2023年11月3日(金・祝)正午より大阪国際会議場で開催される『世界がん撲滅サミット2023 in OSAKA』(
https://cancer-zero.com)。
このたび、その公開セカンドオピニオンに診療看護師の荒木田真子氏が登壇することが決定した。
診療看護師を初めて耳にする方も多いに違いないが、医師、薬剤師のほかの職種と連携・協議を図り、一定レベルの診療を行いながら患者のQOLを向上させるために意思疎通を図り、患者に寄り添うように任務を遂行する看護師のことだ。日本では2008年から大学院修士課程で行われ、2023年4月現在、全国で759名の診療看護師が活躍している。
わかりやすくいえば、医師目線を持ちつつ、同時に患者のために院内で陰に陽に活躍する看護師のことである。
米国では医師に代わり処方箋を書いたり、特定の医療行為を行うことできるが、日本ではこれからこうしたスキーム構築が急がれる職種ともいえる。
荒木田真子氏は現在、東京女子医科大学活躍する日本の診療看護師の草分け的な人物であり、若きリーダーのお1人。さらに荒木田氏に憧れて診療看護師を目指す女性も多い。
その荒木田氏はこう言う。
「私はこれまで手術看護を行ってきましたが、2019年診療看護師資格を取得し,卒後1年目は内科外科を含む6診療科で研修を修了後、心臓血管外科で診療看護師としての活動を開始しました。診療看護師として患者さんの術前術後管理を医師とともに調整しながら活動しています。日々の中では患者さんが理解できるように説明を行い安全安楽に実施することを心がけています。病棟では、術後食事が進まない患者さんの食事内容の調整も行いますが、何気ない患者さんの声から、身体診察を行い脳卒中が疑われたため、医師へ調整しCT検査実施後に術後脳梗塞が見つかった事例もありました」
つまり医師が見落としたり、気づかない点をカバーする貴重な存在なのである。
ところでこれまで公開セカンドオピニオンは医師中心で進められてきたが、これについて代表顧問の中見利男氏はこう語っている。
「世界がん撲滅サミット2023 in OSAKAでは、これからがん患者の皆さんに心臓や脳梗塞のリスクを回避し、医師に聞けないことも、たとえば荒木田先生のような診療看護師や看護師の皆さんにご質問をいただく、いわばがんを中心とした総合病院化を進めていきたいと思います」
つまり今後、公開セカンドオピニオンではがんに基づく他の疾病対策を念頭に入れてバージョンアップを図るということだ。
そのスタートが診療看護師の荒木田真子氏ということになるだろう。
荒木田氏は「患者さんにも、一緒に働く仲間にも、できるだけタイムリーな関わりが行えることを配慮し、お互いがWIN-WINな関係になれるよう存在でありたいと心がけております。本会を通じて『診療看護師』を知っていただく機会になればと思います」と意欲をみせている。
皆さんも世界がん撲滅サミット2023 in OSAKAで診療看護師について知識を豊かにしてみてはいかがだろうか。
ただ今、『世界がん撲滅サミット2023 in OSAKA』大会HP(
https://cancer-zero.com)よりエントリーを受付中。入場は無料。
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