環境省が主導する「自然共生サイト」の認定取得に向けて東急リゾートタウン蓼科にて、生物多様性の取り組みを推進

2023年7月21日 金曜日 12:48 PM

いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を活用し、お客様と生態系の把握・保全

 東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野 浩明、以下、「東急不動産」)、東急リゾーツ&ステイ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:粟辻 稔泰、以下、「東急リゾーツ&ステイ」)、株式会社バイオーム(本社:京都市下京区、代表取締役社長:藤木 庄五郎、以下「バイオーム」)の3社は東急不動産が保有し、東急リゾーツ&ステイが運営する「東急リゾートタウン蓼科」にて、生物多様性の取り組みをお客様に身近に感じていただくことを目的に、お客様参加型の生物調査イベント「たてしなダーウィンツアー」を開催することをお知らせします。


 2021年6月のG7サミットで合意された「G7 2030年 自然協約(G7 2030 Nature Compact)」に基づき、環境省では2030年までに陸と海の生物を30%以上保全することを目標とした「30by30目標」を掲げております。東急不動産ホールディングスでは、「生物多様性のための30by30アライアンス」にいち早く加盟しております。30by30目標の一環として環境省が「自然共生サイト」を認定する仕組みを構築しており、「東急リゾートタウン蓼科」では、環境省が主導する「自然共生サイト」の課題調査事業に参加し、今年度中の認定取得を目指して様々な取り組みを推進しております。

 東急リゾートタウン蓼科は、およそ660haの広大な敷地の一部が国定公園に指定されており、また敷地の一部が森林経営計画に基づいた適切な森林管理によって豊富な生物多様性が守られ、希少種※1であるサンショウクイのほか、多くの動植物が生息しております。東急リゾートタウン蓼科に来訪されたお客様が、豊かな自然を体感し、より身近に感じていただくために、スマホカメラでいきものを撮影するだけで名前を判定できる、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を活用した取り組みを実施いたします。お客様にアプリBiomeをご活用いただくことで、豊かな自然をより身近に体感していただくと同時に、敷地内の生物をモニタリングすることも可能になります。集積されたデータは、蓼科におけるネイチャー・ポジティブに向けた取り組みの推進に活用される予定です。
※1 「環境省レッドリスト2020」において、「絶滅危惧II類」に指定。

■ いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」を活用した取り組み
「森のいきもの大捜査!たてしなダーウィンツアー」
実施期間:2023年7月21日(金)~2023年8月31日(木)
実施エリア:東急リゾートタウン蓼科
イベント参加に関するお問合せ:蓼科タウンセンター TEL:0266-69-3211

上記の期間中、アプリBiomeでは、クエスト※2「森のいきもの大捜査!たてしなダーウィンツアー」が配信されます。参加者は、東急リゾートタウン蓼科の敷地内で、植物や昆虫などのいきもの探しに挑戦し、クエスト達成を目指します。
※2 「クエスト」は、Biomeに実装されている独自のゲーム機能で、動植物の写真を撮影・投稿することで一定の条件を満たすと達成できます。
※7/22、29、8/5、12、14、17、19、26はネイチャーガイドによる生き物観察ガイドツアーも実施予定。(有償、雨天中止)

【参加方法】
(1)「Biome(バイオーム)」アプリをインストールする。
⇒ダウンロードはこちらから(iOS・Android共通リンク)https://biome.co.jp/appredirect/

(2)東急リゾートタウン蓼科の敷地内で動植物を撮影してアプリに投稿する。
(対象エリア内での投稿は自動的に該当のクエストに反映されます)

(3)10種類の動植物の投稿で、クエスト達成。

■ 東急不動産ホールディングスグループが推進する生物多様性の取り組み

 東急不動産ホールディングスでは、土地利用・資材調達の原資となる自然資本の枯渇や、調達コスト増大リスクを避けるため、2011年に生物多様性方針を制定するなど早期より取り組みを開始しました。土地開発の恩恵を受ける東急不動産ホールディングスグループのビジネスにおいて、生物多様性は重要課題の一つと捉え、都市と地方、それぞれの特性を活かした取り組みを進めるほか、国際的枠組み構築の進捗に従い、より踏みこんだ取り組み目標の設定と、社内方針や行動計画の策定を進めております。
 特に都市やリゾートの主要な施設運営では、生態系調査などを通じ周辺生態系の把握・保全に努めるとともに、施設を利用されるお客様や地域と一緒に生態系について学ぶ機会を作ることで生態系に寄り添った施設運営に取り組んでおります。

■ 「東急リゾートタウン蓼科」の施設概要
 東急リゾートタウン蓼科は長野県中部、八ヶ岳連峰北端の蓼科山・北横岳の西側に広がる自然豊かな山岳高原リゾート地の蓼科に位置する東急不動産が開発する複合型リゾートです。およそ660ha(東京ドーム約140個分)におよぶ広大な敷地の中には本格的なゴルフコースをはじめ、スキー場、テニスコート、さらに別荘、ホテル、温泉スパ、レストランなどの施設が整う、「遊ぶ・泊まる・食べる」がひとつになったトータルリゾートライフが楽しめむことができます。
 近年は森のアクティビティやグランピング、ワーケーションといった、地域の共有財産である森との調和やサステナビリティを包含し、地域住民・タウン内従業員が一体となった地域課題解決・自然保護を目指した取り組み、「もりぐらし(R)」を推進しています。https://www.tateshina-tokyu.com/ 


所在地:長野県茅野市北山字鹿山 4026-2 東急リゾートタウン蓼科
交通:【車】中央自動車道「諏訪I.C.」より約18km
      中央自動車道「諏訪南I.C.」より約20km
      上信越自動車道「佐久I.C.」より約46km
  :【電車】JR中央本線「茅野駅」よりタクシーで約35分
       シャトルバス(東口)で約45分

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