手ぶら観光と手荷物預けのDX化に向けたサービス構築を開始

2023年7月3日 月曜日 4:17 PM

 株式会社Airporter(代表取締役 泉谷 邦雄(いずみたに くにお)、以下 Airporter)と株式会社JALエービーシー(代表取締役 中村 誠詞(なかむら せいじ)、以下 JALエービーシー)、一般社団法人関西イノベーションセンター(理事長 早乙女 実(そうとめ みのる)、以下 関西イノベーションセンター)は、手ぶら観光と手荷物預けのDX化に向けたサービス構築を開始しました。  宿泊施設(あるいは市中の特定地点)から国内出発空港を経て海外到着空港へ手荷物を直送するサービス(以下 本サービス)を構築し、海外旅行客の手荷物ストレスの解消、今後懸念されるオーバーツーリズムの解消を目指します。まずは、JALエービーシー協力のもと関西国際空港発のJAL便利用者を対象とした実証実験を開始いたします。なお、この取り組みは、関西イノベーションセンターが運営するイノベーション創出拠点「MUIC Kansai(以下 MUIC)」の課題解決プログラムとして採択され、様々な企業、団体同士の共創を通じて課題解決に繋がるビジネス創出を目指すオープンイノベーションプログラムとして進めています。



本サービスの概要



■ 空港と宿泊施設間の手荷物当日配送を展開するAirporterが、今般、手荷物の受取地を従来の国内空港だけではなく、海外空港にも拡張(除く米国)することで、国内宿泊施設から海外到着空港までの手ぶら観光を可能にします。
■ また、本サービスは、Airporterの手荷物当日配送サービスと航空会社が提供するオンライン(事前)チェックインを組み合わせることにより、搭乗便によっては長蛇の待機列が発生する搭乗手続きのDX化にも貢献いたします。
■ 本サービス構築によって、日本での観光最終日に、搭乗手続きに費やしていた時間を空港におけるショッピングやお食事の時間に活用でき、滞在中に叶わなかった体験や観光地に足を運ぶこともできるようになります。また、本サービスの利用者が増加することで、大きな手荷物を持った旅客が減少し、訪日インバウンド客の本格回復に伴い再発が懸念されるオーバーツーリズムの解消にも寄与することができると考えております。
■ 訪日インバウンド客の多数来訪が見込まれる大阪・関西万博を見据えて、まずは大阪・関西エリアから本サービスの基盤構築を目指してまいります。

実証実験の概要




■ なお、Airporterは現在大阪での手荷物当日配送サービスを休止しておりますが、本実証実験開始に伴い、大阪でのサービス展開を再開いたしました。

今後の展開


■ 本実証実験の結果をもとに、今後は対象エリアやサービス内容を拡充し、大阪・関西万博も見据えたサービスの本格展開を目指します。
■ 将来的には、宿泊施設や駅などに設置可能な専用機器を開発することで、旅客が市中の特定時点で手荷物チェックインを行うことができるような仕組みの構築も視野に入れております。

ご参考:各社概要


■株式会社Airporter
代表者 :代表取締役 泉谷 邦雄
本 社 :東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目三井ビルディング(コレド日本橋)5階
設 立 :2017年11月1日
事業内容:手荷物当日配送とプロモーションサービス
URL  :https://about.airporter.co.jp/

■株式会社JALエービーシー
代表者 :代表取締役社長 中村 誠詞
本 社 :東京都中央区築地3-9-9 ラウンドクロス築地2階
設 立 :1977年12月15日
事業内容:空港宅配サービスなど旅行関連サービスの運営
URL  :https://www.jalabc.com/

■一般社団法人関西イノベーションセンター
代表者 :理事長 早乙女 実
本 社 :大阪府大阪市中央区伏見町3 丁目6 番3 号
設 立 :2020年3月6日
事業内容:会員制イノベーション創出拠点MUIC Kansaiの運営
URL  :https://www.muic-kansai.jp/



<本件に関するお問い合わせ>
MUIC Kansai 問い合わせフォームよりお願いいたします
URL:https://www.muic-kansai.jp/contact/

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