「ギンザ・グラフィック・ギャラリー第396回企画展
「グラフィックパーク」と題した本展は、小杉幸一氏が手掛けてきた広告デザインやキャンペーン、CIデザイン、ブランド開発などの代表的な仕事ごと包みこむ、遊び心満載の広場となります。ぜひ童心に帰って、クリエイティブという未知数の世界を体感ください。会期は08月21日(月)まで、ぜひお立ち寄りください。
展覧会情報
この夏、ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)は、アートディレクター/クリエイティブディレクターの小杉幸一 氏による、奇想天外なテーマパークに変容します。
小学生の頃から絵を描くことが好きだった、でも描くという行為そのものよりも、人に喜んでもらうことが嬉しくてとにかく描いていた、と小杉氏は自身の幼少期を振り返っています。似顔絵は家族が、マンガは友人が喜んでくれたから、と。まさに名は体を表す。大人になった‘幸一少年’は今、デザインを通して、世の中に前向きでハッピーなメッセージを発信し続けています。
「デザイナーやアートディレクターは、形をつくるだけの人ではなくて、考え方を翻訳してつくる人」と表現する小杉氏。共有することが難しいクライアントやプロジェクトチームの考えや感覚を、自分という主観を通して言語化し、視覚化することを彼は“翻訳“と呼ぶ。博報堂に入社して数年、佐野研二郎氏の仕事をじっくり観察しながら、自分ならではのアウトプット術を磨いていった小杉氏。その修行の成果が、人の幸せを喜びとする‘幸一少年’の天分と融合し、既存のさまざまな枠を軽やかに超えていく唯一無二の“翻訳家”となることができたのでしょう。
「グラフィックパーク」と題した本展は、小杉幸一氏が手掛けてきた広告デザインやキャンペーン、CIデザイン、ブランド開発などの代表的な仕事ごと包みこむ、遊び心満載の広場となります。ぜひ童心に帰って、クリエイティブという未知数の世界を体感ください。
出版
『gggBooks-134 小杉幸一』(64ページ)
イベント
イベントの開催につきましては、このWebサイトにて最新情報をご確認ください。
小杉幸一
アートディレクター/クリエイティブディレクター
神奈川生。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。
博報堂を経て、2019年「onehappy」を設立。
「コミュニケーション人格」デザインでその企業や商品やサービスのキャラクターを明快にし、クリエイティブディレクション、アートディレクションを行う。
〈主な受賞歴〉 東京ADC賞、カンヌライオン国際広告祭デザイン部門〈GOLD〉、JAGDA新人賞、JAGDA賞、D&AD、NY ADC、ONE SHOW〈GOLD〉、ACC賞〈GOLD/ SILVER〉、JRポスターグランプリ最優秀賞、朝日新聞広告賞、ギャラクシー賞、ADFES 〈GRANPRIX〉、釜山広告祭〈GRANPRIX〉、フジサンケイグループ広告大賞優秀賞、インタラクティブデザインアワード、Spikes Asiaなど国内外多数受賞。
東京ADC会員、JAGDA会員、JIDF会員、多摩美術大学統合デザイン学科非常勤講師。
基本情報
会期
2023年07月11日(火)~08月21日(月)
会場
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg) 1F / B1
104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
Tel:03-3571-5206/Fax:03-3289-1389
開館時間=11:00a.m.-7:00p.m.
休館=日曜・祝日
入場無料
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)について
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ginza graphic gallery)は、グラフィックデザインの専門ギャラリーとして3つのgの頭文字から「スリー・ジー(ggg)」の愛称で親しまれています。1986年、グラフィックデザインと密接なかかわりを持つ大日本印刷株式会社は、文化活動の一環として、創業の地であり、画廊のメッカでもある銀座に、gggを設立し、展覧会やレクチャーの開催、gggBooks等の出版活動を継続し、多くの方々にグラフィックデザインの素晴らしさと出会う機会をご提供しています。
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