300年以上の歴史を経た今もなおピアノは完成していない」と、最高の音⾊を求め続けるデイビット・クラビンス氏により、革新的に生み出され続けるクラビンスピアノは、このたび日本からの受注を開始致します。
ユネスコ無形文化遺産にもなっている「歌の踊りの祭典」に見られる合唱音楽や、日本でも積極的に活動するギドン・クレーメルをはじめ、多くの世界的なクラシック音楽家を輩出している国として知られるラトビアより、世界最高の音⾊とピアノの完成形を求め、ユニークなサウンドと、アヴァンギャルドなデザインの革新的なピアノを生み出し続けるデイビット・クラビンス氏によるブランド「クラビンスピアノ(Klavins Piano)」をご紹介いたします。
世界中に多くのファンを持ち、その至高の音⾊で多くのミュージシャンやアマチュア音楽家に愛されている「クラビンスピアノ(Klavins Piano)」。今回はその豊富なラインアップの中でも特に人気が高いモデル「ウナ・コルダ(Una
Corda)」ピアノが日本に初めて上陸し、発表されます。
ドイツ生まれのラトビア人、デイビッド・クラビンス(David Klavins)氏は1976年からボンという町で中古ピアノの修理の工房を運営しながら、最高の音⾊を求めて自作のピアノに挑戦を始めました。
そして1987年に当時最大のピアノの「MODEL 370」を作成しました。高さ3メートル・総重量2トンという超巨大ピアノで、ピアニストは2階の高さで演奏する構造となっており、通常のピアノには再現できない迫力の低音や、暖かい繊細な中・高音が混在する独特の音⾊が特徴的な楽器であり、当時世界最大のピアノとして、デイビッド・クラビンスにとって初のギネス記録樹立となった楽器でした。このようなバーティカルなコンサートグランドピアノへの挑戦はその後も続き、新モデル「MODEL 470i」のピアノは現在、ラトビアの西部にある都市ヴェンツピルスのコンサートホールLATVIAに組み込まれ、そのエネルギーに満ちた音を実際に体験することができます。「ピアノをコンサート空間に組み込む」という、建設者の当初の意図が初めて表現された世界最大級のアップライトピアノであり、通常のピアノには再現できない表現力豊かな音⾊と、迫力の轟音で聴衆の感動を今も生み出し続けています。
そして、よりユニークなサウンドを求めて、2014年ドイツの有名なミュージシャン・プロデューサーのニルス・フラムとのコラボレーションにより、小型の64鍵盤型の「ウナ・コルダ」ピアノが発表されました。ウナ・コルダシリーズはオープンデザインとなっており、新しいコンセプトで響板と、通常使用される鉄の鋳型の代わりにステンレスフレーム製のフレームが採用されており、各音がただ1本の弦で発音されるという独特のコンセプトを持っています。
現在、ウナ・コルダの音⾊をフルサンプリングしたサウンドライブラリ素材集が、ベルリンの「Native
Instruments」よりリリースされており、誰でもその音⾊を使って音楽制作を行うことができ、それがきっかけで「クラビンスピアノ(Klavins Piano)」の存在を知ったというファンも少なくありません。このウナ・コルダの最新バージョンは、より厳選された木材が豊富に使用されたモデルで、そのユニークなサウンドとフォルムは、David Klavinsの短い来日期間中の7月25日に開催されるプレス向けのイベントにて、リアルタイムでご体験頂くことができます。参加人数が限定となっておりますので、お早めのご応募をお願いいたします。
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