshinoya.com/okinawa/

本リリースに関する報道関係からのお問合せ先
星野リゾート 広報 TEL 03-5159-6323/FAX 03-6368-6853/E-mail pr-info@hoshinoresorts.com

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