JTBの訪日外国人向けパッケージ旅行「サンライズツアー」にて、文化体験、食体験、アクティビティを楽しむ3つの新コースが登場
JTBグループでインバウンド(訪日)旅行を専門に扱う株式会社JTBグローバルマーケティング&トラベルは、訪日外国人観光客向け国内パッケージ旅行 「サンライズツアー(SUNRISE TOURS)*」において、福岡市、熊本市、鹿児島市と連携し、「九州オーセンティックルート(Kyushu Authentic Route)」を開発しました。オーセンティックとは「本物」を指す言葉で、7月17日から運行を開始します。
歴史や文化を深く知ることに価値を感じる本物志向の訪日外国人のお客様に、福岡市、熊本市、鹿児島市での「文化体験」「食体験」「アクティビティ」を存分にお楽しみいただけるルートです。
新たな人流を創造する「第三のルート」としての位置づけ
サンライズツアーでは昨秋より、地域への訪日人流の創出とオーバーツーリズム(※)の解消を目指した新たなインバウンドルートの開発をおこなってきました。今回開発した新ルートは、昨秋に発表した東京・金沢・京都を巡る「レインボールート(R)」、今春に発表した瀬戸内エリアを周遊する「せとうちシーニックビュールート」に続く、第三のルートと位置付けています。
※オーバーツーリズム:特定の観光地において、訪問客の著しい増加等が、地域住民の生活や自然環境、景観等に対して受忍限度を超える負の影響をもたらしたり、観光客の満足度を著しく低下させたりするような状況。
「九州オーセンティックルート」のポイント
1. 新たな人流創出を目的とした九州を周遊するルート
本ルートには、福岡を起点に熊本~鹿児島と南下するルートと、鹿児島を起点に熊本~福岡と北上するルートがあり、組み合わせて周遊することが可能です。海外から個人で手配するのは難しいエリアですが、本ツアーにご参加いただくことで、さまざまな体験をしながらスムーズに巡っていただけます。航空機を利用しアジア各国から直接九州エリアへ向かう方はもちろん、すでに大都市は周ったことのある訪日リピーターの方にもお楽しみいただけます。
2. 地域の魅力をより深く理解するための”Authentic Experience”
本場の地元グルメを味わったり、文化体験を通じて伝統文化の継承を深く理解したりという、”Authentic Experience(本物体験)”の機会を、それぞれの場所でご用意しました。その土地に精通した通訳ガイドがご案内するので、安心してご参加いただけます。
3. サイクリングで「アドベンチャー・ツーリズム」を体験
欧米の富裕層に人気の“アドベンチャー・ツーリズム”を楽しんでいただけるよう、各地の絶景ポイントをおさえた「九州3都市サイクリング」を組み込みました。鹿児島では活火山である桜島のエネルギーを感じながら、福岡の志賀島では海沿いの絶景と島の人々の生活を垣間見ながら、さらに熊本では水前寺江津湖公園周辺で「水の都」を感じながら、楽しんでいただけます。
商品ラインナップ (全3コース)
1. 九州の歴史と伝統を体感する2泊3日 (鹿児島発 福岡着)
歴史ある名所や寺社を、英語ガイドの説明を聞きながらじっくり巡るツアーです。瞑想体験などもお楽しみいただけます。
<鹿児島>世界文化遺産の仙巌園見学、甲冑体験
<熊本> 説の剣術家「宮本武蔵」の歴史辿り
<博多> 博多織や独楽など伝統工芸の職人実演見学、伝統工芸品おはじき絵付け体験
2. 九州で地元グルメを満喫する3泊4日 (鹿児島発 福岡着)
日本の魅力の1つである「食」にフォーカスし、地元グルメから名店まで、各地のグルメや日本の食文化を堪能できるツアーです。雄大な台地での「アグリツーリズム」体験を通じた地元の方との交流も特徴です。
<鹿児島>桜島での農業体験(野菜の収穫、海藻を利用した循環型農業)、名物の黒豚しゃぶしゃぶ体験
<熊本> カウンター寿司+日本風の居酒屋体験
<福岡> 中洲クルーズと屋台での日本のローカルフード体験
3. 九州の絶景ポイントをサイクリングで巡る2泊3日 (福岡発 鹿児島着)
3日間にわたって、サイクリングを満喫できるツアーです。各地の自然や爽やかな風、そこに住む人々の文化を感じていただけます。
<福岡> 博多湾に浮かぶ「志賀島」サイクリング
<熊本> 水前寺江津湖公園周辺サイクリング
<鹿児島>桜島一周サイクリング
なお、2024年度以降、本ルートを軸にしたその他都市への延伸ルートも開発予定です。
サンライズツアーのサステナビリティへの取り組み
サンライズツアーでは、SDGs推進の一環として、2020年4月に「with SDGs challenge!」プロジェクトを発足し、アフターコロナを見据えたオーバーツーリズム対策を進めてきました。地域への訪日観光人流を創出する新インバウンドルートの開発のほか、サステナブルな商品づくりやカーボンオフセットプランの導入など、サステナブル・ツーリズムへの取り組みを強化しています。さらに、「旅行者」と「地域」と「旅行会社」が一体となった旅づくりを目指しており、旅行者への“レスポンシブルトラベラー(責任ある旅行者)”普及活動も進めています。
このようなSDGs達成に向けたさまざまな取り組みが高く評価され、6月に発表された第1回 「JATA SDGsアワード」 (主催:一般社団法人日本旅行業協会)では、奨励賞(共創部門)を受賞しました。
旅行者と共に“レスポンシブルトラベラー”の輪を広げる9つのActions
サンライズツアーでは、“レスポンシブルトラベラー”の輪を広げることを目的に、具体的な9つのActions(行動)を提案する動画を作成し、旅マエの旅行者の理解を促進しています。またSNS上でも共通のハッシュタグ、「#responsibletraveler」をつけた投稿を呼びかけることで、その加速を目指しています。
■旅行者への“レスポンシブルトラベラー”推進動画
「Journeys We Want to Create with Customers」
■サステナブル・ツーリズムへの取り組み紹介動画
「Further Challenges to Sustainable Tourism」
サンライズツアー*概要
サンライズツアーは、 1964年の発売開始以来、延べ 800万人以上の外国人のお客様をお迎えしてきた日本初の訪日外国人観光客向けパッケージツアーブランドです。 *「サンライズツアー」は株式会社JTBの登録商標です。
ツアーご予約方法
サンライズツアーならびにJTBは、今後も訪日旅行マーケットにおけるサステナブル・ツーリズムを追求し、世界中から日本に訪れる外国人観光客と地域との架け橋となり、観光産業全体におけるSDGs推進に寄与してまいります。
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